2022年05月24日
決勝前のレコノサンスラップで
各マシンは感触の最終チェックを行う中
予選でDRSトラブルが起きたフェルスタッペン
そしてガスリーはギリギリまでガレージ内
ピットクローズ直前でコースインです。
そしてPUを交換したアロンソは最後尾から
スタートタイヤはハミルトンのみ
ミディアムでスタートです。
今回はグリッドのインアウトの
アドバンテージが少なかったものの
トップ争いには変動はなく
上位ではサインツが後退
そしてハミルトンとマグヌッセンが接触
両マシンとも最後尾へ後退です。
この混乱の中、アロンソは
一気に15位までジャンプアップ
シューマッハも6位へ上げますが
こちらはレースが進む中徐々に後退していきます。
風によるダウンフォースの変化で
7周目にコースアウトしてしまったサインツ
一気にポイント圏外まで下がります。
さらに同じ場所でフェルスタッペンも
コースアウト
こちらはペレスの後ろの4位で復帰です。
フェルスタッペンはペレスのサポートで
すぐに3番手に戻しますが
DRSトラブルが再発
ラッセルも水温の上昇のトラブルで
両者決め手に欠く展開
両マシンは同じタイミングでピットインで
順位に変動はなく2位争いは膠着です。
フェルスタッペンの後退で
楽勝の展開となったルクレール
国際映像にも映らなかったマシンが
久しぶりに映ったのがトラブル発生という
皮肉なタイミング
スローダウンでまさかの0ポイントで終了です。
トップの脱落でラッセルは
今季初メルセデスによるラップリーダーに。
DRSトラブルでコース上では抜けないと
判断したレッドブル
通常2ピット戦略のところ
3ピット戦略で前に立つことを選択
一方、ペレスは自力でトップへ立ちます。
ソフトというアドバンテージもありますが
フェルスタッペンはわずか7周で
ラッセルの真後ろへ追いついたところで
ラッセルがピットへ
フェルスタッペンはもう一度ピットへ入るので
オーバーカットを狙いに
ハイペースを維持する作戦です。
その2周後の38周目ペレスがピットイン
当然トップで復帰します。
フェルスタッペンは45周目にピット
ラッセルの前に立ちオーバーカット成功
レッドブルの1-2となります。
そのまま今回はペレスにトップチェッカーを
受けてもらうのかと思った49周目に
チームオーダーでペレスは順位を譲ることに
ペレスは少し不満でしたが
そもそもペースが違っていたので
これはチームとしては仕方のない判断です。
そしてシーズン序盤で45ポイントあった
ルクレールとフェルスタッペンが
逆転した瞬間でもあります。
序盤で最後尾まで下がったハミルトンは
徐々に順位を上げ
得意のロングスティントで
スタートグリッドに近い5番手へ…
ここでピットで7番手で復帰です。
アロンソもポジションを11上げているのですが
実質ポジションを13上げているハミルトン
今回のドライバーオブザデイとなりました。
終盤、ラッセルはボッタスとの差を見て
ファステストラップを狙いにピットへ
それを見てレッドブル2台もピットへ入ります。
余計なトラブル回避から
フェルスタッペンはファステストを狙わず
今回はペレスがファステストポイントを取りました。
そして4番手争いは
ミディアムでのロングスティントで
ペースが落ちてきたボッタスに
サインツとハミルトンが襲いかかり
ボッタスは一気に6番手に
ハミルトンは一時サインツもパスしますが
序盤でラッセルが起きた水温トラブルが
ここでメルセデス2台とも危険な状態で
仕方なく再逆転されます。
そしてポイント圏の争いでは
前回決勝で全くペースの上がらなかった
角田が我慢のレースで
なんとかシューマッハをパス
ガスリーの前になり1ポイントをゲットです。
当初ではさすがに今回はフェラーリ優勢と
思われていたスペインを
レッドブルが1-2とファステストという
完勝でチェッカーです。
そして今季2度目の表彰台のラッセル
全て5位以内でハミルトンにも
倍のポイント差をつけることに
アロンソも最後尾スタートから
ポイントゲットです。
Posted at 2022/05/24 05:46:22 | |
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