ガンダムOO統括・・・
まあ、いろいろ言いたいことはございますが・・・
まずはキャラ一人一人に焦点を当てていきましょう。
冒頭からいきなり瞬殺され、ヘタレキャラ街道まっしぐら、所詮当て馬とか末はジェリドとかさんざん言われながらなぜか2期にもしっかり生きてるっぽいパトリック・コーラサワー。
数多くの名言・迷言を生み出し、作品を象徴するような燃えキャラとして君臨したグラハム・エーカー。
「俺がガンダムだ!」に代表される電波発言・行動を繰り返し、地味キャラから真の主人公へと成長した刹那・F・セイエイ・・・
マイスター唯一の良識人として、逆に目立つ事に成功したロックオン・ストラトス、…そういや、おいらの中ではディアッカで固定していたなぁ(苦笑
二重人格者としてインパクトを強めたアレルヤ・ハプティズム、
潔癖なまでにソレスタルビーイングに忠実だった絶望先生ことティエリア・アーデ、
経験豊かで男らしさに溢れる生粋の軍人、セルゲイ・スミルノフ、
・・・などなど・・・
まさにキャラクターの一挙一足一動に注目する、
キャラクターによって牽引される物語だったと思います。
主人公が目立たない・・・確かに最初は全然目立っていなかったなぁ刹那(苦笑)
でも、主人公だけに引っ張られて他のキャラがおざなりになるのは正直好きじゃありません。
後半、主人公の出番を奪いまくり、挙句、話を散々ぱらひっかきまわした種死なんざ、最悪なアニメだと思います。
種死ファンには申し訳ないけどね。
武力による紛争根絶をテーマに掲げ最初のあたり「ガンダムW」のパクリなんていたわけだけど、そんなことはなかったんじゃないのかな?
まあ、俺的には、テーマ自体はどうでもよかった部分もあるんだけど(爆)
重要なのは、それに絡んだメインキャラ達の生き様であり、誰もがそれぞれの正義、信念、本能に従って戦っているということ。
ガンダムマイスターや各国の軍人たちは勿論、サブキャラである絹江とかもね(途中で死んじゃったけど)。
あの最終決戦とて、ソレスタルビーイング側に正義があったとは言い切れない。
人殺しの数ならばソレスタルビーイングの方が遥かに上だとおもう。
しかし、それで面白さが削がれたかといえばそんな事はほとんど無い。
登場人物への共感とは一切無関係に盛り上がれた。
それこそが、派手な演出であり、声優の熱演であり、道理を勢いで押し流すシナリオの結実・・・なんだろうね。
最終回の評価というなら、種や種死ははるかに超えた。
少なくとも、キャラクターやシナリオの魅力ならばとうに凌駕していますね。
もっとも、種死に至っては嫁の好みで突っ走った挙句、どっちらけになってしまったわけですが…
とにかく・・・・・・
面白かった!!
面白かったぞ!!ガンダム00!!!
種死ファンの方へ…私は種死の前半部分、少なくとも前半部分はまだいいんです。が、後半、少なくとも、最終話は正直どうかと。
キラENDで終わらせるにしても主人公であるシンを無視するのはなんだかねぇ…。
「FINAL PLUS ~選ばれた未来~ 」でのラストにもつながらない、実際、シンは「デスティニープラン」には疑問があったみたいだしね(露骨な反対の態度は取っていなかったにしろ)。
あそこで、シンとキラが握手をさせるのであれば最終決戦の場(議長VSキラ)の場に、シンの立ち会わせるべきじゃなかったのかなぁ・・・?
アスランにフルぼっこにされ、月においてけぼりにされ、ふと気がつけば戦争が終わっていた。そんで久々の故郷で墓参りに来たらアスカ一家を皆殺しにした(?)張本人、キラと引き合わされ・・・、
和解しろだぁ?本当に嫁によってめちゃくちゃにされたストーリーだなぁって思いますよ。MSや当初のストーリーは悪くない(個人的に)だけに本当に残念です。
『…理解は出来ても、納得出来ないこともある!』(by アスラン・ザラ)
種死に関してはこの一言に尽きますね。
・・・
あ、そうそう。2期に続くにあたり…
なぜそこにルイスがいる!?
ティエリアとルイス?繋がらないんだけどなぁ…、ソレ☆スタとは別の組織を立ち上げる気・・・か?
で、ようやく、しっかり拝ませて頂きましたよ。
Oガンダム。
中央寄せ
