足の痛みは激しさを増し、既に歩行不可能。
朝、トイレに行きたくなって目が覚めた。
布団の重みですら足を痛くする。
右足を布団から出す。
寒い!
こんな事をしているならトイレに行った方が良い。
ベッドから抜け出そうとするが痛い。
スリッパを履く事すら苦痛だ。
逆ムーンウォークでソロソロと這っていく。
さて、トイレに着いた。
片足で屈むのは技術と体力が必要だ。
かろうじて人間としての尊厳を保った。
朝一番でチョコ母に整形外科へ連れて行って貰う。
9時開店。
既にたくさんの患者達で待合室は溢れていた。
待合室の患者は苛立っている。
待ち時間が長いんだ。
患者「何時間待たせるの?!」
付添「仕方がないよ。いっぱいなんだから。9時すぐに来れば良かった」
患者「そうだけど、、、帰ろうか」
付添「待とうよ」
(そうだ、待てば順番が回って来る。今、帰っても月曜日に同じ事になる)
12時30分頃にチョコ父は呼ばれた。
逆ムーンウォークで中待合に移動。
暫くすると診察室に呼ばれる。
逆ムーンウォークで移動。
医師「どうしました?」
チョコ父「足が痛いんよ」
右足を見せる。
医師「腫れまくってますなあ。痛いでしょう。こうして、触られると私を殴りたくなる程痛いはずです」
チョコ父「殴って良いですか?」
医師「ダメ!これぐらい腫れてると通風を疑うんですが、関節じゃない。レントゲン、撮りましょう」
レントゲン室に案内された。
X線室じゃ無くてレントゲン室なんだ。
レントゲンを2枚撮影され、再び診察室。
医師「前回の写真と同じです。この骨の横に映っているのがカルシウムの塊です。塊が弾け飛ぶと散って痛くなる。」
チョコ父「前回と同じ所見ですね。酷く痛い注射でカルシウムを溶かす事ができるとも」
医師「それ!もの凄く激しく酷く痛いですよ」
チョコ父「前回よりも痛い表現が増してます」
医師「こんなに腫れている時に、あの注射は、、、」
チョコ父「どんな?」
医師「この腫れてる所に注射をブスブスと打ちまくる」
チョコ父「なっ!悪魔の所業!」
医師「今は耐えられないと思う」
チョコ父「では。痛く無くなったら?」
医師「痛くないなら溶かす物は無い」
チョコ父「では、いつ?」
医師「痛み止めの薬を出すよ。前回はそれで治ったから」
チョコ父「治った。とにかく痛く無くなれば」
医師「松葉杖を貸そうか?」
チョコ父「痛み止めで痛く無くなれば良いから」
医師「月曜日に痛かったら、おいで。松葉杖を貸すから」
今は痛み止めの薬で痛みは治っている。
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2024/01/13 16:17:54