• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

parl-siroのブログ一覧

2014年05月09日 イイね!

ヨコハマへサファリを見に行った話

ヨコハマへサファリを見に行った話急遽、時間が取れたため、日産グローバル本社ギャラリーに出かけてきました。もちろん目的は、タイトルのとおり特別展示であります。

当方を知る人はご存知のとおりかと思いますが、80年代に放映された刑事ドラマは本放送・再放送ごちゃ混ぜでいろいろ見て育った大勢(?)の中の一人だったりする訳です。

西部警察は、35話前後から最終回までを本放送で見ていますし、その前は再放送での視聴となっています。で、今回の話の主役ですが、初見はドラマではなく、1981年の東京モーターショー。ただし、日産ブースで配られたパンフレットにあった画像(改造途中に撮影したためか、まだエンケイバハを履いていない貴重なもの)は覚えているものの、見ているはずの実車は残念ながら記憶から消去されています。

そんなこんなで30年以上の時を経た再会。この車に関しては、座間保管庫の車ではないようなので、この期を逃すと次はいつになるか判らないという焦りもありました。



ベース車となる日産サファリは、前年の1980年にこれまでのパトロールの後継車として初登場。時間軸としては、初代パジェロより2年近く、ランクル60よりも僅かに早くの登場となります。
それまでの4駆(もちろんSUVなんて名称はありませんでした)といえば、50年代~60年代登場のモデルが継続生産されていた状況(レオーネを除く)。そんな中での初登場ですから、一気の近代化に驚かされたものです。

劇用車ならではの放水銃やら屋根のオープンを別にすると、その外観は、「オーバーフェンダー」・「ウインチ付バンパー」・「ハイルーフ」等から後年に追加されたグランロードを連想させますね。

それにしても保存状態が良かったのか、経年劣化はあまり見受けられず。実は初代サファリでは最良の状態なのかもしれません(笑)。




角度を変えての撮影。
今回近くで見て感心したのは、劇用車でありがちなテキトーな造りをされていないこと。水周りの配管が最大の難所だったと推定するのですが、やっつけ感はなく。フロントへの配管がフレーム下の隙間を通っているのは確認できたのですが、リヤの配管分岐箇所が確認できなかったのが残念。

西部警察が最盛期だった時の特車だけに、時間とお金がかかってもじっくりと製作をされたのかもしれませんね。




ちょっと見辛いですが、内装の画像。

インパネの色から元の外装色はグリーンと推定。ベース車は、内装の一部にトリムレス=車体色の箇所が各所にあったのですが、この車では全て塗られていて元の色が判らないようになっています。外装も塗り替えの痕跡がわかる箇所は見受けられず。

私的にこの車の最大の謎は、オリジナルとは異なる黒色のシート。縫製も違うため張替えではなく他車流用かな?と思うのですが、その一方でリクライニングレバーはオリジナルのブラウン色だったり。


今後の保管がどうなるのか気になりますが、一先ずは30数年を経た再会を嬉しく思いました。次に会えるのは何年後になるのやら・・・



次の目的は、一部筋で近頃評判の良い、この車。
間もなくメルセデス製4気筒ターボが載るというのも興味を惹かれる要因也。



日産ギャラリーへは、自車に乗っていったので、比較は容易。
W204よりW212の方が近いサイズのとおり、実車は一回り大きいですね。
画像の車両はオプションの19インチを装着。16インチを見慣れた目にはその大きさに驚きますが、先々の交換費用について要らぬ心配をしたりもします(笑)。その他全体的なデザインは”スカイライン”という名前を脇に置いておけば、現代の中型セダンとしてまぁ妥当ではないでしょうか。

ドアグリップやドアヒンジ等の造りは、従来同等だと思われますが、自車のガッシリ感に慣れた身には厳しい評価となります。




ボディの大きさを最も感じるのは、実は室外ではなく室内。
ドアto運転席のスペースは自車と同程度と思うのですが、運転席toセンターコンソールや運転席to助手席が広く感じます。
これを広いと捉えるか、取り回しが厳しいと捉えるかは用途次第でしょう。
運転席からはフェンダーの峰が見えるため、車幅感覚はつかみ易いですね。

