2021年04月21日
予選中継の際にも
「決勝は雨の確率高いですから。。」
とは言っていましたが…
決勝直前に結構な雨が降り
コースはこんな感じ。。
しかしコース全体が降っているわけではなく
場所によってはドライに近いことから
各チームはタイヤの選択に悩みます。
フォーメーションラップ前にも
難しいコンディションで
コースアウトするマシンが数台
ベッテルはマシントラブルで
ピットレーンからのスタートです。
時間が経つにつれ路面は少しづつ改善し
スタート時点でのタイヤは
ガスリー、オコンとハースの2台以外は
インターを選択です。
まだインターではきついのか
ルクレールがコースアウト
フォーメーションラップ中だったので
ポジションは落とさずに復帰
そしてやっとスタート
ハミルトンに対しレッドブルは2台
ペレスに気を取られた隙に
フェルスタッペンが前へ
結果的にこれが勝負を分けました。
後続ではラティフィとマゼピンが接触
ラティフィはリタイヤ
早速SC導入です。
さらにSC中にまたしてもハース
シューマッハがウエービングでスピン
自業自得というのか
自ら落としたデブリのせいで
ピットレーンがクローズしてしまい
フロントウイングがないまま
数周を走行する羽目になりました。
そしてペレスもコースアウトしましたが
SC中に順位を戻してしまい
イエロー中の追い越しでペナルティです。
レースが再開されると
ウエットタイヤ勢が苦戦し始めます。
ガスリーは次々とパスされ苦戦
こちらも苦戦中のボッタス
抜きづらいコースで
さらに難しいコンディションです。
一時期はフェルスタッペンに
差を広げられたハミルトンですが
反撃し始めます。
20周を過ぎるとタイヤがキツくなってきた
マシンからピットへ入ります。
30周を過ぎる頃には
ほとんどのマシンがドライへ交換です。
かなり差が縮まってきているところへ
うっかり濡れている場所から
追い抜きを仕掛けたハミルトンは
コースアウト
フロントウィングを壊しながらも
なんとかコースには復帰したタイミングで…
今度はボッタスとラッセルが接触
2台のマシンが
大量のデブリを撒き散らしたことで
赤旗中断となります。
わたくし個人的には…
タイミング良すぎじゃない???
と思っていますが
ハミルトンにとってはラップダウンを
取り戻すことに成功しました。
普段なら赤旗中断後の再開は
スタンディングスタートとなるのですが
今回はコンディションを考慮して
ローリングスタートとなりました。
角田は濡れている路面を走行してしまい
スピンでコースアウト
ペレスもコースアウトで一気に後退です。
レース再開後、ハミルトンは
いまだ難しいコンディションながらも
次々とパスしていき
最終的には2位まで取り戻します。
後方の混乱をよそに
フェルスタッペンは危なげなくチェッカー
今季初勝利です。
レース後、ストロールとライコネンに
タイム加算ペナルティの裁定で
それぞれ8位、13位と後退
ベッテルも言っていましたが
ペナルティの裁定が出るのが遅いですね。
ガスリーはタイヤの選択ミスで
一時は最後方まで下がってしまいましたが
我慢のレースで結局は7位フィニッシュ
角田にとっては勉強のレースでした。
Posted at 2021/04/21 13:26:22 | |
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