2022年06月14日
スタートを狙っていたペレスに
1コーナーで刺されたルクレールは2位へ
ルクレールにしてみれば、間違っても
セカンドドライバーに接触するわけには
いかないことも影響したか
ここから仕切り直しです。
荒れることが多いこのコースで
オープニングラップは
落ち着いたスタートとなりました。
後続ではラティフィがグリッド上で
時間外にマシンに触れてしまった
チームクルーの違反で
10秒ストップ/ゴーのペナルティです。
周回が進むにつれて
ペースの伸びが鈍くなるフェラーリに
レッドブルは接近戦
フェルスタッペンのセッティングが
決勝向けであれば
予選のパフォーマンスは納得です。
上位3台にさらに遅れだしていた
サインツでしたが
9周目に油圧計トラブルでリタイア
まさかこの時は、この後の
フェラーリPU勢が壊滅までは
予想できませんでした。
サインツのマシンがエスケープゾーンに
ストップしたことによりVSCが導入
上位陣ではレッドブルの2台以外が
ピットインです。
ステイアウトしたレッドブル
ペレスよりペースが良かったフェルスタッペンと
15周目に順位を入れ替えます。
そして18周目にペレスが
その次の周回にフェルスタッペンがピットへ
当然ルクレールの後ろでの
コース復帰になりましたが
当初想定された1ピットではなく
チームはマルチストップになると
判断しているようです。
中盤グループでは
ペースが良くないのに直線番長の
アルピーヌの2台がそれぞれ
隊列の先頭に立つ展開
これにはハミルトンも苦戦です。
1台になってしまったルクレールを
後ろからどう攻略するのかと
思っていた矢先の20周目
今度はトップを走行していた
ルクレールのマシンに白煙が…
これでレース前半でフェラーリ全滅です。
さらに25周目にはアルファロメオの
周 冠宇もトラブル発生でリタイヤ
これでフェラーリPU勢3台目のストップ
後続を引き離す絶好調レッドブル
フェルスタッペンの担当エンジニアが
ペースコントロールをするのに必死です。
33周目今度はマグヌッセンも
ルクレールと同じような症状でリタイア
これでフェラーリPU勢4台目のストップ
結局残ったのが
ボッタスとシューマッハのみでした。
マグヌッセンのリタイアで再度VSC導入
レッドブル2台は
当然このタイミングでピットへ
フリーストップでトップ2をキープです。
このVSCでステイアウトしたのが
アルファタウリの2台
このままピットへ入っても
アロンソの後ろでトレインとなるため
上位フィニッシュのために
ギャンブルを仕掛けました。
ハミルトンにはパスされてしまいましたが
これは想定通り、ガスリーは
ベッテルの前の5位フィニッシュでした。
レース後半はサバイバル
ポーポイジングのマシンに与える影響か
角田のマシンは
リアウィングが割れるトラブルで
オレンジポールの指示
同じくポーポイジングで
背中にダメージのハミルトン
ラッセルもFPでアピールしていました。
フェラーリはチェッカーを待たずに
閉店ガラガラ(笑)
翌週はカナダで移動大変ですしね♪
レッドブルはライバルの脱落で
楽勝でトップ2チェッカーと
ファステストをゲットです。
表彰台のもう一人はラッセル
開幕から8戦全てトップ5以内継続中です。
昨年表彰台のベッテルが今年も6位
アロンソも7位と歴代チャンピオンが
並んでいます。
そしてコンストラクターズポイントでは
フェラーリがレッドブルに
大きく水を開けられたばかりか
メルセデスにヒタヒタと35ポイント差まで
迫られています。
速さはないものの
トラブルがないメルセデスと
速いがチームがやらかすミスや
マシンのトラブルがここにきて露呈のフェラーリ
うさぎとかめのような展開になってきました。
Posted at 2022/06/14 03:10:17 | |
トラックバック(0) |
F1 | 日記