2023年06月21日
金曜〜土曜日にかけて
大荒れの天候となったモントリオール
しかし、気温はそこまで高くなく
それ以上に路面はダスティなまま
レコノサンスラップを迎えました。
これはスタートにも影響し
2番手のアロンソの加速が鈍り
1コーナーでハミルトンが先行します。
元々思ったより抜きどころが
少ないコースですが
ラインを外すとグリップが下がるので
抜けずにトレイン状態へ。。
当然序盤での順位変動は少なめです。
予選でQ1敗退とペナルティでほぼ最下位からの
スタートとなった角田は
オープニングラップを終え、すぐにピットへ
SC/VSC導入率が比較的高めのコースで
これらを期待しつつ、クリーンな空間で
徐々に前との差を詰める作戦です。
8周目サージェントがトラブルでマシンストップ
VSC導入とはなりましたが
コース外へのエスケープが近いこともあり
すぐに解除となりました。
スタートでアロンソをパスし2番手へ上がった
ハミルトンでしたが
その後はペースが上がらず
フェルスタッペンとは差が開く一方
アロンソとはDRS圏内
そこにラッセルが追いついて3台のバトルへ。。
しかしそのラッセルがクラッシュ
SC導入となりました。
このタイミングでフェルスタッペンは
すぐさまピットへ
ハミルトンとアロンソもピットです。
ピット作業のミスがあったハミルトン
アロンソとニアミスとなりましたが
ペナルティは結局ありませんでした。
この後方でもノリスとアルボンが
同様な事態となりやはり審議の結果
ノーペナルティとの裁定です。
このSCでステイアウトしたのが
4〜8番手のマシン
ペレス、マグヌッセン、ボッタスは
スタートタイヤがハードなので
問題はないのですが
ミディアムのフェラーリ勢は
攻めの戦略です。
序盤ですぐにタイヤを交換した角田は
展開が当たり13番手へジャンプアップです。
タイヤ交換後もペースの上がらない
ハミルトンはアロンソにロックオンされたまま
ついに23周目に最終シケインでパスされます。
中盤での全体の順位変動では
ステイアウト組が上位へ入っているほか
予選で上位へ入ったヒュルケンベルグが
後方へ沈んでしまっているのが目立ちます。
ラッセルはクラッシュのダメージチェックで
最後尾まで下がってしまい
未だそのままの順位となっています。
角田の真後ろにいたグループは
角田のピットで一気にバトルへ
デフリースとマグヌッセンがバトル中
漁夫の利を得てラッセルが一気に
2ポジションを回復です。
さらに意地の張り合いになった2台の結末は
同時コースアウトという結果に。。
今回はSC中のタイヤ交換では足りず
もう一回ピットへ入る必要がありましたが
上位ではハミルトンが41周で入ると
アロンソとフェルスタッペンもピットへ入ります。
レース中盤を過ぎ、気がつけばラッセルが
ポイント圏内の8番手まで順位を
上げていましたが
ブレーキトラブルでリタイアです。
その影響がハミルトンにもあったのかどうか
一時はタイヤのアドバンテージで
アロンソに追いつくも
その後は徐々に離されていく結果に。
トップのフェルスタッペンは
一度もトップを譲ることなくチェッカー
グリップ不足になりつつも
アロンソとハミルトンのバトルで
比較的楽なレースを展開できました。
フェルスタッペンは
アイルトンセナに並ぶ41勝目
そしてチームメモリアルの100勝目
ペレスはタイヤ交換してファイナルラップに挑み
ファステストラップを記録
アルボンは今季ベストの7番手
ノリスはSC中のペナルティで
入賞圏外へ落ちてしまいました。
Posted at 2023/06/21 08:50:28 | |
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