歯医者さんに行った

今日は歯医者さんに行く日だった。
半年に一度予約している。
歯の掃除と検査なのだ。
そして、クールビューティーに会える日。
決して、決してクールビューティーが目的ではない。
純粋に歯のメンテナンスが目的なのだ。

夕方に歯医者さんに着いた。
すぐに歯の清掃。
クリクリとした目がチャーミングな歯科衛生士さんだ。
「今日は歯の清掃とレントゲンを撮りますね」
チョコ父「はい」
歯科衛生士「顔にタオルをかけますね。口を開いてください」
チョコ父「はひ」
歯科衛生士「痛かったら言ってくださいね」
チョコ父「わはりはした」
歯科衛生士「ふふっ、言うのは無理ですね」
チョコ父「そふてすね」
それにしても唇をグイッと捻られて無防備な口の中をガリガリと。
しかし、クールビューティーの顔が20センチの距離に。

チョコ父「いはっ」
歯科衛生士「痛かったかしら」
手を止めない、、。
歯科衛生士「口をゆすいでください」
チョコ父が福山雅治であっても、この歯科衛生士は容赦が無いのだろうか、、、。
もちろん、チョコ父は福山雅治ではない。

歯科衛生士「次はレントゲンを撮りますよ」
チョコ父「パントモか、、、」
歯科衛生士「えっ？」
チョコ父「パントモ」
歯科衛生士「知ってるんですか？失礼ですが、お仕事は？」
チョコ父「名乗る程の者ではありません」
歯科衛生士「名前は分かってます。チョコ父さんです」

レントゲンを撮り診察台に戻った。
次は歯医者さんが待っていた。
小柄でクリクリとした目がチャーミングなクールビューティー。
マスクをしているので目元しか印象がない。
マスクを取っても美人である事は間違いない。
クールビューティー「さっき聞いていたんですが、同業の方？」
チョコ父「同業だったら、こんなみっともない歯をしてません」
クールビューティー「そうね、虫歯は無いようよ。次は半年後に」
チョコ父「はい、否定しなかったね」
次にクールビューティーに会えるのは半年後だ。