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2017年09月13日

1977年のマークII・コロナ1800のカタログ

1977年のマークII・コロナ1800のカタログ みんカラを始めて4年経過の連絡が届いていましたので、何とか時間をやりくりしつつ、カタログネタのブログ更新です。
やはりというべきか、更新頻度が落ちてしまうと、ちょっとした編集作業で滞ってしまいます。
少し前なら容易かったはずなのですが・・・。慣れや習慣というのは、大事ですね。

そんな訳で、せめて文章ぐらいは楽をしようと、あまり考えずとも言葉が浮かんでくる書き易いネタとしてみました(笑)
この選択は、ここをご覧になっている方なら、なるほどと思っていただけるはずです。


取り上げるカタログは、1977年(昭和52年)ですから、ちょうど40年前となります。
経過年月の分、カタログは痛んでいますが、その点はご容赦のほどを。


最初は、5代目コロナ。
この世代は、1973年(昭和48年)8月のモデルチェンジ後、このクラスのベストセラーを36か月続けましたが、排ガス対策に追われたため、この年の1月にやや遅ればせのマイナーチェンジを受けています。1800は、このマイナーチェンジ時点ではバリエーションから一時的に落とされますが、その翌月にバリエーション追加されています。(マイナーチェンジ時点で1800の追加は織り込み済かと思いきや、この時のカタログは1800が外された形で発行されているのが不思議)

1800は、未対策時代にはコロナの中心であり売れ筋でもある排気量でしたが、排ガス対策の中では優先順位が低かったため、この慌ただしい追加も含めて、やや複雑な変遷となっています。

私自身は、1976年6月に51年規制適合車として追加された2000を1800の代わりにしようとした節を感じていますが、今よりはるかに排気量がクラス分けを決めていた時代にあっては、やはり1800が必要とされたのでしょうね。


前段が長くなりましたが、ここからコロナ1800のカタログをご紹介。

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左は、コロナの中心グレードとなるセダン1800GL。
右は、ハードトップ=スポーティということで、ハードトップ1800SL。

GL・SLの片方のみに標準装備となる装備も多くて、価格的にはSLがやや上でしたが、ほぼ横並びに思える構成でした。インパネ・シート共に別形状という辺りに、共に力が入っていたことが伺えるかと。インパネのレイアウト自体は、部分改良を受けたとはいえ、基本の部分は70年代様式ですね。

既に何回か書いていますが、個人的にとても好きなこの世代だからこそ、改良点は認めつつも、スタイリングの点で前期派であります。



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ちょっと頁の構成を変えて、左にはエクストラインテリア、右にはメカニズムや装備を掲載してみました。

エクストラインテリアは先に取り上げています
から、解説不要ですね(笑)

未対策から50年規制までの1800は、OHCの16R型でしたが、この時に1400を発祥とするOHVのT型をベースとした3T型を開発して、その置き換えとしています。機構的には後退に映りますが、カタログスペック的には、従来の16R型を上回るばかりか、排気量で上回る18R型に匹敵する数値。
さらによく考えてみると、T型は2000以上も考慮した構造のR型より軽量となるため、走る・曲がるにその利点が効いて、さらに燃料消費も少なく・・・というのは当時気付けず、後年になって気付いた点です(笑)

3Tは、1年足らずの間に53年規制適合の13Tに発展。こちらは乗用車系のみならず、ライトエースやタウンエース等のワンボックスワゴンにも搭載されたりと、多くの車種に展開されるエンジンとなります。


装備には、この世代のコロナの代名詞的存在である、OKモニターとリモコンミラーがやはり取り上げられています。OKモニターは、オーバーヘッドに並べられていた前期よりも、シンプルかつ見易くなりましたが、カッコよさとを計りにかけると見解は分かれるかもしれません。リモコンミラーは、電動の記載がないため、後期もワイヤーコントロールかも。(この点は自信ナシ)



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裏表紙は、装備一覧表と主要諸元表となります。
当時のコロナは、同じグレードでも排気量によって装備の差がありました。当然、1800の装備は2000と1600の中間となります。

メーカーの目論見通り(?)、新エンジンとなった1800は、コロナの中心となって新たな歴史を紡ぐこととなります。同年10月には、部分改良と共にこの1800は53年規制適合となる(ただしMTのみ)という具合で、慌ただしさはもうしばらく続くこととなるのですが。




