
こんな記事がありました。
小学生の暴力行為が過去最高 2年連続で1万件突破 問題行動調査で判明
産経新聞 9月16日(水)18時50分配信
小学生の暴力行為が2年連続で1万件を突破し、過去最多となったことが16日、文部科学省による平成26年度の問題行動調査で明らかになった。文科省は家庭での教育機能の低下などのほか、現場の教員が把握する姿勢を強めたため件数が増えたとみている。
調査報告書によると、26年度の小中高校生による暴力行為の発生件数は前年度比5103件減の5万4242件。内訳は、中学生が前年度比4563件減の3万5683件、高校生も前年度比1112件減の7091件だったが、小学生は前年度比572件増の1万1468件に上り、統計を取り始めた9年度以降で過去最多となった。
文科省の担当者は「感情のコントロールがうまくできない児童が増え、家庭での教育機能も低下しているのではないか」と指摘した。一方で、現場の教員がここ数年、いじめに発展しかねない児童間の暴力行為などの把握を積極化させている傾向も件数の増加につながったとみている。
問題行動調査で報告される予定だったいじめ件数については、岩手県矢巾(やはば)町の中学2年、村松亮君がいじめを苦に自殺したとみられる問題を受け、文科省が各教育委員会に再調査を要請し、10月下旬に公表する。
このほか、小中学校での不登校の児童生徒数は前年度比3285人増の12万2902人に上り、2年連続で増加。小中高校から報告のあった児童生徒の自殺者は前年度比10人減の230人で、いじめの問題があったのは5人だった。
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夏休みが終わって、一週間ほど経ったある日。
小3の息子が泣きながら帰宅した。
(途中で転んで、怪我でもしたのかな)なんて思いつつ、「おかえりー」と玄関で迎えた。
すごく悔しそうな悲しそうな顔で、必死で涙を止めようとしている。
わけを聞いてみると・・・。
・・・と、その前に。 …………………………………… ・・
Jyaianさんのブログ
『小学校の事例で安保を考えるw』
https://minkara.carview.co.jp/userid/1294568/blog/36413054/
是非! ご一読ください。
・上の産経新聞の記事にもあった「小学生の暴力行為」
・子供の社会における「個別的自衛権」と「集団的自衛権」
・なぜ、「安全保障法案」が必要なのか
・親のしつけと愛情
子を持つ親、祖父母としての視点だけでなく、
『反対のための反対』に終始している幼稚な国会議員や、
勘違いやノリ、青春の郷愁に浸りデモに参加している方々にも、
身近で喫緊の案件としてよく考えていただきたいと思う、素晴らしい体験記です。
端的にまとめられて、とても理解しやすい文章なのも素晴らしいです。
コメントの返信にいただいたお言葉。
>問題児(問題国家)は「弱いこと」と「争いを好まず穏やかな性質であること」の区別がつかないように思います。
>誤解して問題行動を起こさないように、教育的指導(躾)としての実力行使もときには必要かと思います。
示唆に富んだ、とても大切なことだと心に銘じました。
ありがとうございます(つ∀`).+°o*。.’
