こんにちは!シュアラスターの中里です。
前回「
何故ワックス掛けが必要なのか?」
という記事をご紹介させていただいたところ、
嬉しい事に多くの反響をいただきました。
そして、この記事を受けて多く寄せられたご質問が、
「ワックスとコーティングはどちらがいいの?」というものでした。
どちらが良いかと申し上げると、これはお好みになってしまいます。
●艶・光沢を重視するならば固形ワックス
「艶・光沢を重視するならどちらがいいの?」というご質問ならば、
回答としましては「固形ワックス」と言えるでしょう。
これは、ワックス被膜の方が、コーティング被膜よりも厚みがあるため、
塗装面をより平滑にし、光の乱反射を押さえてくれるからです。
また良質のカルナバ蝋を含有した固形ワックスは、
塗装本来の深みのある光沢をもたらします。
そのため、艶・光沢を重視される方には、
固形ワックスをお薦めしております。
●コーティング剤の成分について
JIS規格の定義に準ずる試験によって、
撥水性が1ヵ月以上持続するものをコーティング剤として規定しています。
また、きらびやかな光沢をもつのもコーティング剤の特徴です。
コーティング剤は、親水型コーティングと撥水型コーティングに分類できます。
撥水タイプ(写真左)とは水滴が水玉を形成するものであり、
一方親水タイプ(写真右)は、水が膜状になって流れるものです。
親水タイプには、ガラス系(珪素系)、ガラス系(珪素系)+他樹脂があり、
撥水タイプには、シリコン系、フッ素系、とそれら複合系が主流となります。
~ガラス系コーティングとは…
ガラス系コーティングはガラス状の薄い膜を作ります。
濡れたままのボディに塗布できる簡単施工です。
~フッ素/シリコン系コーティングとは…
水や油を寄せ付けない強い性質に加えて、成分に水や界面活性剤等が
含まれないため被膜が壊れにくく長期間撥水性が持続します。
同じコーティング剤でも種類も性能も様々です。
ワックスの艶を選ぶか、コーティング剤の手軽さを選ぶか、
はたまた、コーティング剤の中でもどれを選ぶか、
愛車を守るための楽しい悩みは尽きませんね。
是非お好みでお選びくださいませ。
Posted at 2013/05/21 14:15:59 | |
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