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2016年09月11日 イイね!

黒と金

黒はそのままクロと読めるが(コクという読み方もあるが)、金は場合によってキンなのかカネなのか文脈で判断する必要がある。今回はマネーではなくカラーなのでキンだが、ゴールドとすると元素記号Auを意味することもある。日本語の読みは何かと複雑だ。

以前、サーキット用のTE37の色を塗り替えたいと書いたが、暑さが多少和らいできたこの時期にホイールの色を塗り直した。

当時は缶スプレーを吹いて色をチェックしたが、どこかのブログでゴールドに塗るには下地は黒でないといけないような記述があったため、あの缶スプレーは白いホイールにそのまま吹いたことからもしかしたらそんなに悪い色ではないのかもしれない(これについては後述する)。
しかし今回は自分で色を調合し、スプレーガンを使用することにした。

ぺいんとわーくす
2液型ウレタン塗料のゴールドメタリック調色セット
2液型ウレタンプラサフの黒
を購入した。その後このショップのHPでゴールドの下地には実はプラサフはグレーがいいとあったので、ちょっと心配になったが・・・。

せっかくだからとタイヤショップでFタイヤを外してもらい(Rタイヤはすでに外してあった)、ホイールだけにした。タイヤがついたままだとやはり作業しづらい。


まずは黒のプラサフを吹いた。タイヤを組み込んだ時に見えなくなる部分には塗らなかった。

タイヤバルブはあえてそのまま塗った。外すとペイントの乗りが悪かった場合、そこからエア漏れするかもしれないと思ったからだ。マスキングすらしなかったのはこのタイヤバルブは今度タイヤをはめ込む際にはゴム製のものにするつもりだから。

そもそもアルミの地肌ではないためプラサフが必要でないという話もあるが、練習がてらという意味とやはりホイールの裏側は黒に塗っておきたかった(表面がゴールドで裏側がホワイトというのはカッコ悪い)からだ。

次に説明書どおりに色を調合し、ゴールドを吹いた。赤っぽいゴールドよりは青みがかったゴールドが好みだが、色合いは実際に吹いてみないと何とも言えない。


これも裏側は一部だけゴールドにペイントした。
時間がなかったため、クリアを吹くのは次回。

ホイールのペイントに先立ちリアブレーキローターを缶スプレーで塗った。元のローターは黒で塗られていたが結構サビが発生していたためだ。パッと見はいいがこの色でホイールは塗りたくないな。


時間がなくてフロントブレーキローターは塗れなかった。
Posted at 2016/09/11 22:18:01 | コメント(1) | 日記
2016年09月05日 イイね!

Timing その1

9月第4週のS.W.中に走行会があり、その後10月に入ってからもまた同じ走行会があるため、カム交換時期はその間にしたい。それまでまだ時間があるため、いろいろと学習したい。

やること自体はそんなに難しいことではない。TDCをきちんと出したうえで、ハイカムを正しく組み込み、そしてバルブクリアランスをチェックする。
ここでTDCについて。
まず当たり前のことだが、ピストンはシリンダー内を上下に移動する。ほとんどの場合、今あるピストンの位置から上に行くか下に行くかだが、必ず下にしか行かない位置がある。それがTDC(トップデッドセンター、上死点)。あるいはもっと簡単に言えば、ピストンがシリンダー内の真上に来た位置がTDC。
ただ、どこの位置がTDCなのか、理屈では分かっていても実際にここだと決めることはかなり難しい。


このようにシリンダーから直接クランクシャフトにアクセスできればダイヤルゲージを用いて正確なTDCを出すことは可能だが、上昇中のピストンの動きが止まり、続いて下に下がる直前までは結構クランクが回転するため、ここだと決めるのは容易ではない。

なぜTDCが重要なのか?
TDCを正確に出さないまま組むと最悪ピストンとバルブが接触してしまう。もちろん、純正では十分なクリアランスがあるためほぼTDCだろうといういい加減な作業でも問題ないが、バルブのリフト量が大きいハイカムを入れる際にはこのTDCを確認するのが重要なのだ。

ちなみにサービスマニュアルに書かれているTiming PositionはTDCの90度手前。この位置ではピストンが横一列に並んだ状態で、バルブとピストンの接触はありえない。ただエンジンチューナーはきっとこう言うだろう。「エンジンとクランクプーリーに刻まれたものなど誰が信用するか!」と。バルブクリアランスの測定に妥協は許されない。


ちなみに手元にあるバイクのエンジンの合わせ位置はこんな感じで、流れ作業でやる分にはいいだろうが、正確性を求めるならこんなのを頼っていてはいけない。これはすでにこのエンジンでカムスプロケに長穴加工をしてバルタイを調整した経験から言えること。

ふだんエンジンを組むこととは無縁のシロウトにとってカム交換は作業そのものが難解に思えるが、実はプロは測定を重視していると思う。「自分の目で確かめた以上、間違いはないはず」という確信こそが重要だと思うのだ。

参照
K-series Cam Shaft Timing
Timing
Posted at 2016/09/05 00:30:20 | コメント(0) | クルマ

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「[整備] #スーパーセブン16Kスポーツ ピストンに付着したカーボン落とし https://minkara.carview.co.jp/userid/1737905/car/2440577/7946778/note.aspx
何シテル?   09/24 10:07
MasaGotoです。 チューニングやサーキット走行などあれこれ構想するのが私のみんカラの使い方。 特にエンジンについてどういうパーツを使おうとか、どこまで...
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