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ZEES officialのブログ一覧

2019年03月16日 イイね!

GLC43 AMG フルマフラー製作!!

GLC43 AMG フルマフラー製作!!GLC43のフルピース製作のご依頼がありました。更にEXバルブ付きでお願いされました。
渾身の力作を製作したいので製作物語を書いてみたいと思います。



まずはリアピースから。
この車は横置きタイコで左右にEXバルブを取り付けるスペースと構造が出来ないために片側にEXバルブを取付けします。
左右非対称で排気が通っているために通路の短い左側にEXバルブを取り付けます。
こちらの通路は当然直管でタイコの形はしていますが中身はストレートパイプです。
反対側は2重管オリフィスを使用し、より排気音を静かに製作します。こうする事により開いた時と閉じた時のメリハリがしっかりし、音の変化を満喫できます。もちろん右側と左側の通路の合計がメインパイプ径76.3φ以上になる様に計算し、TBエンジンの排気抵抗を皆無にして製作していきます。
結合部のジョイントも純正とボルトオンで互換性を持たせて製作します。




そして完成!
スムーズに製作出来ました。




一度取付けをして次にフロント、中間部を製作していきます。
見た感じフロントパイプはC43セダンと同じようです。試にC43の治具で製作したらやはりボルトオンでした。フロントの結合カップリング、ステーなど同じでしたのでやはりシャーシーのフロント部分は共通なのでしょうね。





続いて中間ピース。
これは見た目にも明らかに違いC43セダンよりも長いです。したがってワンオフで製作していきます。
セダンと違いリアが横置きタイコですのでその分音が静か目だと思いますので極力小さなタイコを入れて音を出る様にします。逆にここがストレートで製作してしまうとリアがバルブ式なので開いた時にフル直管となってしまい割れ音や下品な音が出てしまいます。音質を整えるためのタイコにしました。また純正の様にフロント、中間が一体式ではないために揺れてバーに干渉してはいけません。追加でステーを新設します。







そして完成!
綺麗なレイアウトで満足なマフラーが出来ました。




これでマフラーは完成しましたが、続いてEXバルブを取付けします。
一度マフラーを外して車体のカバーや遮熱板など全て取り払います。これで配管や配線が通していけます。
まずはソレノイドバルブ。
リアのデフ近くのマフラーのEXバルブに一番近い位置に取付けします。これは何故かと言いますと、リモコンを押したときにソレノイドバルブとマフラーのEXバルブの距離が遠いとバルブが開閉する時間にタイムラグが出来てしまうためです。やはりリモコンを押したら瞬時にバルブが動いて欲しいですよね。小さなこだわりですが私は妥協したくありません。



続いて配管をエンジンルームまで持って行き、負圧を取り出します。




そしてエンジンルーム。
やはり今の車は負圧が簡単には取出しできません。通常圧力センサーから取りますが今の車は圧力センサーがサージタンクに直接取り付けられております。その他ホースも樹脂で出来ており切断できない構造になっております。唯一キャニスターホースのみ樹脂でなかったのでここから取出ししました。
出来て良かったです!




続いて電源を繋ぎます。
これはトランクルームにACCがあったためここから取り出す事にしました。



後はトランクルームから電源を取って完成です。




そして元通りに組み立てて完成しました!!





エンジンを掛けてみるととても静かで、これなら夜中の市街地でも何も問題ありません。純正みたいに静かです。そしてリモコンで開いてみると、バルブが開き元気な音が出てきます。大成功ですが今の環境TBエンジンは直管でもあまり大きな音が出ないために少し物足りない思いです。でも仕方ありません。これ以上の音量を求めるのでしたら触媒を交換すれば叶いそうです。ベンツは触媒を交換すると全く別物の排気音、パワーアップをしますのでこれをやると凄く楽しそうです。しかしながら排気の抜けが良くなりすぎて必ずエンジンチェックランプが点灯しますのでコンピュータ書き換えが必項になります。
一度ここまでやってみたいのですが、お客様のご依頼が要りましたら喜んで製作致します。
50PSはパワーアップする事でしょう!

