2020年09月08日
いつものレース前のエンジニアとの
打ち合わせ中の和やかなガスリーでしたが
この2時間後に。。。
スタートはボッタスが失敗し6位まで後退
この後は他のマシンとのトレイン走行で
熱に辛くなり何もできずに終わってしましました。
そしてアルボンも
ガスリーと接触してしまい後退です。
最初のリタイアはベッテル
ブレーキトラブルでバリアに激突です。
そしてその後はハミルトンが独走し
ノリス以降がトレイン走行です。
20周目、ホームストレートで
マグヌッセンがストップ
トラッキング情報を見ると、このタイミングで
ガスリーがピットへ入っています。
この後、黄旗→SCへ
それとともにピットエントリーも
クローズの措置が取られるのですが
このタイミングでハミルトンと
ジョビナッツィがピットへ。。。
左上にあるLED表示盤のX点灯が
ピットエントリークローズの表示
ピットへはインへ入るのに
指示はアウト側にあるので
見づらいのはありましたが
それはそれで規則的には完全にアウトです。
2台には10秒Stop/Goペナルティと
大きいペナルティの裁定となりました。
この段階で上位を見ると
ハミルトンはペナルティで実質最下位
そしてストロールもタイヤ交換をしていないので
ガスリーが実質トップに立っています。
そして再開後の次の周回
今度はルクレールがパラボリカでクラッシュ
再度SCから今度は赤旗中断になりました。
これで助かったのがストロール
中断中にタイヤを交換することができます。
ハミルトンはスチュワードへ…
ペナルティの根拠の確認を
行なっていたみたいです。
しかし、キックボードで走り回っているとは
タフさにビックリです。
レース再開はスタンディングスタート
すごく新鮮な感じがしました。
今度はストロールがスタートで順位を落とし
さらにハミルトンがすぐにペナルティを消化
ついにガスリーがトップに立ちます。
ライコネンの頑張りもあって
サインツとのギャップは
一時期4秒まで開きました。
レース中盤になったこのタイミングで
フェルスタッペンがトラブルでリタイヤ
ハミルトンが後退したレースで
ポイントを取らなくてはいけないのに
かなり痛いポイント0になりました。
ガスリーとサインツとのギャップは
ファイナルラップにはDRS圏内に入りましたが
時すでに遅しでガスリーは逃げ切りです。
そしてハミルトンは最後尾から
怒涛の追い上げ…ファイナルラップに
オコンをパスし7位でチェッカーと
ファステストラップポイントもゲットです。
そして歓喜のチェッカー
トップ4台全てが初勝利だっただけに
特にサインツは悔しかったでしょう。
そしてチームにとっては
トロロッソの時の雨のレースを制した
12年前のベッテルから
2勝目もまたモンツァになりました。
サインツは
元トロロッソドライバーだけあって
アルファタウリのクルーに祝福するシーンも
ガスリーは表彰式後も表彰台に残り
昨年のスパで亡くなった
ユベールのことを考えていたようです。
表彰台の面々も全てフレッシュです。
ピットインでサインツをサポートした
ノリスはストロールの0ピットに
表彰台がこぼれ落ちた感じです。
ボッタスは最後まで熱で苦戦し
全く何もできなかったレースでしたが
しっかりとポイントをとるあたりが
2ndドライバーとして仕事をしています。
最後のレースとなったクレア=ウィリアムズに
チェッカー後2台のドライバーが無線を入れ
目頭が熱くなるシーンもありましたが
最後は笑顔で終えました。。
Posted at 2020/09/08 09:25:53 | |
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