続いては、3代目マークIIです。
こちらは1976年12月のモデルチェンジから遅れること、4ヶ月の1977年4月にセダンのみ1800が追加となっています。

マークIIは、未対策時代こそ1800が存在しましたが、50年規制以降、廃止となりましたので、コロナとはまた違った形での復活となります。

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1800が中心となるコロナと違って、マークIIでは廉価版の扱いですので、カタログも4頁構成。

GLのボディカラーであるマジェスティレッドは、この種の色目には珍しいソリッドカラーながら、ちょっとした気品のある色で好評に売れました。しかしながら、後に洗車後の水拭き等の際に色落ちすることが発覚して、問題となってしまいます。

こちらの1800は、ミッションが4MTと3ATに限られるくらいで、2000とは殆ど仕様差がありませんでした。一点、搭載するMTミッションの関係でシフトレバーの位置は異なっていました。後の80系まで続く、4気筒のミッションは斜めというのは、ここに端緒があったりです。このカタログもよく見比べてみるとGLとDXで位置が異なっているように見えますが、いかがでしょうか。


マークIIの足回りは、フロント:ストラット、リヤ:5リンク(4リンク+ラテラルロッド)。コロナの足回りは、フロント:ダブルウィッシュボーン、リヤ:リーフということで、設計年次の差が表れていました。この翌年に登場する130コロナでは、マークIIの形式に一新されることとなります。

画像で判別できる通り、マークIIは80年代に向けてインパネレイアウトを一新している点も設計年次の差を感じる箇所です。



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こちらも裏表紙は装備一覧表と主要諸元表となっています。
コロナと比較すると、ボディサイズこそ一回り大きいものの、設計の合理化が効いてか、重量は意外と軽いことが判ります。

コロナとは、GL同士の比較でリモコンミラーが落ちるくらいで、装備の点も大きな違いは見出せません。



この両車、以前にこちらで触れたとおり、本体価格100~110万円くらいで、その価格差は約5万円。
このため、コロナの需要をマークIIが吸引してしまうという事象が起こることとなります。この価格差で、一クラス上の新型が買えるとなれば、それはある種当然な動きだったのかもしれません。1977年の販売台数において、コロナが順位を前年の2位から7位に落とす一方で、マークIIがランク外から一気に2位に躍進した一因は、この1800の関係にありました。実際、特にマークIIの前期型では、この1800GLや2000GLは見かける確率の高いグレードでありました。

表紙に書かれているとおり、マークII1800は間口を広げることが目的だったはずなので、このことはメーカーの想定を超える出来事だったような気もします。マークIIとコロナのどちらかが、もう片方の需要を喰ってしまうという事象は、コロナが車格を再構成したFF化されるまで続くこととなります。


この1800は、先に書いたような理由もあって、マークII系でも比較的前面に出されることとなります。同年6月にHTを追加の後、同年10月の53年規制適合の際には5MT車も追加されています。

もう少し話を広げると、1800HTと同時に発売されたチェイサーに触れないわけにはいきません。70チェイサーの回でも書いていますが、当時の扱い店であるオート店は小型車クラスを持たなかったため、スプリンターの上級移行を求めるユーザーが次のステップとしたのは、チェイサーの1800でした。こちらは、歴代を通して、4気筒系の比率が高かったですね。



つらつら書いてきたところで、最後の締め。

共に販売台数の多かったクルマですし、さらに販売比率も高いということで、当時のファミリーカーの中心がこの辺りにあったと見解は大きくは外れていないと思っています。
他社に目を向けても、日産のブルーバードやスカイライン、三菱のギャランシグマ等の量販グレードは、同じ価格帯の同じようなクラスでしたし。

これらを現在に置き換えるならば、ノア・ヴォクシーのXグレード、あるいはプリウスのSグレードあたりが相当となるでしょうか。その前提でこの40年間を思い返すと、特に後半の20年間で日本のファミリーカーの形は大きく変わったことを実感せざるを得ないのです。
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Posted at 2017/09/13 20:39:24

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この記事へのコメント

2017年9月13日 21:08
こんばんは。

みんカラ4周年おめでとうございます。
これからも更新を楽しみにしております。

40年で主流がセダンから、ミニバンやハイブリッドですか。

まあ、プリウスのSグレードあたりを買っておけば、オールマイティに使えますもんね。リセールも良さそうですし。
コメントへの返答
2017年9月13日 21:30
こんばんは
お祝いの言葉ありがとうございます。