最後まで読んでくださり有難うございました。

価格はリアマフラーが228,000円、EXバルブ付きが298,000円、配管、配線の工賃が40,000円、フロント、中間ピースが198,000円(すべて税抜き)です。
Posted at 2019/03/16 22:29:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mercedes-Benz | イベント・キャンペーン
2019年02月18日 イイね!

新型Aクラス W177 開発!!

新型Aクラス W177 開発!!Aクラスがフルモデルチェンジしました。早速私の知り合いが購入したので開発していきます。
まずは車を借りてくる時に乗ったのですが、凄い進化に驚きました。先代が大ヒットしたのであまり変わらずの新型モデルと思っていましたが、本当に凄い!!何が凄いかと言うと、最初に誰もが思うはずです。これがAクラスなの?と。まずはその内装。インパネ周りはとても大衆車ではありません。Eクラスと遜色がないほど豪華で大画面、殆どの装備が完備されています。まるで高級車に乗っているようです。先代でかなりガッカリした走りについてもほぼ完璧に改善されており小排気量でありながらグイグイと加速します。これはエンジンというよりもオートマチックの改善で、すぐにシフトアップしてしまいいつも1000回転になっていた先代はここからアクセルを踏んでも加速しませんでした。しかし新型は2000回転近くで回転を保っているので即座に加速していきます。これなら走りにも不満がありません。本当に良く出来た車に仕上げてきました。
さて、この車をもっと気持ちよく走る様にマフラーの開発をしていきたいと思います。

まずはノーマルマフラーから。




なんとAMGラインのエディション1でありながらディフューザーがダミーでしかも右側片出し排気です。これは寂しい。先代のノーマルバンパー車と同じレイアウトではありませんか。見た目だけディフューザー左右出しに見えて実は下に向かって片側のみから排気しています。まずはこれを改善して最初から左右排気に変更して良い音とパワーアップを両立していきます。レイアウトは先代と同じフロントパイプからテールエンドまで一本物で最初からフルピース交換になります。タービンの搭載位置が変わり後方排気に変更されておりエキマニと触媒が一体式になっています。したがってこのモデルはスポーツ触媒が製作出来ません。仕方ないですね。排気効率を求めて後方排気に変更したのでしょうね。この方がパワーもレスポンスも確実にアップしますから。

さて外して各部を見ていきます。




まず配管は50φしかありませんのでこれをオール60φで製作します。
フロント部分にサブタイコがある同じレイアウト。これは当社も同じレイアウトで製作します。エンジンが動くためにフレキシブルチューブは必要でここも同じレイアウト、フランジはジョイントではなく平板に変更されています。
取り外す時に最悪だったのはフロント側のゴムラバー。これはブッシュが抜けないためにステーごと外す必要があります。ブッシュが抜けないのでステーも再利用できません。新設する必要があります。



これを踏まえてフロントからリアまで作っていきます。






ピンボケしてすみません。
そして型取りが完成!!早速治具製作に取り掛かります。

治具が完成したので早速マフラーを作って取り付けます。










完璧なレイアウト、排気効率を実現したため音もパワー感を伴った良い音に変わりました。やはりフロントからの全交換は違いますね。走りもノーマルより数段上で全域に渡ってトルクアップしておりとても軽快で走りやすいです。最高のマフラーが出来ました。なおこのお客様はEXバルブ付きのマフラーをご依頼されましたので一部写真にバルブが付いております。市販マフラーはバルブなしの両側排気となりますのでご了承ください。もちろんEXバルブ付きマフラーも発売します。

価格はハーフステンレス218,000円、オールステンレス298,000円
   EXバルブ付きは70,000円UPです。

先日、国の加速騒音試験を受けて合格しました。完全な車検対応品として発売いたします。
なおEXバルブ付きマフラーは開いたら直管になる為に車検非対応となります。


それでは次にEXバルブ付きマフラーを取付けします。配管などのご参考になれば幸いです。
まずはコントロールソレノイドバルブ。EXバルブから近い位置に取付けするのがポイントです。デフの空きスペースに取付けしました。これは何故かといいますとソレノイドまでは常に負圧が来ていますので電磁バルブがオンになった時に距離が短いほど瞬時にバルブが開閉するからです。私は常にEXバルブから一番近い位置を探して取付けします。



