2024年07月23日
土曜日、予選Q3での角田のクラッシュでは
当初からコースの懸念がされていたようで
これについて決勝ではコースの一部修正が
おこなわれたそうです。
そして大きなダメージを負った角田のマシンは
チームクルーの徹夜の作業の結果
予選の結果と同じ10番手からのスタートが
できるようになりました。
ほとんどのパーツを交換したそうですが
この努力を無駄にしないようにしたいものです。
そして決勝のスタートタイヤは
ほとんどがミディアム
アストンマーチンを含む中盤勢の数台がソフト
そして後続に沈んだペレス、ラッセルが
ハードを選択してます。
スタートではPPのノリスが後続を牽制した結果
フェルスタッペンとピアストリが追いつき
3ワイドのまま1コーナーへ突入
マクラーレン2台はコースにとどまったものの
フェルスタッペンはコース外へ
オープニングラップのトップ勢は
ピアストリに軍配
そしてコース外へ出てしまった
フェルスタッペンですが
結果的にノリスの前でコースへ復帰
中盤勢ではリカルドがスタートで
ソフトスタート勢に抜かれ、さらに
角田を巻き込み2台ともポイント外へ。。
4周目、これまでも無線でチームと
やりとりをしていたフェルスタッペンですが
コース外でポジションゲインした件で
ペナルティになる前にポジションを戻し
ノリスが2位へ
抜きづらいコースということもあり
中盤勢はアロンソからトレイン状態へ
アストンマーチンはスタートタイヤが
ソフトということもあり
すぐにタイヤが辛くなってきているのを
後続が付き合わされている感じです。
7周目、そのソフト勢がピットへ
まずアルボン、マグヌッセンから入ります。
そしてアンダーカットを警戒して
リカルドもピットへ。。
RBは角田のスティントを伸ばして
作戦を分けるようです。
結果的に周囲のマシンが
アンダーカット警戒でピットへ入ったことで
広い空間を走行することができ
タイヤを温存することに成功です。
上位陣ではハミルトンからピットへ
ここからマクラーレンもピットへ
逆にフェルスタッペンはピットタイミングを
伸ばしてオフセット(タイヤ履歴)を稼ぐ作戦へ
22周目にピットへ入ったので
ハミルトンに対して5周のオフセットです。
ピット後、ハミルトンに
追いついたフェルスタッペンですが
抜きづらいコースで攻略できずにイライラ
無線でも暴言連発です。
1-2のマクラーレンは46周目
ノリスから2回目のピットへ
そしてトップのピアストリは48周目にピット
当然トップはノリスになるのですが
通常ならピットの優先権は
前を走行しているマシンなので
これが終盤問題に。。
フェルスタッペンは2回目のピットで
ルクレールに先行され
こちらは抜けたものの
またしてもハミルトンとのバトルへ。。
そして起きてしまった63周目
強引にインへ入ったフェルスタッペンと
ハミルトンが接触
これだけマシンが浮き上がったのにも
関わらず大きなダメージには及ばず
マクラーレンはチームオーダーを出し
ピアストリと入れ替えをしたいようですが
逆にノリスは引き離していく展開
チームは無線で必死の説得です。
そのノリスでしたが
終盤やっとノリスが折れ68周目に
順位を入れ替えてチェッカーへ。。
ピアストリ初勝利とはなりましたが
ちょっと遺恨を残す結果に
ノリスはチームクルーに対しては
笑顔を見せるものの
ピアストリには微妙な空気でしたが
インタビュー時には気持ちを切り替え
笑顔で話していました。
ノリスにしてみれば酷な判断でしたが
そもそもスタートできっちり
ポールショット決めれば良かっただけですし
チームも2回目のピットを
ピアストリから入れれば良かっただけです。
そして9位の角田ですが
1stスティントをミディアムでハード勢並みの
30周まで伸ばしたことで1ストップが見え
残り40周をハードを機能させたことで
唯一の1ストップ戦略を決めました。
今回はトップ4チームのリタイアがなく
実力通りに8位まで埋まっていたので
しっかり仕事をした結果でした。
Posted at 2024/07/23 16:55:48 | |
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