
シエンタ契約時のメーカーオプション選びの備忘録とそれらの初期インプレッションです。価格は2023年4月当時の税込です。購入検討の際の参考にでもなれば幸いです。
5人乗りのZのハイブリッド(2WD)で、2023年4月以降の生産モデルです。
■アルミホイール
185/65R15タイヤ&15×5½Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付)
55,000円
ホイールってディーラーオプションのイメージがあったのですが、シエンタはメーカーオプションで1種類だけでした。他にはモデリスタから出てると思います。
大きく見せようと頑張っていなくてちょっと変わったデザインが外装デザインにあっていること、インチアップにならないことから選びました。価格は1本分ではなく1台分です。妙に安いのは15インチだからか。

ただし、純正のアルミホイールというのは、強度確保のため同サイズの鉄ホイールより重いこともあるそうです。シエンタのは分かりませんが、試乗車(鉄ホイール)に比べて脚回りがややドタバタするのはそのせいかもしれません。タイヤも変えてますけど…。
■ドライブレコーダー (前後方)
ETC2.0ユニットとセットオプション
31,900円
後付感が全く無く車両本体の機能として動作する上に安いため、前後とも選択。前方は標準装備です。
前方は運転支援システム(セーフティセンス)用のカメラの映像をそのまま記録するというタイプで、なんで今までそういうの無かったんだろう? 後方はドラレコ専用のカメラです。

バックドアを開けて見上げて見たところ。右側のカバー内が後方ドラレコのカメラ。左側の黒いカバーはハイマウントストップランプです。
▼メリット
・車両本体の機能として動作するので安心感あり
・駐車時イベント録画は車両パワーオフ後最大12時間動作継続
・後付感無し
・後付配線無し
・記録メディアの劣化を心配する必要無し
・動作状態が常にディスプレイオーディオ画面にアイコンで表示される(ver.1802以降)
▼デメリット
・フレームレートが前方は10fpsと低い(後方は30fps)
・駐車時イベント録画は次の車両パワーオンまでの間に3回まで
・録画映像をみるスマホアプリが使いづらい
→ USBメモリにコピーする機能があるのでそれを利用したほうが良さそう
デメリットは気にならないので、今後ドラレコをさらに追加することはないと思います。
■トヨタ チームメイト アドバンスト パーク+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)
以下とセットオプション
・パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)
・パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)
93,500円
私は駐車が下手でして。それと今後の老化も考慮して選択(笑)。
▼アドバンスト パーク
こいつはすごいです。ディスプレイに表示される駐車可能枠を選択して開始指示をするだけで駐車枠の前後左右のど真ん中にビタっと入り、最後にシフトをパーキングに入れてくれます。パーキングブレーキは電動ではないので自分で踏まなくてはなりませんけど...
狭い所での切り返しは勝手にやるし車止めがあれば認識してタイヤが当たる寸前で止まります。ブレーキを踏むと一時停止し、離すと再開されます。
機械ならではの遠慮無くやる操作の速くて正確なこと。センサーで距離を測るので目視ではそこまで近づけないぞと思うこともありますが、動作に不安感や不快感は全くありません。よっぽど駐車操作に意識の高い人(?)でなければ勝てないのではないかと。
前向きも後ろ向きも並列も縦列も、さらには出庫にも対応します。出庫の方は入庫とは違ってすごく慎重にそろりそろりと出ていきます。
もちろん万能ではなく、照明がなく暗いとか逆光とかで駐車枠が見えづらいときはうまく行かないときもあります。
▼パノラミックビューモニター
前後左右のカメラ映像を合成して俯瞰映像を見せる機能で、最近の新車なら選べる機能だと思いますが、便利と思ったのは表示する場所を登録出来ることです。登録した場所付近では自動的にディスプレイオーディオの画面がパノラミックビューモニターに切り替わります。自宅駐車場に入るところとかいつも通る狭いすれ違い箇所とかを登録しておくと何気に便利です。
■天井サーキュレーター
ナノイーXとセットオプション
27,500円

