モンツァの決勝は毎年のように波乱が起きる
スタート直後の1コーナーなのですが
まさかのスタート時にライコネンのマシンにアンチストールが入ってしまい
今季初のフロントロウから最後尾へ…
マシンはスタートできたので最悪の結果にはならずに済んだのが
不幸中の幸いでしたね。。
この要因も多少はあったのかどうか…
1コーナーはやはり数台がコースをはみだしてしまいます。。
ライコネンのトラブルのあおりを受けてしまったのがロズベルグ
結果的に6位まで下がってしまうことに、、、
他にも数台がオープニングラップでピットインします。
フェルスタッペンは予選時のカウル破損でのドライブスルーペナルティです。
さらにロータスは2台ともトラブルでリタイア。。。
その後、レースは徐々に落ち着いてきます。
スタートでつまづいたライコネンですが
4周目には11位まで回復、上位を狙っていきます。
ただピットインのタイミングではこんな場面も…
必要以上にスピードを下げすぎたために
危うく後続車に追突されそうに〜
一方、こちらも最低表彰台が欲しいロズベルグですが
スパのセッティング失敗から修正したウィリアムズをなかなか抜けず…
結局ピット戦略でのアンダーカットで2台をなんとかパスします☆
上位2台ですが、ロズベルグとは違い新スペックのエンジンのハミルトンは
どうにも手がつけられない状況。。
ベッテルに対して1周当たり0.5秒のギャップをつけていき
レース中盤でこのような状況になってしまっています。。
序盤のバタバタの中、うまく9、14位までジャンプアップしていた
マクラーレンですが、やはりマシンのスペックの差が大きくでてしまう
モンツァですから徐々に順位を下げてしまい
アロンソに至ってはリタイアになってしまいます。。
中盤以降落ち着いていたレースはですが、
一瞬で目を覚めさせるシーンが〜
メルセデスのピットが慌ただしくなってきます!
ハミルトンに何かあったのか無線で意味深な指示が飛びます。
結果的にこれが今レースから適用になったタイヤプレッシャー(空気圧)
のレギュレーションで前戦のスパでタイヤのバーストが数台発生したことから
ピレリの指定する圧以下で走行するとペナルティの対象になることから
ペースを上げてタイヤに熱を入れる指示だったようです。
レース後に審議にもなりましたが、今回はお咎めなしの結果に。
(今回はスタート時のタイヤプレッシャーについてですが)
さらにメルセデスに不幸が…
エンジン不調でカナダから使っていた古いエンジンに交換していた
ロズベルグですが、残り3周でマシンがついにブロー
レースでの走行距離と走ったサーキットを考えると仕方ないですね。。
これで表彰台が転がり込んできたマッサは表彰台でも大喜び♪
ボッタスにもチャンスはあったのですがもう少しでしたね。。。
レッドブルも2台とも最後尾グリッドからのスタートで
このモンツァでトップ10に入っていましたし、
マクラーレンやロズベルグなど一部のチーム以外には(笑)
結果には満足したのでしょうか。。。
そして一番満足だっただろうドライバーはベッテル
F1キャリアでこの場面は見たかったんでしょうね〜
「気持ちでは勝利以上」とコメントしています。
これにはこちらのお二方も脇役になってしまいましたね。。。
Posted at 2015/09/07 12:29:36 | |
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