2024年07月10日
今年のシルバーストーンの週末の天候は気まぐれ
レコノサンスラップ直前にも通り雨
さらに決勝の時間帯にも
雨雲の通過が予想されています。
レコノサンスに入るマシンはチェックの意味も含め
インターでコースへ入っていきます。
決勝前のイベントでコースは乾き
全てのマシンはドライタイヤで
多くのマシンがミディアムを選択です。
ストラテジーについては
ドライで進めば1ストップですが
天候で当てになりません。
ちなみに後方からのスタートのペレスは
PUを交換しピットレーンスタートです。
波乱なく落ち着いたスタートでしたが
ガスリーはフォーメーションラップ中に
ギアボックスのトラブルが発生し
グリッドにはつかずにピットへ入りリタイア
今回も角田はスタートを決め
ポイント獲得が期待できる
11番手で序盤を走行です。
予選でフロアーにダメージを負った
フェルスタッペンですが
ダメージは完全には修復できず
序盤から大苦戦し次々とパスされて
我慢のレース
1-2をキープしているメルセデスですが
動いたのが18周目、ハミルトンがトップへ
しかし母国はラッセルの一緒
雨が降り出したコースでペースを落とさず
お互いランオフエリアへはみ出しながら
意地の張り合いです。
ただ、このダブルコースオフで
一気に追いついて来たのがマクラーレン
今度はマクラーレンが1-2へ
ちょい濡れの路面では明らかに
マクラーレンにアドバンテージがあります。
ここからは1回目の雨は過ぎてドライへ
この1回目の雨でインターへ交換した
ルクレール、ペレス、オコン、周の作戦は
失敗に終わりました。
そしてルクレールが後退したことで
角田がポイント圏内へ
25周を過ぎたあたりから2度目の雨が
2台体制でピットインが難しい
マクラーレン、メルセデスに対し
単騎のフェルスタッペンは
27周目にサインツとともにピットへ
これを見て上位2チームが下した作戦は
マクラーレンがピアストリを1周遅らせ
メルセデスがダブルスタックでした。
結果的にはピアストリの遅らせた1周が致命的で
ピアストリが一気に後退です。
中盤以降のマシンのほとんどが
このタイミングにピットへ
34周目
4位走行中のラッセルのトラブルが発生し
リタイアへ
38周目
マグヌッセン、リカルドからドライへ
トップ争いでは
迷わずピットへ入れたハミルトン、
フェルスタッペンに対し
ノリスは1周ステイアウトします。
この段階でほとんどのマシンが
残り周回数を見てソフトを選択したのに対し
フェルスタッペンはハードを選択します。
1周遅らせたノリスはストップ位置もずれ
この影響もあってかハミルトンがトップへ
予選からずっと不調だったフェルスタッペンは
このハードを履いたことで息を吹き返し
一気にペースアップ
48周目にノリスをパスし2位へ
それでも残り周回数が少なく
ギャップがなかなか縮まることなく
そのままチェッカー
3年ぶりのトップチェッカーです。
ちなみにチェッカーを振ったのは
クイーンのブライアン・メイ
こんなに感極まっているハミルトンも
珍しいですが、担当エンジニアのボノが
興奮の無線入れているのを初めて見ました。
ノリスとフェルスタッペンの同席でしたが
とりあえずは大丈夫そうな感じ。。
ファステストは終盤フリーストップで
ピットへ入ったサインツ
角田はマシンが不得意にしているコースで
1ポイントながら獲得です。
本人も言っていましたが恵みの雨
終盤のドライ路面ではアルボンに歯が立たず
もう少しウエットであれば9位でした。
Posted at 2024/07/10 16:37:39 | |
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