なかなか更新ができない状況ですが、これからもお付き合いいただけると、ありがたく存じます。

サービスエリアや駐車場等で、セダンが本当に少なくなったと実感する昨今です。
特に条件を付けずだと、お勧め品となる可能性が高いのではないでしょうか。多様化が進む中でその中心を探るというのは、見解が分かれそうな気もしますけれども。
2017年9月13日 21:21
こんばんは。4周年なんですね。これまでの濃いいお話の数々を拝見していると、もっと長い年月が経ったように感じている次第です(笑)。しょうもないネタが多いわたくしも見習わなければ。

安全コロナ、やはりエクストラインテリアは外せません(笑)。ゴールド系のカラーで、上品に乗りたくなりますね。一方、X40はどうしても6気筒に行きたくなる悪い癖が。マジェスティレッドのグランデなんて(色落ちを除けば)良さそうな気がします。

レッドの色落ち、個人的にはユーノスロードスターのクラシックレッドのイメージがありましたが、それ以前にもあったんですねぇ。やはり、技術の進歩は凄いものがあると感じます。
コメントへの返答
2017年9月13日 21:45
こんばんは
当人的にも、あっという間の4年だったりです(笑)。代替とほぼ同時ですので、尚更だったりもします。

エクストラインテリアは、ボディカラーの設定が絞られているのに加えて、カッパーのイメージがどうしても重なってしまいます。X30・40のカタログでは、セダン2000グランデのカラーがマジェスティレッドですね。

当時のソリッドカラーは多少なりとも色落ちの傾向があったようですが、事例多数だったようで、色の設定変更に至りました。
塗装や耐錆の向上は進化が著しい部分だと思います。長く使われるようになった理由でもありますね。
2017年9月14日 15:57
首を長くしてお待ちしておりました。
昭和50年代のカタログ話なんて、特に(笑)。

さて、私どもの世代は排気量によるヒエラルキーと言うのが身体に染み着いてますね(笑)。
考えて見ると1600でも2000でも税金も変わらないのに、当時2000と言う響きは特別だった気がします。
当時のワンボックス、日産バネットがZ20エンジンを積んだだけで『ワンボックスGT』と宣伝され、ボディサイドにも『Z20』と大書きしてましたものね。

71年頃から始まる、排気量のインフレ化もそろそろ一段落したのもこの頃、1977年。
マークⅡに1800を、とは実際の価格よりも2000と言う敷居の高さを軽減したかったのかな?とも思えます。
当時は追加モデルがあるとその分だけのカタログをよく出していましたね。
確か前期モデル後期はSTDは2000のみ、DX/GLは1800/2000と逆転現象があった気がします。

マークⅡに限らず、このクラスの1800と2000の関係は、当初2000の4気筒や6気筒でもキャブ仕様とかの中途半端グレードも多数ありましたが、次第に『雰囲気派』には1800・4気筒・キャブ・固定後軸、『メカ重視派』には2000・6気筒・燃料噴射・後軸独立のどちらかに収束していきました。
『雰囲気波』の豪華版、GRサルーン等の登場はもっと後ですが、後期ディーゼルで登場したGLのエクストラインテリア『GLエクストラ』の1800版があったら、更にコロナを喰う展開になっていたでしょうかね?(笑)
コメントへの返答
2017年9月14日 18:07
お言葉を大変ありがたく思います。
辺境のさらに奥地の域を書いている気がしていますので(笑)

当時のフルラインナップって、思想はあまり変わらずで作っていますから、排気量とボディサイズ(特に全長)でほぼ上下関係は確定なんですよね(笑)
日産バネットのSGXは、他社の同級が1800止まりの状況でしたから、結構衝撃的でした。元々はA型搭載で設計されていたはずでは、とも。

未対策時代の1800が排ガス規制に適合しつつ性能も確保するため、2000に上がった状況でしたね。
マークIIの前期STDは、ご指摘のとおり2000のみでして、これはコラムシフトの関係かなと推測しています。2000と1800はミッションが別で、後者はフロアのみでしたし。後期では1800&フロアシフトとされていますね。

この時代だと、まだ中級グレードの比率も高い状況にあって、この後、需要を誘導しつつで仕様を整理していった感があります。要求装備の水準が上がったことでグレード格差がメカニズムに因ることになった影響も大きいかもしれません。
最後のご質問ですが、130コロナが登場した時点で、マークIIが販売台数を減らす状況に逆転しましたから、なかなか難しかったのでは、と思います。むしろチェイサーの方が販路はあったかもしれません。実はこの種は、ライバルとなるローレル1800SGLが先駆けだったりしますね。
2017年9月14日 22:30
4周年おめでとうございます!

