こんにちは!シュアラスターの中里です。
ワックスやコーティングの前に行う下地処理。
下地処理の出来栄えによっては、仕上げのクオリティや
ワックス、コーティングの耐久性が大きく変わってしまうほどです。
下地処理のポイントは、いかに塗膜の平滑化を取り戻すか、
その一点にありますが、走行中の車には様々な不純物が降り注ぎ
塗膜に付着します。
それらを取り除くために有効なのが、ネンドクリーナーです。
水垢クリーナーでは落とせないボディ塗装面についたザラザラを落とします。
サビの原因となる鉄粉・塗装ミスト・虫の死骸・鳥の糞など、
頑固な汚れをスッキリ落とし、ボディをツルツルにします。
使用方法はシンプルです。練り込み、柔らかくしたネンドクリーナーを
手のひらの中で遊びをもたせながら、塗装表面を軽く滑らします。
この時のポイントは、決してネンドクリーナーを強く車に押し付けないこと。
余分な圧力は、ネンドクリーナーの油分を車に押し付けることにもなるので
注意が必要です。やさしく押さえ、手のひらの中でコロコロ動くように作業
していても、十分に鉄粉を除去することができます。
■使用方法はコチラ!(基本編)
ネンドクリーナーを練り込みながら柔らかくしていきます。適
度に柔らかくなったら1cm 以上の厚みで表面を平らにし手の
ひらサイズにします。気温が低い場合などはあらかじめぬるま
湯で柔らかくします。
適度に柔らかくなったら上の写真のように手のひらに収まる
るように成形します。付属のテスト用ビニールで乾いた塗装
面の鉄粉をチェックして、ボディ表面がどうなっているかを確
認。これで準備OKです。
塗装面の水分が乾燥してくると、ネンドクリーナーが動きづら
くなることがありますので水を流しながらネンドクリーナーを
動かします。ネンドクリーナーが汚れてきたら汚れた面を中に
練り込み、常にキレイな面で作業します。
除去した鉄粉を水で洗い、流します。ネンドクリーナーの後
は、ネンドクリーナーの油分が付着したりする場合があります
ので、手のひらで直接最終確認。この後スピリットでボディ表
面を整えることをお勧めします。
■慣れてきたら時間短縮!
重要なポイントは…
●ネンドクリーナーは平らに形成する!
●水を流しながら作業する!
●ネンドクリーナーを車に押し付けない!
【関連ページ】
⇒仕上がりを左右する下地処理~水垢除去
⇒仕上がりを左右する下地処理~鉄粉除去
【関連動画】
⇒動画で見る。ネンドクリーナーの使用方法
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Posted at
2013/10/04 17:20:19