そこからエンジンまで配管を引いていきます。




そしてエンジンルーム内で負圧が取れる所を探します。しかし・・・この車はホースパイプが殆どありません。全部形成樹脂で配管が作られております。これは困った。唯一キャニスターに向かう部分に配管を見つけました。エンジンを掛けてみるとちゃんと負圧が来ています。本当に良かった。これが無ければ樹脂を切断して負圧を取らないといけません。今の車はどんどんこの方向に向かっていて負圧が取りにくく、私が仕上げた車でアウディRS6とカマロは樹脂を切断して負圧を取った記憶があります。今後はこうなって行くのでしょうね。




ソレノイドへの電源はリアのトランクルームにシュガライターがありましたのでそこからとりました。これは簡単なので省略します。

そして完成。リモコンにより開けたら直管、閉じたら静音になる住宅地に優しいマフラーが完成しました。







大満足のマフラーが完成しました。オーナーの皆様是非よろしくお願いします。<a <a <a
Posted at 2019/02/18 11:01:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント・キャンペーン
2019年01月10日 イイね!

W205 C43AMG マイナー後開発!!

W205 C43AMG マイナー後開発!!C43AMGマイナー後モデルのご依頼が来ました。
前回マイナー前モデルを製作してから、そのあまりにも多い注文にびっくりしました。当初私自身63AMGと違い中途半端な印象を受けており、このモデルが本当に売れるのか疑問でした。しかし高価な63AMGと違いリーズナブルな価格設定、必要十分な動力性能、何よりAMGモデルの優越感を十分に味わえる本当にいい車だと気が付きました。だからこそこのモデルが売れているのでしょうね。
開発してみるとリアのディフューザーが4本出し風に変わっていて、ここの開口部分にテールエンドを持ってきたらいいだけで後は同じでした。したがってマイナー前モデルと重複します。それでも最後まで読んでくだされば幸いです。

まずはノーマルマフラーを外しますが・・・車体にピッタリと、本当にクリアランスなくぎりぎりに付いていますので脱着が大変です。
頑張って取り外しました。
ノーマルマフラーを調べてみるとメインパイプ径はかなり太く今の小さいタービンにハイブーストを掛ける仕様で出来ています。しかし車体とのクリアランスの狭い部分はかなり潰されており悲惨な作りです。消音気の容量も大きすぎて排気音がほとんど聞こえません。
これを全て埋めて抜けが良くハイパワーで、心地いい排気音が鳴るようにマフラーを作っていきます。




純正のジョイントを完璧にフィットして結合できるように43AMG専用のジョイントを製作します。




続いてパイピングですがジョイント部は極太の76.3φを使用し左右に振り分けてからは60.5φを使用します。純正と違い綺麗に溶接して振り分けます。また純正は全てが一体で大きくて重い構造ですが当社はメンテナンスに優れた3分割タイプにします。これなら交換も簡単ですよね。





リアピースを外した状態で音量を計測すると、さすがにAMGエンジンだけあって凄く大きな音が鳴り響きます。これでは当社の他のW205のマフラーの様にディフューザーに2本のテールを持って行き4本出しでは作れません。音量が大き過ぎます。
左右1本出しにして出来るだけタイコの全長を長くして消音する必要があります。





タイコ内部構造はTBエンジンのためストレート構造にしてパワーアップを。そして左右のパンチングパイプの合計容量がメインパイプ径の76.3φを少し上回り慣性による吸い出し効果も狙って、究極のパワーアップを目指します。
そして完成!!
取り回しも綺麗で満足なマフラーが出来ました。
このマフラーはお客様の希望によりEXバルブ仕様となっております。したがって車検対応タイプではありませんが、通常のモデルはEXバルブなしの車検対応品となります。






