地名から想像できない出来事

先の平成30年7月豪雨では住宅地に土砂が流れ込む被害が多発しましたが、家族もあり自宅もあるので人ごととは思えません。

そんな中でニュースを見ていて兵庫県の「篠原台」というところが目に留まりました。台とつく地名なのに土砂が流れ込むような土地なのだろうかとふと疑問に思い、Googleマップの地形表示で該当地区を見てみました。


https://goo.gl/maps/iY5T3caUfF22

阪急神戸線六甲駅の北側の細赤線で囲われた場所です。そのさらに北側は六甲山地ですが、山地の南側斜面のここだけが崩れているように見え、山から流れ出て堆積したところに位置しているように見えました。

海側の平地から見ると高台にあるように見えるけど、山側から見ると沢の先にあって、航空写真を見ると山腹に砂防ダムが複数点在しています。昔は違う地名だったのかは分かりませんが・・・。

日本では中古住宅の資産価値が低く（とくに木造の戸建て）、供給者側からするとスクラップ＆ビルドとするか宅地を開発して新築を売りさばく傾向かと思います。となると、これまで人が住まなかったようなところも造成するケースがあるように思えます。

そんな土地が日本各地にあるのかもしれません。行政が規制しているようにも思えませんし。

地元の災害マップと避難場所の確認をあらためてしておこうと思ったのでした。