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【午後3時頃】
さて。
息子が泣いて帰ってきた理由を聞いてみると。
一緒に下校する同級生に大切なものを取られてしまい、返して欲しいと言ったけど、その子は他の子に命令して、側溝の穴から捨てられてしまったと。
相手の子たちは、ときどき一緒に遊ぶこともあるけれど、凄んだ口調にものを言わせて我が侭に振舞うタイプの子。
落ち着いてから、メモを取りながらゆっくり話を聞いた。
・ランドセルのフックをA君が手に持ってカチャカチャさせていた。
・自分のランドセルを確認すると、一つなくなっている。「僕のだから返して」と言ったけど、「TT室のゴミ箱の後ろに落っこちてた」と言われた。
・下校の途中で、また返してと言ったら、道路にポイッと投げた。
・急いで拾ってポケットに入れようとしたら、手首を叩かれて道路にはたき落されて、また取られた。
・もう一度返してと言ったら、もう一人一緒に歩いていた友達B君に命令して、側溝の穴から捨てさせた。
・「おれがやったんじゃないからな」とA君が言った。
・拾えないから、泣きながら帰ってきた。
実はこの時、息子の記憶は錯綜していて、ほとんどがB君がしたことだと思い込んでいた。
フックを返してくれなかったのも、捨てたのもB君だと。
*****話はさかのぼって、***********
【一年前】のこと。
2年生の時のこと。
B君が教室で、息子の消しゴムを欲しくなって自分の筆箱に入れてしまい、先生と子供たち、先生とB君のお母さんとのやり取りののち、返してもらったことがあった。
はじめは「落ちていたのを拾っただけ」だと言い、その後名前の書いてあったところを消して、「これは元々自分のだった」と言い張ったそうだ。
周りの友達も、それは前から息子の消しゴムだったよと言ってくれたそうだが、どうしても返そうとせず、先生がB君の母親と話をしてくれた。
すると翌日、B君は母親と一緒に我が家を訪れ、「欲しくなってしまってとってしまって、ごめんなさい」と返してれた。
息子は「いいよ。もうとらないでね」と言い握手した。
しかし、その翌日、学校の玄関で待っていたB君は息子に、「あの消しゴム、学校にもってこないで。自分が犯人だと思われるのが嫌だから」と言った。
それを聞いて、(過ちを正直に認めて謝ることができたからそれでいい)と思っていた自分も、疑問を感じてしまった。
何にも反省していないんじゃないの?と。
息子には「学校で普通に使っていいんだよ」と言った。
自分は何も悪いことをしていないから、堂々としていればいいのだと。
我が家は慎ましい生活をしているが、幸いにも息子たちはモノを大切に使う子供に育ってくれている。
息子の使っている消しゴムは全て、入学前に地域に新規オープンしたDIYのお店の『消しゴムつかみ取り』でゲットしたものだ。
母も頑張ってガバッと鷲掴みし、優しい店員さんは小さい手の子供たちにたくさんのおまけもつけてくれた。
大人向けのよく消えるメーカー品もあり、名前を書いて順番に大切に使っている。
B君は数え切れないほどたくさん消しゴムを持っているのに、どうして別のものも欲しくなって取ってしまったのか不思議だと、B君のお母さんは話していた。
返しに来てくれた翌日に、B君が息子に「持ってこないで欲しい」と言ったことを、私はB君の母親に伝えていなかった。
そのくらい、『したたかな子供さん』だと、お母さんは承知しているものだと思っていたのだが。
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【午後5時頃】
消しゴムの一件もあり、私も息子の話す通り、B君がフックが欲しくなって取ってしまい返してくれなかったのだと思いこんでしまった。
事情を聞こうとB君のお宅に電話したけれど出なかったので、しばらくしてから息子と一緒に直接お宅に伺った。
B君が玄関先に出てきてくれた。
「B君、今日学校から帰るときに、ランドセルのフック、どうしたのかな?」
-「ぼ、ぼくじゃないよ。ぼくは何にも知らないよ」
私は頭に血が上り、カーッとなってしまい・・・
「あなた、正直に言いなさいよ! ドブに捨てたんじゃないの?」
-「だって、すてろって命令されたから・・・」
「前に消しゴムがなくなった時、うちの子に学校に持ってこないで欲しいって言ったでしょ? ウソついてごまかすのは、もっと悪いことだよ!」
