何故カーシャンプー洗車が必要なのか？

こんにちは！シュアラスターの中里です。
今回は新車に最適な洗車メンテナンスをご紹介します。

新車のうちは、基本的には
カーシャンプー洗車＆ワックス掛けで充分です。

定期的なメンテナンスを心がけることで、
新車の輝きをいつまでも保つことができます。


●何故カーシャンプーが必要なのか？

まず始めにボディの基材（鉄板、アルミ、プラスチック等）を長期間保護して
同時に美観を与えるのが塗装の役割です。

塗装塗膜厚は全体で50～120ミクロン程度です。概要としては、
下塗り、中塗り、上塗りが基本的に自動車塗装ですが、
さらにもう一層加え、トップコートを施しています。
※成人男性の毛髪の太さは、80～90ミクロンと言われています。

カーシャンプーの主成分の界面活性剤（泡）には、
デリケートな塗装を優しく洗う、３つの効果が期待できます。

１）　汚れを落としやすくさせる
２）　ボディの滑りを良くする
３）　（摩擦を軽減させることで）洗車キズを防ぐ



通常の水洗いよりも汚れが落としやすく、
また摩擦効果が軽減することで洗車キズを付きにくくし、
デリケートな塗装を優しくケアすることができます。


●シャンプー成分・界面活性剤について

界面とは、二つの性質の異なる物質の境目（境界面）の事で、
混じり合わない物質の間には、必ず界面が存在します。

空気と自動車の界面、ボディと水の界面、水と空気の界面等、
たくさんの界面が存在します。

界面活性剤とは、このような界面に働いて、
界面の性質を変える物質の事を言います。

例えば、混じり合わない水と油にも界面が存在していますが、
界面活性剤を加えると界面の性質を変え、
水と油を混じり合わせることができます。

界面活性剤の分子は、得意な構造をしています。
一つの分子の中に水となじみやすい部分（親水基）と
水になじみにくい部分（疎水基）とを持っているため、
水と油の中を取り持ち、多様な働きをすることができます。