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2022年03月06日 イイね!

他人のKシリーズエンジン組み立て方と比較

私は2017年1月からKシリーズエンジンを組み立てた(エンジン組立作業その1)が、その2年後に同じくKシリーズエンジンを組み立てていた方がいたのを最近知った。
せっかくなので比較してみたい。

エンジン腰下がクルマに載ったまま作業したのは一緒。
私はヘッドに関して面研や擦り合わせをプロに依頼したが、ku-engineeringさん(修復作業開始1日目)は自分で何とかしている(オイルストーンで当たり面を研磨したり、ストレートエッジを当てなかったりと私からすれば信じられないが)。

ライナー交換も交換後にストレートエッジを当てていないのも一緒(ライナーのブロック接触面に液体ガスケットを塗った以上、その厚み分変化するため当てる必要がある)。
ちなみにIain Ayre (著)「Rover K Series Engine: Maintenance, Repair and Modification」には以下の記述がある。
With the cylinder head removed, use a straight edge (such as a steel ruler) and feeler gauges to check that the piston liners are sticking up proud of the top of the engine block by up to 4 thousandths of an inch (0.025mm). This helps to achieve a good seal for the head gasket.
もし突き出し量が違っていたら、いったんライナーを外してやり直しか、あるいはライナーを加工するかだと思う。

ヘッドとブロックの合体だが、私はガスケットをそのまま置いたのに対し、ku-engineeringさんはさらに液体ガスケットを塗っている。その理由として「メタルガスケットのテフロンコーティングシールだけでは不安なので耐熱液状シールを本体ブロック側に薄く塗ります。」ということだが、私の理解としてはガスケットがつぶれることで気密性が保たれるが、液体ガスケットを塗るという行為はガスケットが若干つぶれなくなるため、逆効果だと思う。金属同士が直接接触するオイルパンには当然塗らないといけないがヘッドに液体ガスケットは必要ないだろう。
Posted at 2022/03/06 22:39:15 | コメント(0) | クルマ

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