そして試乗に出かけます。
エンジン始動時はバルブが閉じているために非常に静か。これならば夜中の住宅地でも家族を乗せて走るときでも誰にも苦情など出ないでしょう。そしてリモコンでバルブを開けると・・・直管になるために素晴らしい重低音が鳴り響きます。それでもTB車のために爆音ではありません。あくまでも音の大きめなマフラーです。抜けも良くなったために高回転の伸びも気持ちよくなりました。しかしこれでこの車の真価を発揮しておりませんので是非フロント、中間タイコを入れたいです。この客様は全て交換しフルピース仕様で製作しました。これならばさらに高回転が伸びて低、中速トルクも逆にアップしているかんじになり本当に乗り易く気持ちの良い車になりました。皆さんも是非よろしくお願いします。
さて次は車検対応マフラーのインプレッションです。
完成しまずはエンジン始動。??音が大きいぞ?これはいけません。この車は国の加速騒音試験を受けて車検対応品で販売するつもりです。もう一度設計を変更して製作し直します。

今度は・・・丁度いいです。適度に低音が響きますが高回転でうるさくなく、これなら試験もクリア出来そうです。
走りも低速から高回転まで全域で一回りパワーアップして気持ちいいです。これならお客様も満足いただけると思います。

今回はリアピースですが今後フロントパイプ、中間ピースも開発して究極のフルマフラーを製作するつもりです。オーナーの皆様、ご期待ください。

価格はリアピースでハーフステンレス198,000円、オールステンレス248,000円です。
Posted at 2019/01/10 10:08:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mercedes-Benz | イベント・キャンペーン
2018年08月11日 イイね!

レクサスLC URZ100 開発!!

レクサスLC URZ100 開発!!


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レクサスLCの開発が全部終わりましたので新たに付け加えてもう一度アップしたいと思います。最後まで読んでくだされば幸いです。


レクサスLCが入って来ました。
お客様のご依頼はフロントパイプからリアエンドまで全て交換でEXバルブ付き希望。リアにトムスのアンダースポイラーが装着されていますのでその開口部に合わせて90φチタンテールの4本出しにして欲しいと言われました。いきなり凄い仕様です。フルエキゾーストのご依頼ですので私自身気合を入れて渾身のマフラーを作りたいと思います。

それではいつもの様にノーマルマフラーから調べていきます。
この車、最初からスーパーカーの様にEXバルブが付いていて音は小さいですがスーパーカーの様な音が鳴ります。なるほどよく研究されています。
調べてみると直管通路と消音通路の2系統を持っておらずリアタイコは乾いた大きめの音が最初から鳴るように製作され、その前に排圧を殺すためにEXバルブが付いておりこれを閉じると少しの排気だけが流れる様になっていて消音性能を満たしています。良く出来ているマフラーですがバルブを開いた時にスーパーカーの様な直管にはならず大きな消音気を通りますから音量が物足りません。これを2系統にして音量のメリハリを作っていきたいと思います。

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EXバルブ部は開くと閉じるだけの動作ではなくて角度を走行状態に合わせてフレキシブルに可変出来る様になっています。その角度をコンピュータが読み取り把握するようにしていります。

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リアパイプ部分は絞られて54φです。せっかくフランジが60φで出来ているのに勿体ない、ここを絞りなしの60φで製作しようと思います。

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フロント、中間ピースはいつものトヨタ車通り一体式で他の車種とよく似た構造です。
LSの様に完全別設計で進化したバージョンではなく従来のバージョンです。悔しいですね!!しかしこの車はNAエンジンですからこれで十分なのかもしれません

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相変わらずバイパス部分はバーを避けるために潰されており、また中間タイコ以降も60φから54φまで径が細くなっています。これも絞りなしの60φで製作していきます。
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それではまずはリアピースから製作していきます。
後でノーマルのディフューザーを装着するためにテールの手前まで製作します。
まずは直管通路と消音通路を別々に分けるよう配管していきスーパーカーのレイアウトを実現します。リアタイコはノーマルの様に横置きにして装着できる最大のサイズのタイコをセットします。

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消音通路はバルブが閉じた時だけに排気がタイコに入るようにします。穴あけが大変な作業です。
そして何とか借り合わせが出来ました。美しいレイアウトですね!!

