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2025年11月30日 イイね!

TOYOTA bZ4X(2025年10月改良モデル)試乗

TOYOTA bZ4X(2025年10月改良モデル)試乗過日、トヨタの「bZ4X(2025年10月改良モデル )」の試乗会に妻と行ってきました。

結論から言うと、もう買っても良いのではなかろうか。まだ実証段階の雰囲気を感じはするものの、十分にアリだと思いました

■当初はリースだった件
発売当初はリースのみで(現在は購入可)、その理由は技術検証のためだったようです。リース契約終了後はユーザーは買い取れず、車両はトヨタへ戻されます。戻ってきた車両は徹底的に分解して調査をしていたそうです。

そのうえで2025年10月改良モデルは価格を下げてきました。これはかつて、初代プリウスを赤字覚悟で販売し、市場で実績を積んだ手法に近いのではないかということでした。

このような状況でBEVの開発が行われており、本命の普及価格帯の量産モデルを見据えて(これが大変らしい)、相当慎重に取り組んでいる様子が伺えました。

EV信者の言う「トヨタはBEVで出遅れている」は、メーカーが見ている目標・時間軸とは違っていそうです。

■試乗会プログラム
当日はbZ4Xに加え、以下のSUVから1台を選んで乗り比べができました。
・ハリアー
・クラウン スポーツ
・クラウン エステート
私は迷うことなく「クラウン エステート」を選択。

また、bZ4Xの試乗コースにはコンビニでの急速充電体験も含まれていました。

さらに試乗後は美味しいスイーツまで頂いちゃいました。
奥様うっとり。

試乗会では、シエンタ購入時からとてもお世話になっている担当営業さんが付き添ってくれました。

当日の天候は晴れ時々曇り、気温は16℃くらいで路面は乾燥していました。どちらの試乗車もオーディオはオフにして走行しました。

■インプレッション(クラウン エステート )
まずはクラウン エステート(ZグレードのPHEV)から試乗。


「いつかはクラウン」、流石です。とくに乗り心地が素晴らしい。ふんわり、かつどっしりしっとり。アクセルを踏み込んだところ、エンジン+モーターの加速感はかなり鋭い。静かながら、エンジンが稼働するのは分かります。それと、巨体でもちゃんと動きが分かる。

とても穏やかに運転出来る上質な環境でした。


■インプレッション(bZ4X)
続いて本命のbZ4X(ZグレードのFWD)です。タイヤは20インチ。車重は約1.9トン。


シフト操作はダイヤルを押し込んで右に回すとD、左に回すとRで、HEVのエレクトロシフトマチックとは異なる仕組みでした。

▼BEVの加速
ぐいとアクセル踏んだら、最初に少しだけ「キュイ」とインバーターの音(?)がした後は、無音ですっ飛んで行きます。前輪の接地感が薄れるほどの勢いですが、何かの音が高まるようなことはなく、無音のまま強烈な加速Gが続きます。クラウンPHEVとは別次元の加速でした。

中間加速も同様で、アクセル踏んだら即すっ飛んでいきます。ギア比変えてエンジン回転上げていざ加速!のようなタイムラグが全くありません。

なるほど、無邪気なEVユーザーはすぐにタイヤをすり減らすわけです。


▼静粛性
加減速のどちらも特に目立った音がせず、「EVは地球上の乗り物で一番静かなのでは?」と車内で話していました。聞こえるのはタイヤの音くらいです。タイヤの共鳴音はわずかながら常に聞こえていました。

▼操作感
アクセルもブレーキもとても操作しやすく、速度調節がやりやすくて疲れ知らずな印象でした。踏み込んでもエンジンの振動はもちろんないし、回生ブレーキと物理ブレーキの境目は全く分かりません。

ハンドルの手応えも近年のトヨタ車と同じで、違和感なし。

とにかく何もかもがスムーズで無音でした。

▼乗り心地と乗り味
乗り心地は少しだけ硬めで、路面のうねりでは多少揺すられる感じがします。クラウンと比べたら、ですが、もうちょっとしなやかさが欲しいかなと思うところもありました。

それと、何となく後輪がどこか別のところで転がっていて、手の内にない感じがしました。そのあたりの仕上がりはクラウンが一枚上手です。

▼室内環境
大きいクルマなので、後席も荷室も広くて十二分。仕立てはクラウンほどではないにせよ、価格なりの価値を感じます。EVだからと奇をてらったところが無いのも好印象でした。

▼充電体験
コンビニの急速充電器で体験。給油よりも簡単でした。

急速充電なので、走行可能距離が見ていて分かる程度に増えて行きました。
この時のメーター表示は残量65%で400キロ以上走れるとのことで(エアコン使用)、これなら不安は無いかなと感じました。真夏・真冬はどんなものでしょうね。

■まとめ
トヨタが本気でやっている凄みと、まだ着地していない迷いとが相まったような独特の雰囲気がありながらも、車としてまとまっている感じがしました。

内外装のデザインもまともで、景観を汚す「珍妙な電動カー」感や奇抜なEVアピールが無いのはまことに良いです。実物はWEBで見るよりぜんぜん良かったです。ただ、後姿が昔のプリウスPHEVを感じさせ、そこが少し引っかかりました。


乗り味も問題なく、クラウン エステートの試乗後でも大きく見劣りすることはありませんでした。

今回の試乗でEVの見方が変わり、「次はEVかな~」とも思いました。

ちんけでへちゃむくれなへなちょこ電動カーでなければ、ありだと思います。

いや、ほんとにデザイナーはよくよく考えて欲しい。

妻はbZ4Xを見て「電気自動車なのにカッコいいじゃん」と言いました。車に詳しくない一般層は、「電気自動車=へんてこりんな見た目」と思っているようです。

▼補助金
国から90万円出るそうです。自治体によっては、充電設備やV2Hにも補助があるみたい。

■謝辞
電動車乗り比べの機会を設定頂いた関係者の皆様にお礼申し上げます。とても参考になりました。

■おまけ
高級エステートと上級SUVに乗った後でシエンタに戻るとがっかりするかなぁと懸念していましたが、シエンタは乗り味も乗り心地も全然負けてない。「シエンタいいじゃん」と再認識しました。もちろん出力と静粛性は違うけど、しっかりしています。改めてGA-Bプラットフォームの実力を実感したのでした。

やっぱ、スライドドア便利だしな〜。
シエンタのEVモデルはいつかな〜。
関連情報URL : https://toyota.jp/bz4x/
Posted at 2025/11/30 09:13:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ

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