玄関で大きな声を出している私に驚いて、中からお母さんも出てきた。
私の剣幕に驚いて、落ち着いてゆっくり話を聞かせて、と言ってくれた。
・・・・。
B君の話を聞くと、フックを拾って返さなかったのはA君で、A君に捨てろと言われて穴から落としたのがB君だった。
(あちゃー。・・・やってしまった)
私は双方から話を聞かず、確認もせず、勘違いしたまま怒鳴ってしまったことを、B君に謝った。
お母さんにも謝った。
自分が教員をしていた時には、どちらの立場の子供たちからも話を聞いて、一方的に決め付けないことを心掛けていたのに。
いざ自分が親になってみれば、このていたらく。
息子の気持ちや立場ばかりで考えてしまった。
なんと未熟な人間なのか…。
面目なく、ただ、情けない。
猛烈に反省しつつ。
とりあえず、落としてしまった所に行ってみようと言うことになり、双方の親子で現場に向かい、バールを借りて、側溝を外そうとした。
重くて、無理だった。
ちょうどすぐ近くでキャッチボールをしていた父子が何事かと見に来てくれて、お父さんがバールと素手で側溝を開けてくれた。
既に薄暗くなっていたので、息子さんが懐中電灯を持ってきて照らしてくれたら、三個目のブロックを開けた時、ようやくフックが見つかった。
息子のランドセルは、去年亡くなったお祖父さんが買ってくれた形見のようなものでなので、大事にしている。
クラスの子のほとんどがランドセルについているフックをいくつか失くしてしまっていたそうだが、息子のランドセルにはまだ3つ、付いていた。
メーカーによって色や形が違うから、自分のフックだとすぐに分かったそうだ。
自分で失くしてしまったなら仕方ないけど、自分のものだとわかっているのに捨てられてしまったことがすごく悔しかったと言う。
【午後6時頃】
夕暮れが迫る中、それぞれの親子、母親同士で話をした。
B君は、自分が取ってしまって返さなかったわけではないけど、命令されてそのまま捨ててしまったことはいけなかったと話してくれた。
そして、どうしてA君に言われるままに捨ててしまったのか。
「A君に言われたら逆らえないよ」と告げると、母親は驚いていた。
同じ部活に入っていて、よく一緒に遊んでいるのに、そんな兆しはまったく視えず、今まで分からなかったと。
≪B君の母親との話から気付いたこと・対処方法≫
B君は三人兄弟。下に妹が二人いる。
頭の回転が速く、面白いこともいう、物おじしない子。
両親、祖父母、ご主人の弟さん、妹さんと同居している。
学用品などは、可愛がってくれる「叔母さん」がよくプレゼントしてくれて、洋服などは親戚からたくさんもらうから、モノに対するありがたみがあまり持てないのではないかと母親は心配していた。
一番下の妹が生まれる時、母親が切迫流産になり、隣の県の実家に五カ月ほど行ったきり、帰ってこられなくなった(妹は母と一緒)。
小学校の入学を挟んで、母親が不在のまま、毎週何時間もかけて、雪の中をお父さんと一緒にお母さんに会いに通った。
当時、私もお母さんがいなくてさみしがっているB君を少しでも励ましたいと思って、B君を家に呼んで息子たちと一緒に遊ばせたり、好きだと言ってくれるおやつを作って持っていった。
母親の出産が大変だったせいもあり、自宅に帰宅してからも体力も、赤ちゃんのお世話もあり疲れ気味になってしまい、息子と二人きりでゆっくり過ごす時間もあまりなかったそうだ。
息子のことを不憫に思いながらも、妹たちを可愛いと思う反面、どうしても息子のことが好きになれず、頭ごなしに叱ってしまい、抱きしめてやることも優しく声をかけてあげることもできないままなんだと教えてくれた。
我が家に遊びに来ると、次の遊びを指定し、みんなをリードしているのはB君。
ただ、すごい負けず嫌いで、キックベースなどで自分が負けている時は、自分が勝つまで次の遊びをしようとしない。
野球盤で対戦する時には、自分の都合のいいようにその都度ルールを変えるため、いくら息子たちがダメだといっても、言葉巧みに進めてしまう。
だから、B君と遊ぶのは面白くないとよく息子はこぼしていた。
私も、子供の遊びのことには首を突っ込まず、なるべく静観しようとしていたが、やはり、卑怯なことはしてはいけないと、大事な場面では教えなくてはいけないのかもしけれないと思うようになった。
B君のお母さんは、自分の愛情不足がいけなかったのだと話していた。
きっと、それはあると思う。