ハリアーにターボが出たので、ターボ専用カタログが出ればよかったのですが・・・。今回の1800ccネタですが、出ては消えると言う印象があります。

RAV4も初代は2000ccだけなのに、2代目でFFだけ1800ccに。3代目で1800ccが消えて2400ccに。(欧州向けは2000ccがありましたが)
カローラも1981年に1800cc追加されてすぐ消えて・・・2000年の9代目で復活したのには驚きました。(カムリ対策かと思います)

枠いっぱいの2000ccというのが一番良さそうに感じるのですが、
1800ccで十分よく走るというげんじつもありますよね。
祖母がかつて乗っていたSV40カムリの1800ccが予想外に元気でしたから。
過去に運転したカリーナSGマイロードもカリーナサーフSXリミテッドもよく走りました。

色々言われているダウンサイジングターボですが、
排気量=偉さみたいな尺度を徐々に壊しつつあるように感じます。

ちょっと話はずれますが、3000cc相当だから300を名乗るレクサスの2Lターボもいつかはアウディのように排気量に関係ない数字でグレードを表すか、
最大出力をグレード表記する時代になるのかもしれませんね。

100kWのCT200h→CT100h
175kWのNX300→NX175t
235kWのIS350→IS235

などなど
コメントへの返答
2017年9月15日 20:03
祝いのお言葉をありがとうございます。

ハリアーターボ、特別感の演出が図られていますので、専用カタログがあっても良さそうですけれどね。
本題の1800ですが、1600と共に市場としては流動的な排気量ですよね。
この要因が自動車税の税制にあることはまず間違いないところだと思っています。

旧車増税やエコカー減税等、複雑な課税が可能になっている一方で、根幹となる部分は500cc刻みのままというのは今一つ理解に苦しむところではあります。

RAV4は2000からの引き算事例で、カローラは1500からの足し算事例ということになるでしょうか。共に根幹となる排気量があるだけに、市場開拓に苦しんだ感がありますね。

その一方で、挙げられている80年代から90年代のミドルサイズ級は、1800が一番合っていた車たちだと思います。重量増にエンジンやミッションの効率化で対応していたような感もあります。現在のアリオンやプレミオは、リセールバリューの影響で1500が主力となっていますが、これも似合うという観点からは1800で選びたいところです。

中古車市場ではもはや低排気量の方が人気なくらいですが、新車市場では意外と排気量の呪縛に囚われ続けている気もします。ダウンサイジングターボ勢も、相当とやらで従前の数字を表している例が多いですし。レクサスの最近の表記変更も、またそんな事例を積み重ねる結果となってしまいました。そんな中でアウディ提案の表記が定着するのか、注目しています。
2017年9月14日 23:25
こんばんは

4周年おめでとうございます

1800ccと言うと日本では微妙な立場の排気量と言った印象ですね。
よく言われる理想排気量の450cc/気筒でああるものの、どうしても基本2000ccの安いやつみたいで・・・。
そんな理由で昔は興味が湧かなかったのですが、年を重ねるごとに結構いい気がしてきて今に至ります。
コロナとマークⅡの価格差が5万円とは凄いですね。
この辺りが商売の上手さなのでしょうか?

この時代のファミリーカーに比べ、現代は選択肢が減ったと言うかこのクラスぐらいの空洞化(無くはないですが、選択肢に入りそうという意味で)が気になりますね。
5ナンバーフル程度のちょうどいいサイズがノアやセレナなどのミニバン位しかないと言うのはさみしい限りです。
コメントへの返答
2017年9月15日 20:21
こんばんは
祝いのお言葉をありがとうございます。

思い返すと色々浮かんでくる排気量ではあるのですが、単体ですぐ浮かぶとは何故かならなかったりですね。やはりと言うべきか、500cc刻みという自動車税制の中間にあることが大きいのでしょう。

コロナとマークIIの価格差ですが、両車ともまだFRの時代ですから、メカニズムの差が少ないということもあるでしょうね。現在の換算だと15万円差くらいでしょうか。もっとも今はクラスの垣根がほぼ崩壊していますから、少し背伸びしてという感覚自体がないのかもしれません。

35年ほど前の「間違いだらけ~」において、日本で一番使いやすいと評されたクラスですが、効率が強く求められる現在においては、5人乗りなら1500cc以下のコンパクト、7人乗り以上は2000ccのミニバンという具合に分かれた谷間となってしまいました。
国外ではCセグメントが該当となりますが、国内ではプリウスを除けばなかなか難しい状況ですね。
2017年9月15日 12:43
ご無沙汰です&おかえりなさい。

