うさだのブログ一覧

駅近に二つビルがある。
数年前に、ほぼ時期を同じくして建ったのだけれど、今日ふと目を遣った先に妙な違和感があった。

外壁に映り込む模様が一律ではないのだ。

最初はタイルよろしくランダムに配置しているのかと思ったのだけれど、近付くと単に揃ってないだけの事が判明した。

反対側に目を向けると、こちらは大部分がガラス張りで、フロア間はややマットな金属パネル。
幾分の揺れはあるものの、向かいのシルエットは高層階まで綺麗に伸びている。
素材の違いがあるとは云え、こうも見事な対比を目の当たりにすると
「ケチったナ？」
と思わざるをえない。(笑)


こうなると御影石擬きのパネルも、途端に安っぽく見えてくる。
同時に『手抜きも有るんじゃね？』という考えに至ると、そら恐ろしくなった。

10階以上の高さからパネルが剥がれ落ちたらどうなるか。
大きな地震は勿論だけれど、経年や雑な工事の帰結として何時Ｘデーがやってくるか知れたもんじゃない。

例の偽装事件よりは後だから相応の監査は入っていると思うが(苦笑)、建物自体の耐震性は当然としても附帯工事までキチンと監理されてるのかしら？


今後は離れて通るか、『上を向いて歩こう』