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2016年10月20日 イイね!

今回のハイカムについての考察

ハイカムを入れ、その後そのネガを解消したが、しょせん素人の取り付け。プロの作業に比べてハイカムの性能は十分に出せていないと考える。もちろん、プロでもピンキリ。私がやったようにただ置き換えしかしないのであれば、パフォーマンスに差はほとんど出ない。しかし、しかるべき工賃できちんとした作業をするプロなら、もっとパワーが出るエンジンになっているはず。

それというのも今回、正確な上死点すら出しておらず、単に合いマークに頼っただけの作業。別名サル作業。もちろん、量産エンジンの組み立てもそういうこと。

上死点を出すにはこのダイヤルゲージを使う

しかし、エンジンチューナーはもっといろんなことを考えている。せっかくの調整式カムプーリーだが、もしそれをいじろうと思えば、最初からきっちりやらないと最悪ピストンとバルブが当たるかもしれない。そんなリスクを考えたら、オーバーラップをどうするとかいう話ではない。

普通の分度器2つでもよかったが気分的には全円分度器がいい。

バイクのキャブに例えて言えば、レーシングキャブを取り付けてセッティングを出さないようなもの。
しっかりとした解説のK-series Cam Shaft Timingというサイトがあるのだから、よく読んで何をすべきか理解せねば。


だから今のカムはLE1812だがそれよりもワンランク下のLE1811をプロがきっちり組んだエンジンよりもパワーが出ていないのではないかと思っている。

とりあえず組んだだけのこの状態からさらに上を目指せないか。

カムを妥協せずに組むべきか、それとも現状のままで社外のコンピューターを導入するべきか。自分の実力では妥協せずにカムを組むレベルにはないだろうからプロに依頼することになる。また社外のコンピューターを入れてもセッティングなどしたこともない。
ということでここからは費用対効果の問題。

このLE1812が本領発揮できるには本来ヘッドをいじらないといけないのかもしれないが、まだ何も不具合が出ていないのにヘッドを外すのは好ましいこととは思わない。もっともヘッドガスケット抜けの予防作業としてやっておいてもいいのだろうが、まだその距離(75,000キロと考えている)には達していない。
一歩ずつステップアップしていくのがいいのだろう。それができるのがこのクルマの楽しいところでもある(ただし壊さなければ・・・)。
Posted at 2016/10/20 21:59:46 | コメント(0) | クルマ
2016年10月16日 イイね!

ハイカム交換後のセミロングツーリング&オプミ初参加

ハイカムにしてから発進時がちょっとやだな~と思っていたが、パーツレビューにあるプラズマブースターを装着し、そのまま長野に向かった。


いきなり美鈴湖

ビーナスラインにある美ヶ原高原美術館からここに至るまでの道は舗装林道だが、MGにとってみればこのくらいのくねくねした道がベスト。後ろからバイクが来たが、下りだったのでストレートはスローダウンし、コーナーで引き離す余裕があった。バイクが先行していたら、ストレスが溜まっていただろう。

別な道(麦草峠?)では登りでも善戦できた。ストレートが長ければ前に行かせるが、コーナーが続く場合は追われる楽しみを味わう。でもこっちがスピンした時にバイクは回避できるんか?
その逆を考えてバイクがコケた時にこっちは回避できないと思うから、バイクの後は追わない。


御坂峠の天下茶屋
この道もMG向きだと思うが、途中から路面にブラックマークがついていた。


そしてこの日向かったのはみんカラのオプミ


その多くはサーキットで巡り合う人々とは違ったいじり方をしていた。ひと段落ついたらきれいなクルマ作りをしたいと思った。
Posted at 2016/10/16 20:54:11 | コメント(2) | クルマ
2016年10月02日 イイね!

Timing その2

Timing その2今回はバルブクリアランスの測定に焦点を当てていくが、その前に前回の「ピストンとバルブの接触」について補記しておく。







よほどの間抜けでない限り、合いマークを無視してエンジンを組み、ピストンとバルブを当ててしまうなんてことはない。それならなぜピストンとバルブの接触を心配するのか?

それはハイカムを組みリフト量が大きくなったせいで、いい加減なTDCだと軽い接触でも気が付かないというヒューマンエラーによるものと、そしてこっちのほうが多分もっとあると思うが、高回転まで回した時にカムの回転にバルブが追従できなくなるサージングによるものがある。サージングが起きないようにハイカムによっては強化バルブスプリングが必要なものもある(LE1812は不要)。

今回問題とするのはバルブクリアランスをどう測定するか?
バルブとピストンのクリアランス測定には通常、ピストンの上に粘土を乗せて行う。このやり方はシリンダーヘッドが外してあるこのバイク用のエンジンだからできるが、今まさに動いているMGのエンジンでは冷却水やエキマニを外す作業が必要となるため、不採用。

プロは初めてのエンジンでなければ、このバイクのエンジンのようにスペアエンジンなどを使ってデータを取っているはず。

ちなみに100均で買ったこの粘土は品質が良くない。そこでボディの鉄粉落とし用粘土を使ってみたが今度は固すぎる。プロは納得のいく測定ができるようにこの粘土の固さにもこだわるのかもしれない。

いちいちはがさずノギスでクリアランスを測定すれば、粘土の固さは不問だろう。


今回はこのようにヘッドを外さない。
要はクリアランスが分かればいいのだがどのように測定できるのか?
プラグ穴からはんだか何かを挿入し、上死点でつぶれているかどうかを見るのも一案。しかし、たとえはんだがすずの含有量が高く柔らかいとしても、シリンダー内に落ちたらどうなるのかは未定。無用な危険は冒したくない。
ポンカム(純正カムと置き換えるだけのハイカム)ということを信じてクリアランスの測定なしで作業を進めていく。

A/F計でとりあえず現状を把握しておいた。

Posted at 2016/10/02 06:50:19 | コメント(0) | クルマ

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「[整備] #スーパーセブン16Kスポーツ ピストンに付着したカーボン落とし https://minkara.carview.co.jp/userid/1737905/car/2440577/7946778/note.aspx
何シテル?   09/24 10:07
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