お忙しいでしょうが、ぼちぼち更新されること、期待しています。

さて、1800のコロナ/マークⅡ。
最初にマイナー時のカタログ入手した時、1800落ちていたことに驚きました。コロナといえば、1800の印象強かったですし、カリーナに1800の設定が、ビッグマイナー時まで無かったこともあり、一般家庭?的には結構憧れの排気量だったりする訳ですよ。
我が家も40系カリーナ購入の際は、迷わず1800選んでましたから(笑)
このころの刷り込みなのでしょうか、自分でこのクラス購入する際は、やっぱり1800をメインで選びましたねぇ。コロナしかり、アリオンしかり。
このあと、まさかプレミオ/アリオンの主力が1500になろうとは想像もしなかったのですが(笑)
コメントへの返答
2017年9月15日 21:19
なかなか更新できずの日々が続いてしまいました。相変わらず以前のペースは厳しい状況ですが、よろしくお付き合いいただければと思います。

そう、僅か1か月後の追加なのに、コロナのマイナーチェンジ時カタログでは、1800が落とされた状態で発行されていますね。当時は他にも過渡期的な改版がかなりありますから、排ガス規制に相当振り回されていたことを想像したりもします。

未対策時代のカリーナは、1400と1600で登場した後、1800を飛び越えて2000が追加されるという経緯でしたね。そしてビッグの1800は、排ガス規制適合のため、必要とされたと。次世代となる40系カリーナでは、私も1800をベストに挙げます(笑)

後年の3Sと4Sは、各々持ち味がありましたから、あえての1800というのもアリでしたね。
その流れとなるプレミオ/アリオンも、性能面からのウェルバランスは1800だと思っています。もっとも1500のリセールは、そんな性能差はもちろん、全てを覆してしまう破壊力を持っていますね(笑)
2017年9月15日 21:51
こんばんは。
みんから4周年おめでとうございます。

マークⅡですが、叔父が乗っていたのを薄らながら覚えてます。
シロの低グレードの印象しかありません。
70カローラDXを一回り大きくした印象でしかありませんでした。

カタログをみると、オプション設定でパワーウィンドウあったのが意外です。はたして実際に装着した人はどれだけいたでしょうか?
パワステも同様で、人によってはカーステとリヤスピーカーにアルミホイールをつけてドレスアップが優先されている気がします。

あの当時はX60以降がかっこいいと思ってましたが、X30 X20もなかなかいけてると思います。
コメントへの返答
2017年9月16日 8:04
おはようございます
祝いのお言葉をありがとうございます

当時のマークIIでは、最上級と最廉価で2倍近い価格差が存在していましたから、低グレードともなると、装備はそれなりではありました。

ご質問のパワーウィンドウですが、マークIIはHT・GSL以上(セダンはグランデのみ)の標準装備ということで、6気筒のみ設定のあったパワーステアリングよりも装着率は高かったように記憶しています。オプションの選択率では、店頭渡し仕様に含まれることの多かったパワーステが上となりますが。パワーウィンドウのみ後付け可能な社外品も出始めていましたが、純正では選択できるクルマも限られる、共に贅沢に類される装備ではありました。

当時のアルミホイールはかなり高価ですから、同じく相対比で高かったエアコン共々、装着を悩まれた方も多かったでしょうね。
2017年9月18日 8:05
初めまして。
突然のコメント失礼致します。

実は私も安全コロナが大好きで、興味深くブログを読ませて頂きました。

T100系コロナは、現存数や人気は前期に集中しており、販売期間が短く、人気もイマイチだった後期は見かける事も少ないような気がします。

ちなみに私は後期のハードトップ派です。
私が幼少の頃、父親が後期のハードトップに乗っていた影響が大きいと思います。
モデルチェンジ直前の昭和53年5月登録の本当の最終型で、衝撃吸収バンパーにオーバーライダーが付いた、マジェスティレッドの1800SLでした。

エンジンとテール回りのブラックアウト意外は2000GTと同じ見た目で、すごくカッコ良かった記憶があります。

この型のコロナは、トヨタ車の中でもレビン、トレノ、セリカやカリーナと比べても人気が無く、注目を浴びる機会も少ない感じですが、同じく好きな方がいらしてとても嬉しく思いコメントさせて頂きました。