にこにこ笑いながら話を聞いたり、頭をなでたりギュッと抱きしめたり、親が恥ずかしがらずにスキンシップをとることが、まだ低学年の子供には何より大切なことだと思うと話した。
きっと、お母さんから『自分は愛されている。大事に思われている』と、頭や心、体中で感じ取ることができれば、人のものをほしくなったり、どうしても勝たなければ気が済まないような気持ちにはならずに、B君は明るくて面白い本来の良さをのびのびと発揮できるのではないかと思う。
【午後8時頃】
A君のお宅に電話をした。
お母さんに、その日の出来事を伝え、本当のことなのかA君と確認してもらい、話し合ってほしいと思った。
A君のお母さんには義父母のことでお世話になっていることもあり、ときどきプライベートなことも話す間柄。
物静かで芯は強いけど、とても優しい方だ。
今度はつとめて冷静になって、放課後の出来事とその後フックを見つけたことも話した。
お母さんは、申し訳ない、息子のやってしまったことに違いないと思うとはなしてくれた。
そして、少し複雑な家庭の事情も。
・・・・・・・・・
A君は、とても無口な子。
我が家遊び来ても、「こんにちは」「おじゃまします」を言わずに、黙ってあがっていたこともあり、留守番をしていた義母を驚かせてしまったこともある。
一緒に遊んでいるときにA君に話しかけても、目を見て話すことができず、「うーん」とか「はー」とか、自分の気持ちを言葉にして伝えることは苦手のようだ。
みんなで遊びに来ているときも一人でゲーム(3DS)を続けていて、周りの友達もなんとなく気を遣って、自分たちのペースで遊べないこともあった。
それは、気に入らないことがあるとこわい言葉で脅したり、暴力をふるうこともあるからだと、今回息子たちは教えてくれた。
一人っ子なので、家でゲームをして静かに過ごしていることが多く、叱られることはめったにない。
悪いことをして叱ろうとしても、母親が祖父母に遠慮して、祖父母の前ですぐに叱ることができない。
母親も、学校の出来事などをA君に聞いても話してくれないことが多く、担任からの連絡などで問題行動を知ることが多かったという。
父親はあまり子育てに関心がなく、話し合いをすることもなかった。夫婦の折り合いが悪く、夏休み前には母親の実家に息子を連れて行って、そこから学校に通っていたそうだ。
別居や離婚も考えているところだったという。
別の友人C君は、A君と同じスポーツ少年団に入りたかったが、運動神経のいいA君は、C君を対等の友人とは見ず、パシリのようにC君に命令し威張ることが多かったため、C君はそのスポーツ少年団に入ることを諦めたことをC君の母親から聞いていた。
【翌日、夕方】
休日だったため、一日、子供たちと図書館などへ出かけていた。
昼間に何度か訪ねてくれたそうだが、A君母子が夕方、畑仕事をしていた家の裏まで来てくれた。
ちょうど私と一緒にいた息子の前に立つが、なかなか切り出せない。
ここは、A君が自分の言葉で話さなくてはいけない大事な場面だと思ったので、少しずつ切り出しながら、とことん待とうと思った。
母親に促されて、「ごめんなさい」とようやく言った。
どんなことをしてごめんなさいなのか、教えてくれる?と、事の経緯をはじめから聞いた。
・別の部屋のゴミ箱の後ろに落ちていたと言ったが、本当は教室の机の横に落ちていた。
・息子のフックだと分かっていたが、欲しくなってしまった。
・返してほしいと言われたけど、返したくなかった。
・一度は返したけど、やっぱり欲しくなって、手をはたき落してまた取った。
・泣いたから困ったと思った。自分がしたことにならない様に、一緒にいた友達に、穴から捨てさせた。最後に捨てたのが自分でなければ、自分は悪くないと思った。
時間がかかったけど、自分の言葉で話してもらった。
言いにくいと思われる本当のことまで正直に話した時は、「よく、正直に話したね。えらいよ」と頭をなでてほめた。
自分がした行動の何がいけないのか、自分で考えさせたかった。
普段、家庭で叱られることがなく、また、友達もこわがってはっきり指摘しないため、自分の行動を振り返って反省する機会が極端に少なかった子供だと思われるから。
普段から、学校の落し物コーナーのモノを、欲しくなると黙ってもらってしまうこともあると話してくれた。
自分のモノがなくなったり、誰かに取られてしまうと悲しいね、イヤだね、と伝えた。
だから、他の友達のモノを勝手にもらってしまうことはいけないことだねと。
『自分がイヤなことは、友達にしない』。 これが大事だよと。