CRTを2段構えたインパネですが、上段のナビが見易いのは高評価ですが、下段は画面を見ながらのタッチパネル操作を強いることとなるため、感心しません。

軽く、見て座っての印象はこんなもので。

展示車はオプション込みで500万を超えていましたけれど、この価格帯はライバルも強力なため、ここで戦うのは本筋ではないかと。やはり販売の主力は今度出るターボになると思われます。
こちらは400万円弱のようですが、この価格帯はライバルを含めてもセダンの空白地帯に近いため、イイ選択になるのではないでしょうか。


ギャラリーでは何故か”スカイライン祭り”の様相でしたので、偉大なるご先祖様達の画像を掲載。



スカイラインの名の下では、先ずこれを連想される方も多いでしょう。
日本のスポーツセダンを挙げていく場合に、必ず連想される形でもあります。
今見ると、ボディサイズの小ささに驚きますね。幼少時代では大きい方の車だったのですが。このサイズに6気筒2000ですから速かったのも解ります。




平成に時代が変わって最初に驚いた車。
GT-Rという名前の復活に相応しい存在でした。
その存在だけでなく、各パーツはドレスアップパーツとしても一時代のトレンドを築きます。この色は当初GT-Rのみの設定でしたね。(マイナー後はGT-R以外にも設定拡大)
今、実車を見ると、初代アリスト同様、ホイールの小ささに驚きます。
これでも当時は最大級のサイズだったのですけれども。

実はマイベストスカイラインは迷わずR32と答えます(同時期にライバル車を買ったというのに意外?)。




上の車が戦闘服を纏った後の姿(笑)。
グループA無敵の帝王。これが片輪を浮かせながらコーナーを駆け抜ける姿は、当時三河方面のファンだった私にも格好良く映ったものです。




R32から続いた、最後の「スカイラインGT-R」。
新車当時は、R32の方が・・・とか言っていた一人ですが、時間を経た今では、これはこれでイイと思います。R32と比較するとボディは大きくなっているのですが、その後の他車を見慣れた目には充分コンパクトに映ります。日産車はこの車に限らずですが、後年になって見直す車が多いんですよね。(私の見る目がないだけというご意見は無用・笑)


こうして数台を見ただけでも「スカイライン」という名前の重さを再認識します。
一人の設計者がこだわりを持って作って、それを受け継ぐ者がいて、さらにその作品にファンが大勢いて、皆で一緒に歴史を作ってきた、のですから。

現行だって、決して悪い車ではない。むしろ力作(ただし、わざとやったとしか思えない論外の某プレゼンは除く)。でも歴史をまとめたあとで眺めると、どうしても直系子孫には思えないのですね。。。


(余談)
横浜からの帰宅時、環八で渋滞に並んでいると昼間にも関わらず段々と空が暗くなってきてライト点灯、その後突然の雷雨と強風に遭遇。雨は段々と大粒になれども、なんとか雹には見舞われずに済み、一安心した次第。。。
Posted at 2014/05/09 22:06:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | お出かけ日記 | 日記

プロフィール

「近況報告(令和6年4月編) http://cvw.jp/b/1984303/47684123/
何シテル?   04/28 21:33
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2014/5 >>

     123
45 678 910
11 121314 151617
1819 202122 2324
2526 2728 293031

リンク・クリップ

1989年式マークII3.0グランデG感想文 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/05 19:34:14

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メルセデス・ベンツ Cクラス セダン
2013年9月14日納車 アドバンストライトパッケージ ボディカラー:988 ダイヤモン ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1995年12月登録(同型最終年月) 2001年6月購入 2013年9月譲渡 ボディカ ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1992年6月購入 2009年3月一時抹消 2009年6月永久抹消 ボディカラー:18 ...
トヨタ クレスタ トヨタ クレスタ
1991年7月登録 2000年11月購入 2001年6月譲渡 ボディカラー:27N パ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation