2022年11月02日
各マシンがしっかり決めたスタート
しかしラッセルが
フェルスタッペンを牽制するあまり
隙を見せたスペースにハミルトン
そしてコース外へ押し込まれた挙句
さらにペレスにまで付け込まれ一気に4位へ。。
この辺りはベテランの2台が上手いですね。
各マシンのスタートが揃っていただけに
大きな順位変動が起きなかったスタート直後です。
しかし、それは序盤だけではなくなっていました。
コースレイアウトや高地の影響で
ブレーキ及びエンジンが高温になりやすいので
DRSが使えても思ったより前のマシンに近づけず
お互い牽制している周回が続きます。
タイヤに苦しんで最初に動いたのがストロール
他のマシンが1ピット戦略を想定する中
2ピットを余儀なくされます。
上位陣で最初に動いたのがペレス
しかしピットのミスで一気に7位へ
一方、フェルスタッペンの方はミスはなく
3位で復帰です。
ピットで出遅れたペレスはコース内で
ルクレールをパスしますが
実際にはルクレールがピットインし
あまり大きなアドバンテージとはなりませんしたが
やはりここは地元
パスするシーンでは大きな歓声が上がりました。
そしてトップのフェルスタッペンに
なんとかついつきたいメルセデスの2台
ハミルトンは30周
さらに遅らせたラッセルは35周にピットへ
どちらもミディアム→ハードへ
これがメルセデスの今回最大の失敗で
他にも最終スティントをハードを選択した
マシン全てがレース後半の路面温度低下に対応できず
ペースが上がらない状態へ
実際にギャップ推移を見ても
レース中盤では大きく変化はないのですが
ここから終盤にかけて
ハード勢のペース悪化が顕著に
角田はソフト→ミディアムと
追い上げが可能なペースで
このまま行っていればポイント圏に入るかもと
思えたところでリカルドに追突されリタイア
割り切って抜かせる選択もありましたが
この場所で無理な追い越しはあり得ません。。
当然リカルドには10秒ペナルティの裁定
そして終盤にはハードでのペースダウンに
苦しみながらもポイント圏内を走行していた
アロンソがまたしてもマシントラブルでリタイア
さすがにマシンを降りた時に感情が出ていました。
コース上でのストップでVSC導入でしたが
ピットへ入るマシンはなく
レースはそのまま再開
フェルスタッペンは
メルセデス2台のペースダウンもあり
楽勝のポールトゥウイン
ペレスも3位とダブル表彰台となりました。
フェルスタッペンはこれでシーズン14勝と
シーズン最多勝を記録
あとは最多勝率の記録だけとなりました。
ただ、ペレスのピットミスがなければ
1-2も見えていただけに作業ミスの検証は必要
メルセデスはレッドブルに近づいてきていますが
フェラーリは50秒、60秒遅れと惨敗でした。
Posted at 2022/11/02 22:31:34 | |
トラックバック(0) |
F1 | 日記