ウォークスルーのためセンターコンソールが無い=後席用のエアコン吹出口が無いことから選択。後席から風量4段階・風向無段階で調整出来ます。
通常は風量1で気流を発生させておき、後席に人が座るときはその人に任せています。風量2以上は送風音が聞こえます。
<2024/09/22 追記>
つけて正解。日本の夏には必須でした。真夏の後席の快適性はかなり違うと思います。
■アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/インパネ1・荷室1/非常時給電システム付)
44,000円
これの非常時給電システムが選べるのがハイブリッドモデルにした理由の二番目です。一番目の理由はACCの停止保持がハイブリッドのZグレードのみだから。
ガソリン満タンなら5日間程度電気を供給出来ます。カセットボンベや食料は日頃から数日分は備蓄しているので、そこにさらに電源も使えるようになり安心感あります。
コード付きの掃除機や電動工具が車の中やそばで使えちゃうのも便利。コンセントはセンタークラスター足元と荷室に各1個あり、アース(荷室側のみ)とブレーカーが備わっています。
荷室のコンセント。

蓋付きで右側がアースです。
■ディスプレイオーディオPlus
89,100円
画面サイズが8インチから10.5インチになります。大きいほうが見易いだろうという単純な理由から選択。本当に見やすいです。また、これにするとETC2.0ユニットはVICS+光ビーコンユニット付になるとかコネクティッドナビが携帯電話圏外でも使えるとか、いくつかメリットがあります。
■ETC2.0ユニット
前後方ドラレコとセットオプション
必然的に選択。セットで考えれば安いのかな。

本体とカード差込口は右側スイッチパネルの左下あたり。
■寒冷地仕様
20,900円
天井サーキュレーターの理由と同様で、後席足元に温風吹出口が付くので選択。他にもPTCヒーター等色々付いてこの値段はお買い得。
デアイサーがワイパー部分だけでなく、運転席側Aピラー沿いにもあるのは良いです。前車アウトバックはワイパー部分のみだったので、Aピラーにどんどん雪が溜まっていく状態になってました。
■コンフォートパッケージ
79,200円
窓ガラスにIRカットも付くため選択。窓がデカイのでいるだろうと。UVカットも「スーパーUVカット」とスーパー付きなので
通常よりUVカット率の高いガラスになります。

IRカット率はデータが無いのですが、暑さは多少感じます。まったくじりじりしないというわけではないです。
<2024/09/22 追記>
これもつけて正解。日本の夏には必須です。
▼ステアリングヒーター
冬にありがたさ実感。体験すると手放せなくなるタイプの装備です。加温が全周ではないのはちょっと残念(私は送りハンドルもするため)。
▼シートヒーター
シートが布なので革シートよりも冷たくないけど、寒いときはありがたいです。スイッチが高低二段階しかなく、高で付けて熱くなったら低に切り替えており、真ん中があればいいなとは思います。
■ファンツールパッケージ 内装色カーキ
0円
カーキ内装の雰囲気のよさを気に入ったため選択。Bピラーがボディ同色になり、実用車っぽい感じになるのがこれまた良いです。そこはコスト削減なんでしょうけど。
■CD・DVDデッキ
選択せず。
ETC2.0ユニットと共着出来無いので選びようが無いですが、もう車内でCDやDVDを再生することがないです。納車後はCarPlayで楽しんでます。
どうしてもDVDを見たい場合は、ポータブルプレーヤーをUSBポートに接続すればディスプレイオーディオの画面に映して見られるそうです。
■ボディ色 ベージュ
0円
今回の色の選択基準は「汚れが目立たない色」です。前車の濃紺で懲りました。シルバー希望だったのですが3代目シエンタには設定がないため、色の好みからアーバンカーキとベージュの一騎討ち。販売店で実車をそれぞれ用意してもらいました。担当営業には感謝です。2台を同時に並べて比べさせてもらい、妻と私ともにベージュで一致して決定。
以上、結果的に装着出来るメーカーオプションは全部載せることなりました。納車後に要らなかったかもと思ったオプションは今のところありません。