2021年06月23日
決勝の日曜日は曇天で涼しくなり
気温で5℃、路面温度は13℃も
低いコンディションで
これが各マシンを苦しむことになりました。
予選でクラッシュした角田は
ピットレーンスタートを選択しました。
スタートは悪くなかったのもの
追い風となった1コーナーで
プッシュアンダーを出したか
フェルスタッペンがコースアウト
なんとか1ポジションダウンで復帰です。
低い温度でタイヤグリップが
作動して来ないのも影響しているようです。
以前のポールリカールは
追い抜きが多かったイメージでしたが
今回はトップ3台が抜け出し
少し離れてペレス
さらに少し離れてサインツからの
10台以上のトレインの展開です。
決勝でのペースが悪いフェラーリ
グリップダウンに悩まされ
15周目に最初のピットインです。
トップ集団ではアンダーカットを狙った
ボッタスが18周目
カウンターでフェルスタッペンが
次の周回でそれを防御すると
その次の20周でピットインしたハミルトンを
アンダーカットに成功し、トップへ復帰
ペレスはタイヤを持たせる戦略で
スティントを伸ばし24周目にピットへ…
フェルスタッペンはハミルトンに
10周に渡りプレッシャーを受けますが
30周を過ぎたあたりから
トップ3台が各々無線で
「このままでは最後までタイヤは持たない」
とアピールしてくると
徐々にメルセデスは離れていきます。
もう1ピットをどうするのか
各チーム悩んでいるところに
先に動いたのがレッドブル
スペインGPでハミルトンにされた
作戦をやり返す戦略です。
タイヤを交換したフェルスタッペンは
ハミルトンより2秒速いペースで追い上げです。
メルセデスもカウンターをしたかったのですが
ここで邪魔になるのが
比較的タイヤが新しいペレスの存在
前戦でもハミルトンは
ペレスに苦しまされているだけに
これでは入ることはできませんでした。
フェルスタッペンは44周目にボッタスをパスすると
終盤にハミルトンに追いつき
残り2周でパスしてトップへ…
ペレスもタイヤが終わってしまった
ボッタスを49周目にパスし
2戦連続の表彰台です。
フェルスタッペンはそのままトップチェッカー
前戦での借りを返しました。
トップ2チームの後ろはミディアムで
1stスティントを伸ばす戦略を行なった
マクラーレンの2台でした。
フェルスタッペンは
ファステストポイントもゲットで
一気に8ポイントを離しましたが
抜かれたハミルトンもダメな時も
大崩れしないレースはさすがです。
ストロールはほぼ最後尾から
入賞圏内でフィニッシュ。
交換したパーツが旧型だったこともあった
角田は早い段階でタイヤが終わってしまい
13位でフィニッシュです。
ガスリーの7位フィニッシュを考えると
やはり課題は予選ですね。。。
Posted at 2021/06/23 04:52:15 | |
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