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2016年12月18日 イイね!

エンジン分解作業その1

ヘッドを外すには、ヘッドカバーを外してヘッドボルト(このKシリーズの場合、貫通ボルトという表現のほうがいいかもしれない)を外す必要があるが、そこに至るまでにはいろいろと外さなければならない。

これまでタイベルを外す際、直接取り掛かっていたが、今回はよりスペースがあるといいだろうということで、前回作業したバットレスを外すことから始めた。


続いて冷却水を抜く。ホースが結構硬かったが、再使用するためなるべく傷つけないようにずらした。


次にセーフポジション(ピストン4つが同じ高さにあり、カムが勝手に回ってもピストンに絶対に接触しない状態)にしてから、いつものようにスターターを外し、そこに専用ツールを入れてフライホイールギヤを固定し(これでクランクシャフトも絶対に回らない)、インパクトレンチでクランクプーリーボルトを緩めた。その後、カムギヤの間に専用ツールをはめ込み、カムが動かないよう固定し、タイベルを外した。


画像はないがエキマニを外し、その後インマニを外す。
Fのプラスチック一体式と違ってアルミ製の分割式。バイクのエアクリは不要と判断して叩き壊したこともあり、仮にF乗りだったとしたら、この分割式にするのを前提に破壊したかもしれない。


上半分外して分かったことだが、1番のインジェクターがきちんと固定されていなかった。これは多分、前に燃料レギュレータープレッシャーをいじった時にここだけちょっとロックを外したからだろう。燃料漏れは恐らくそのせいだった。


しかし、下半分の取り外しは結構苦戦した。

ヘッドにボルト7本とナット2個で固定されているが、下のボルト4本はラチェットが使えず、手持ちのメガネレンチでなんとか外せた。


しかし取り付けのことを考え、曲がったメガネレンチを購入した。

昨日交換に必要なパーツの画像を投稿したが、以下、肝心のヘッドボルトやら強化オイルレール。


ほかにもまだウォーターポンプなどのスペアパーツがある。
まだ壊れそうでもないし、交換しなくてもいいかなと思うが、また出先でトラブってレッカーのお世話になることを考えれば、ここで交換しておく方がいいのかもしれない。
Posted at 2016/12/18 00:26:20 | コメント(1) | クルマ
2016年12月17日 イイね!

エンジン分解整備に着手

今年も残すところあと2週間でまさに忘年会シーズンたけなわ。
秋に手にしたオートメカニック11月号ではばらしたホンダのB18Cエンジンの組み立てを特集しているが、これを読んでいたせいもあるのだろう。高回転型エンジンにするためにはエンジン内部のパーツを交換しないといけないと思い、少しずつパーツを集め始めた。

肝心の鍛造ピストンと強化シリンダーライナーはまだ購入していないが、それ以外のパーツがそろったのでいよいよ作業に取り掛かる。

ここには写ってないが、ピストン交換でコンロッドを取り出したら、コンロッド大端部のメタル(親メタル)も交換すべきだあったので親メタルも用意した。

ヘッド周りではKENT社製の強化バルブスプリングとスチール製リテーナーにするほか、コッターやステムシールも新品にする。
まずはヘッドを外す。ヘッドを外さないで作業することもできるが、今回はピストン交換をしなければならないため、ついでの作業となる。
エンジン機械加工業者には面研とバルブ擦り合わせをお願いする。早くヘッド単品にして依頼しないと完成が来年にずれ込んでしまう。
はたして燃焼室がどういう状態なのか、楽しみ。
Posted at 2016/12/17 01:52:45 | コメント(1) | 日記
2016年12月10日 イイね!

ヘッドガスケット交換プラスアルファ

ヘッドガスケット交換プラスアルファ







このアルファにはこの時期にやろうとしているピストン&スリーブ交換が含まれるが、なかなかその部分に関して重い腰を上げられないでいる(まだパーツが全部そろっていないせいもあるが)。頭の中でやるべき作業を何度もシミュレーションしているが、そこで大事なのは予期せぬ事態に遭遇することをどれだけ考えられるかに尽きる。すなわち、最悪途中でボルトを折ってしまうなど、そういうシーンをより鮮明に思い浮かべておくこと。そうすれば、慎重に作業に取り組めるからだ(車の下敷きになる自分の姿を想像したら、ジャッキアップだけで車の下に潜ろうとはしないだろう)。シロウトなんだから、慎重すぎるくらい慎重になるべし!