突然失礼しました。
またお邪魔させて頂きます。
コメントへの返答
2017年9月18日 20:58
はじめまして
コメントをありがとうございます

私自身もそうですが、ご両親が乗られていたクルマだと思い入れも一際ですよね。そんな方が読んでも納得できるものであれば光栄です。

そう、52年10月の小改良でSLとGTの衝撃吸収バンパーにはオーバーライダーが付くようになったんですよね。父の友人が53年に買ったGTもこれが付いていて、カッコイイなぁと子供心に強く印象に残ったものです。
マジェスティレッドのHT・SLだと、希少EATが近所にあったことを覚えています。コブ付だったかは曖昧ですが、エンジに近い色は記憶にあったりです。

当時の量販車ということで、親類やご近所等、記憶に残るクルマなのですが、排ガス規制の初期車ということで、比較的早期に消えてしまった感が強いです。同じ理由から、未対策車より新しいにも関わらず残存数も少ないですね。

このコロナ、旧車としての人気とはまた別の角度から取り上げたくなるクルマです。当時という時代の中では相当な意欲作であり、色々なモノを残したとも思うのです。
好きというフィルターを通しながら、そんな魅力を再考してもらえる機会となりたいなと思ったりです。
2017年9月24日 12:37
こんにちはー。復活ブログ、見逃してました(~-~;)

このコロナは小さい頃よく見かけましたね。太陽にほえろでも沢山出てましたし。まさかこのコロナにダブルウィッシュボーンサスが採用されていたとはびっくりです。セッティングが難しい形式だけに、これが優位に働いていたかどうかは別でしょうけど。

このマークⅡも大好きでした。近所のおじちゃんがこれに乗ってて、のちにジャパンのターボに買い替えましたが、マークⅡもカッコよかった~。

やはり多くの方は安い廉価グレードであっても上のクラスの車の方を買いたいのでしょうね。そういう考えも徐々に薄らいできた気がしますが、昔ながらのセダン系はそういう傾向が残り続けてきた印象はありますね。
コメントへの返答
2017年9月24日 20:58
こんばんは
久方ぶりの更新回となります。

共に当時の量販車ということで、見かけることの多かったクルマですね。「太陽にほえろ!」だと新車時よりも壊され役の方が印象的だったりでしょうか(笑)

ご指摘のダブルウィッシュボーンサスですが、ストラットが登場する以前から登場していた世代の末裔ですね。カタログではハンドルが軽くなるというメリットが謳われていはいますが、コストや重量の点から、一足先に変更されたマークIIに続いて、次世代以降消えることとなります。ジオメトリーの観点から再考されるようになるのには、ここから10年近い時を経ることとなります。

メーカー・ユーザー共々少しの背伸びという思想が長らくの間マーケットを活性化させてきたのだと思います。セダン系が敬遠され始めた理由の一つでもあり、90年代以降ラインナップも徐々に整理されて、現在に至っていますね。モデルが増えたSUVの方に、その傾向が表れつつあるのかもしれません。
2017年10月4日 23:41
はしめましてheads555岐阜からです。
昔RX22GSS 乗ってまして(もちろん中古)
懐かしく各カタログ拝見しました。
たしかに燃料タンクがトランク背面にありましたが
実はショック交換の際アッパーのナットをはずすとき
リヤトレイとタンクがかなり迫っててスパナがやっと入るくらいでした。
リンク式なんで理屈は簡単なんですが。
あと隣の車線から被されて
あわてて急ブレーキ踏んだら横向きになり
道路脇の立木にぶつかりました(笑)
数十メートル先にネズミ採りの準備している
警官達がいましたが知らん顔してました。
幸いFフェンダーが凹んだくらいでしたが
当時13年落でもGSS を象徴する
ストライプが部品で出たのは良かったです。
長文失礼しました。
コメントへの返答
2017年10月5日 20:37
はじめまして
コメントをありがとうございます

2代目マークIIの中でもGSSは別格だったように思います。他の18R-G搭載車と違って50年規制の際に生産中止となったこともありますし。そんなクルマと素敵な思い出をお持ちなのですね。
あのボディサイズに60Lの燃料タンクを背負わせる形でしたから、スペース的にはかなり厳しかったということなのでしょう。
GSSストライプの件ですが、自分が乗っていた81の補修パーツがリーマンショックを契機に一気に製廃が進んだことからすると、バブル崩壊期まではパーツ供給も比較的余裕があったことを想像させる話だったりです。

プロフィール

「12年目の1年点検に入庫 http://cvw.jp/b/1984303/48573850/
何シテル?   07/31 22:03
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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