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ここでトムス製のリアアンダースポイラーを外してノーマルディフューザーを装着します。市販マフラーはノーマル車対応ですからね!
そしてノーマル出口に合うようにテールパイプをレイアウトしていきます。

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これでリアピースは完成。後は製作治具を作って本溶接します。
なおこの商品はEXバルブ付きの競技用のマフラーを製作しております。EXバルブなしの車検対応マフラーもラインナップに加えますのでご期待ください。その場合このマフラーのEXバルブ通路が無くなり専用設計のタイコになります。街中の走行に適した中速トルクが大きく乗り易いマフラーを目指して作りました。下からモリモリとトルクの出てくるマフラーは乗っていて楽しいですからね!!そしてこのLC500の車検対応マフラーは各メーカーさんが大変苦労しており今現在発売されておりません。加速時の消音性能が非常に高くないと試験に落ちてしまうみたいです。当社はこれを完全にクリアーして車検対応マフラーを販売しますのでどうかご期待ください。
写真はトムス製のリアアンダースポイラーが装着されていてテールがおかしく思いますが純正のディフューザーにマッチしますのでご安心ください。

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それでは次にフロントパイプを製作します。
見た目、レイアウト自体RCFとそっくりなためにRCFのフロントパイプを当てがってみましたがやっぱり違いました。合いません。新たに製作します。
何の問題も無く完成しました。

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続いて中間タイコ。
これもいつものトヨタ車レクサス車と同じレイアウトですのでスムーズに製作していきます。
パイプの絞りを一切なくして純正のアンダーバーを避けて製作します。
そして完成!!スムーズな仕上がりです。
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この後製作治具を作り本溶接します。

さてそれではこのお客様のEXバルブ付きのトムス社製のリアアンダースポイラーに合わせたワンオフマフラーを製作していきます。
まずはEXバルブの配管及び配線です。
エンジンルームのサージタンクから負圧を取り出し、電磁ソレノイドに持って行きます。

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電磁ソレノイドはリアアクスルの上に綺麗に装着出来ました。

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そこから左右のEXバルブのダイヤフラムに配管します。

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配線は室内に持って行き純正の色々なスイッチの使われていない目くら部分にカッコいいスイッチを装着します。が、これは私の専門分野ではないので知り合いのオーディオ屋さんに依頼しました。やはりプロには敵いません。

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そして完成!!
渾身の力作が出来て私自身満足です。色々な苦労の連続が昨日の様に頭に浮かびます。

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はやる気持ちを抑えて早速エンジンを掛けてみます。思った通りバルブを閉じた時は大変静かでこれなら町中でも何の問題も無いでしょう。そして開いたら・・・
まさにスーパーカーサウンド!!これは今までの国産車にはない最大で最高の音を響かせます。高速を走ったら最高に気持ちが良いでしょうね!!私自身欲しくなってきました。
大満足のマフラーを製作で来て大変嬉しいです。
オーナーの皆様、是非よろしく願いします。

価格はオールステンレスのみで
リアピース・・・車検対応品268,000円
        EXバルブ付き競技用・・・398,000円(電磁ソレノイド、ワンウエイバルブ、無線コントローラー、リモコン2個付き)

中間ピース・・・139,800円
フロントパイプ・・・スポーツ触媒付き199,800円
          ストレートタイプ99,800円です。

Posted at 2018/08/11 20:10:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新開発 | イベント・キャンペーン
2018年08月10日 イイね!

W257 CLS450 開発!!

W257 CLS450 開発!!最新のCLSが入って来ました。フルモデルチェンジにより3代目となり新開発の直6エンジンが復活しました。長い全長の直6エンジンは時代にそぐわずに姿を消していったのですが最新技術により従来の直6ではなし得なかった短さを実現、V6と同じくらいの全長に抑えるとこが出来、見事に復活しました。これはベルト駆動を廃止しオルタネーターなどの補機類は全て電動化して実現しております。セルモーター何て電動アシストまでを兼ねており凄い技術と進化ですね。したがってこの車、低回転時は電気アシスト、高回転時はTBがアシストしてなんかロボットに近づいているみたいです。トルクの伴った気持ちの良い吹け上がり、ワクワクするような高回転の加速などはするのでしょうか?
私自身古い人間なのでそんな部分がとても気になります。燃費性能と低排出ガスに極限まで振っているみたいで車本来の気持ちのいい走りが無くなっていき、寂しく思います。


