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2016年12月27日 イイね!

エンジン計測作業その1

計測作業は正直面白くない。だがいいエンジンを組もうと思ったら避けて通れない。仕事だと思ってきちんと取り組むべき。手を抜けばそれ相応の結果しか得られない。
というのも初めてバイクのエンジンをばらし、カスタムパーツを組んだ時に先輩に言われた言葉が「お前のバイクには頼まれても乗らない」だった。その理由は何も計測せず目の前のパーツをただ組んだからだという(それだけではないだろうが)。サービスマニュアルに従って組んで別にトラブルは発生しなかったのだが・・・。

まずは簡単な重さを測っていく。
これまで使用していたはかり(右)では200gまでしか計測できないため、今回デジタルクッキングスケール(左)を購入した。


300gまでは0.1g単位で計測できるため、これまで使っていたはかりよりも使い勝手がいい(ただし、正確性についてはどうなんだろう。これは重さを測る時に付きまとう問題で、0.14gのものを0.1gと表示する一方、0.05gのものも0.1gと表示するようであれば、その誤差は場合によっては無視できなくなるのではないか)。

まず測ったのはピストン。
純正(計測用の新品。以下同様)は212.4gだった。


オメガの鍛造は228.5gが2個、228.6gと228.7gが1個ずつで純正より約16g重い。その理由は素材自体の重さとピストントップの厚み、スカート部分の頑丈さだろう。


次にピストンピン。
純正は72.8gで鍛造用のは64.2gが3個、64.5gが1個だった。



その両者の差は鍛造用のピン穴がテーパー状になっているのとそもそもの肉厚のため(材質に違いがあるかどうかは分からない)。


ちなみに長さは一緒だった。


そしてトータルでは組み合わせによっても違うが鍛造のほうが7.4g重かった。



ピストンリングもあるが、これはそんなに重さの差はないはず。むしろシリンダーに入れてギャップを測ることが重要だ。またピストンピン抜け止め用のガジョンピンは無視できる。

測定しながらあれこれ考えていきたい。
Posted at 2016/12/27 23:39:01 | コメント(2) | クルマ

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「[整備] #スーパーセブン16Kスポーツ ピストンに付着したカーボン落とし https://minkara.carview.co.jp/userid/1737905/car/2440577/7946778/note.aspx
何シテル?   09/24 10:07
MasaGotoです。 チューニングやサーキット走行などあれこれ構想するのが私のみんカラの使い方。 特にエンジンについてどういうパーツを使おうとか、どこまで...
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