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エンジンパワーを上げるのと車体を軽くするのとどっちがいいのか。
MG-TFにHONDAのK20のエンジンを積んだサイトがあるが、重量増は避けられない。

現行のエンジンをいじるという選択も考えたが、まずは軽量化を進めたい。

第１弾としてチタンマフラー化。

現在社外のマフラーをつけているが、出口部分を除いた重量が６．４kg。


この周囲を覆っているステンをチタンに材料置換する。ただそれだけ。部分チタンマフラーとも言えよう。

まずチタン板（1mm）とマフラーに穴を開ける。


続いてステンを切っていく。ステンの厚みは2mmだった。


そのあとはチタン板を巻き付け、穴にリベットを打ち込んでいく。こう書けば簡単だが、たった1mm厚でも体重を乗せないと上手くマフラーに巻き付いてくれない。事前に開けた穴とも微妙にズレが生じ、そのたびに穴を開け直す。

そして最後はプロに依頼し、溶接してもらう。


肝心の軽量化はというと0.8ｋｇ減。


排気漏れ対策で液体ガスケットを塗ったため見た目は悪くなったが、なんとかなったことには満足している。
バイクのマフラーではもっと肉薄のチタンを使っているが、クルマだと1mmでよかったのではないか。たまたまこれより薄いチタン板が見つからなかっただけではあるが。