さてノーマルで少し走ってみます。
??何だこれは?直6の高音質なエンジンサウンドがありません。9速ミッションも常に低回転で変速してしまい全く普通のファミリーカーみたいな感じです。回してみるとそれなりに速いのですが360PS以上の馬力があまり感じられません。やっぱり寂しいフィーリングでこれを少しでも荒々しい楽しく盛り上がるパワーが体感できるようにマフラーを作っていきたいです。

それでは開発に入ります。まずはノーマルマフラーから。




最初からEXバルブが付いています。モーター式で角度をコンピューターで検知しています。走行状態に応じてリニアに開閉するタイプで音量の大小に重点を置いているタイプではなくパワーフィーリングでバルブを開閉しているようです。始動時は閉じて静かに、ファーストアイドルが終わり温まってくると開いてきます。走行時は低回転では少し開いてトルクアップを高回転では全部開いてパワーを出すと同時に音も出すようにしております。しかしそれでもノーマルですので全然静かすぎで物足りません。
各部のパイプはいたる所が潰されていて車体とのクリアランスを保っています。




この部分の潰れを全て無にしてパワーアップを図りたいと思います。
センターパイプ部分に純正マフラーの切断ポイントがポンチされていりますのでこの部分で切断してリアマフラーを製作していきます。




左側は純正の様にEXバルブが装着出来る様に製作します。このモーターのカプラーを外したままにしておくとエンジンチェックランプまでは点灯しませんがコンピューターにエラー信号が残ってしまいます。またノーマルとは違い開けばより音量が大きくなり気持ちのいい排気音が出る様にします。
そして完成!ノーマルの電磁モーターがそのままボルトオンで装着できる画期的なマフラーです。





なお先日このままの状態で加速騒音試験を受けに行き合格しました。したがって車検対応マフラーですので安心して購入できます。

それではフロント中間パイプを製作します。
この車純正は中間部分にタイコがありますが音量があまりにも静かなため当社製品はタイコを装着せずストレートパイプで製作します。




純正のカップリングはW176のAクラスと同じ形状で3Lエンジンのため口径が大きくなっております。



ここで問題が・・・
このジョイントのネジが回せません。エンジン下からでは工具が入らずエンジン上からの作業となります。カバー、遮熱版など色々なパーツを外していきやっとネジにアクセスできます。しかしそれでも角度が悪いためネジを回せません。仕方ないので工具にステンレス棒を溶接して専用の回し工具を製作しました。これでやっと緩みました。
外れてしまえば後は簡単で、レイアウト通りにフロントパイプ、センターパイプと製作していきます。




そして完成!




なお純正でセンターにバーがあり、この少し後ろに切断ポイントがありリアピースを切断するので、バンド止めでは振動で垂れ下がってきてバーに干渉してしまいます。そこでこの部分に追加ステーを装着し垂れ下がりを防止しております。




これでフルマフラーが完成しました。




それでは試乗に行きたいと思います。
エンジンを掛けるとバルブが閉じておりこのマフラーでも静かで、近所迷惑にならないです。ファーストアイドルが終わるとバルブが開きだしてそれなりの音が出ます。やっとスポーツマフラーらしくなってきました。
走り出しても全域でトルクが一回り太くなった感じで楽しいです。高回転の音も気持ちよく響き走りを堪能できます。しかし環境エンジンのためシフトアップが速く常に低回転を保ってしまうので少しつまらないです。トランスミッションのプログラムなので仕方ありません。
それでもこのマフラーの性能を感じる事が出来大変満足です。
なおフロント、中間パイプは音量を大きくするので競技用となります。

価格は切断後部分が288,000円(EXバルブ標準装備)
フロント、中間パイプがセットで168,000円です。

オーナーの皆様、是非よろしくお願いいたします。
Posted at 2018/08/10 00:11:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント・キャンペーン
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「レクサスLC コンバーチブル開発!! http://cvw.jp/b/1996436/46018063/
何シテル?   04/11 18:06
ZEESです。よろしくお願いします。

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