この意味のアルファではなく別のアルファもある。
それは最近、ネットで見つけたとても有用な英文のサイト(https://awj99.wordpress.com/rover-k-series-the-ultimate-head-gasket-replacement/)を理解することだ。このサイトはMGFではないが同じKシリーズエンジンのヘッドガスケット交換について書いており、上に書いたようなサービスマニュアルだけでは見落としやすい箇所を補ってくれる。
それは最初のページの真ん中にある
I decided to document the repair here, take a few photographs and give a few tips to anyone who is talking the job themselves, it’s not difficult and doesn’t need a huge number of special tools.
という表現に示されている。

別にこのサイト全文を翻訳しないと先に進めない訳ではないし、他のKシリーズオーナーのためにボランティアで翻訳するつもりもないのだが、参考までにこの長い一文の最初の部分を理解してみよう。

I decidedは「私は決心した、決めた」でいい。
何を決めたのかというとto document the repairだが、ドキュメントって何かすぐに出てこないかもしれない。そんな時は英和辞典を引くと(ネットの翻訳機能を使ってもいいが)、記録するとある。そこで何を記録するかというとその次のリペア(repair)。すなわち修理だなと分かる。
そこで、この著者は修理を記録することを決めたんだなと理解できる。
そんな要領でやっているのがもう1つのプラスアルファだ。

ただ実際に翻訳するとなると、「私は修理を記録することを決めた」という単純な日本語への置き換えで済ませてしまっていいのかという問題が残る(例えば、大学入試の英文和訳問題でこのように答えたとして何点もらえるんだろう)。
修理を記録するという怪しげな表現より、作業記録(あるいは修理記)をつけるとするほうがより日本語らしい(でも英語圏の人はdocument the repairと言うんだ。不思議だ・・・)。

そしてリペアの前にザ(the)があるがこれをどう処理するか?ザというのは初級英語で習う「その」という意味で、この場合、後の単語(この場合はリペア)と結びついてその修理となるが、その修理とは何のことか?もちろん、ヘッドガスケット交換のことだ。
だからここまでを自分が普段みんカラに書いているのと同じ口調で訳す(この著者も自分のブログに投稿しているので同じような口調で投稿していると推測できる)と、「私はヘッドガスケットの修理記を書くことにした」となる。

先に全文を翻訳しないと書いたが、抄訳くらいはしてもいいかと思う。ただ作業中に撮った画像とともに示すことになるため、はたから見てこの著者の書いた英文の翻訳なのか、それとも私が作業をした際にそういうことだったのかという形で表記するかは分からないだろうが。
Posted at 2016/12/10 22:49:32 | コメント(0) | クルマ
2016年12月04日 イイね!

ハイカム導入以降その費用対効果

10月にDIYでハイカムを入れた。ただ交換しただけなのでこのカム本来の性能は発揮できていないように思うが、プロに依頼してバルタイを調整してもらった場合、どれだけパワーアップが見込まれるのだろう?
仮にノーマルに比べて現状で7馬力アップしていて、バルタイ調整でさらに3馬力アップするのであれば、そのままでいいやと思う(馬力が全てではないのは言うまでもないが)。
しかし現状4馬力アップでプロがさらに6馬力アップしてくれるのであれば、やってもらおうかと思う(バルタイ調整だけならそんなに工賃もかからないとは思うが、きっちりやるプロは上死点を出すことからしっかり作業するため意外に金がかかるかもしれない)。

以上がバルタイ調整に関して考えているところだが、今回着手しようとしているのはどちらかというともっと過激なエンジンにしたいが今後何をどうするのかということだ。

1.今の純正書き換えコンピューターを社外のフルコンに交換する(要セッティング)
2.フルコン導入後の高回転に耐えられるようヘッドをチューニングする

現在取り組もうとしているのが後者で、具体的には強化バルブスプリングやスチール製のリテーナーの組み込み。強化バルブスプリングは高回転で生じるサージングの防止ということでいいが、鋼鉄製のリテーナーが必要な訳とは?純正部品は焼結金属のため割れるのだという。高回転回していたらエンジンブローって笑えない!

もちろん吹け上がりの良さを追求するなら
3.軽量フライホイールに交換する
というのもありだが、これはエンジンを降ろした時用に取っておく。

その代わりになぜか今回、鍛造ピストンを組み込む(ついでに強化スリーブも)。別に今のピストンでもこのハイカムでは問題ないのだが・・・。圧縮比を高くしようとしているのか?
ちゃんとした理由はあるが今は言わないでおく。

ヘッドは単に部品交換だけでいいのか?加工するのもいいが、削りすぎてそのまま廃品にしてしまうこともありうる。
そしてハイカムに合わせて4連スロットルを導入してはどうか?

これらについては果たして費用対効果の観点からどうなんだろう?
ただ今回はより高回転を狙うのであって、燃焼室に入るエアの増量が目的ではない。もちろん、エアの増量を目指すならオーバーサイズのバルブと交換してもいい。ただ、このヘッドではそうするつもりはないが・・・。


手元にあった中古のオイルポンプをばらしてみた。シールがもはや供給されないためゴミ箱行きが決定しているが、詳しくは次回。
Posted at 2016/12/04 22:14:35 | コメント(0) | クルマ

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何シテル?   09/24 10:07
MasaGotoです。 チューニングやサーキット走行などあれこれ構想するのが私のみんカラの使い方。 特にエンジンについてどういうパーツを使おうとか、どこまで...
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