そして、自分がしてしまったこと、思ったことを、正直に話すことは、とてもえらいことで、とても大切なことだと感じてほしいと思った。
悪いことをしてしまったら、次はやらないようにすればいい。
失敗したら、今度は気をつければいい。
ただ、ウソをついたりごまかすことは、悪いことをしたこと以上にもっといけないことだ。
正直に話すことは勇気が必要なことだから、今回、全部正直に話せたことは、とってもえらくてりっぱなこと。
普段は苦手な、『自分の言葉で話す』ことができたことを、とにかくたくさん誉めた。
とっても大切なことだと。
だから、これからも、A君のことが世界一大好きで大切に思ってくれているお母さんに、どんなこともどんどん話してね、お母さんはすごく喜んでくれるよ、と。
家庭で叱られたことのない子、友達が腫れ物に触るように気を遣う子だから、自分本位で相手の気持ちや立場を考えて行動することが、なかなかできなかったのだと思った。
一緒に遊んでくれて、ときには厳しく叱る父親の存在感が希薄だったため、今回のことで夫婦でよく話し合いをしたいとA君の母親は話していた。
≪息子へのアドバイス≫
・嫌なことをされても、意地悪をされても、簡単に泣かない。
簡単に泣くと、いじめっこに舐められて、いつまでもターゲットにされる。
・自分が悪くないと思ったら、絶対に引かず、立ち向かえ。
・もしも相手が手を出してきたら、自分も闘え。
・そのために、喧嘩の仕方を教える
(父親が実際に手ほどき。まず相手の首を押さえ、手出しできないようにする練習)
・道具やモノを使って手出しすることは絶対にいけない。
≪親としての心構え≫
・表情や言動から、悩みや困っていることを察する。さりげなく聞く。
できるだけ帰宅時に家で迎える。食事中やお風呂、寝るときにいろんな会話をする。
・お母さんはいつでも味方だよと、いつでも安心できるように気持ちを伝える。
・わが子だけでなくどの子に対しても、よいことは誉め、悪いことは叱る。
・「○○のおかーちゃん、こわいから」と、友達が悪いことをしようとしたり誘ったりすることの抑止力となる。
≪今回の出来事から学んだこと≫
子供への愛情とは何か。
ほしいものを買ってあげることよりも、
テストでよい点がとれたことを誉めることよりも、
何よりも親が子供にしてあげたい大切なこと。
それは、
親が子供のことを心から大切だと思っていること、
一緒に喜び、一緒に悲しみ、心配し、安心し、
愛おしいと思っている気持ちを、全身で全力で伝えることだと思う。
言葉で伝えることも大切。
もっと大切なのは、体中で愛されていることを感じてもらうこと。
子供の心や体が、
愛情満タンで充電されていれば、
さみしさや心細さ、不安、イライラからくる「誤作動」は、あまり起こらないのではないか。
いつも充電されている状態ならば、自尊心を持ち、友達や周りの人にも優しく温かい気持ちを放電することができるのではないかと思う。
いいことはいいと誉め、悪いことはいけないと叱ることも大切。
自分の子供だけでなく、息子たちの友達も、よその子供も、同じ視線で物事を見つめて、一緒に笑いあい、どんどん声をかけていく。
自分が愛されていると実感できる子供たちを育むことが、親としての役割であり、社会全体の役割でもあると思う。
だから、家族の中だけでなく、地域やコミュニティ、友人同士、スポーツや文化少年団、さまざまな場面で、子供たちみんなを、大人たちみんなで育てているという自覚と自負を持って、声をかけたり目をかけたりすることが大切だと思っている。
そんな、自分を大切にでき、友達も家族も大切にできる子供たちが、次世代の日本人となっていってほしいと願っている。
子供だけでない。
大人も、人との関わりから自分を大切にでき、人にも思いやりが持てる、そんな温かい社会が明るい日本の未来に繋がると信じている。
愛情で満タンになれる人がどんどん増えるように、温かい声をかけたり尊重し合える場が、現代ではこういったSNSなどであり、新しいコミュニティの役割でもあると思う。
ですから、どうぞご遠慮なく、優しいお言葉、励ましのお言葉、それからときには厳しく教え諭すお言葉をお寄せください。
私も充電不足になっているなあと感じるときには、感動したり勉強になるブログやブログ主様から、エネルギーをいただいちゃいます(人´∀`)ヨロシクネー♪

ペーター佐藤さんの、大好きなイラスト。 部屋にポスターが飾ってあります♪