2016年04月20日
被災された皆様にお見舞い申し上げます。
5年前の震災以降たくさんの方々に助けていただいた御恩を、今度は熊本の皆さまにお返しするべきなのでしょうが、直接うかがって何かすることが難しいため、募金という形で協力させていただきたいと思います。
こちらの時と違い、山や建物、目に見えるものが崩れていく恐怖に耐え続けるというのはとてつもないストレスだと思っています。
「がんばって」という言葉はたぶん、まだ負担になってしまう気がするので言いません。
食事も休む場所もうまく確保できない状況だと思いますが、地震も少しずつ収まってくるはずですので、どうかご無理なさいませぬよう。
Posted at 2016/04/20 18:29:58 | |
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震災関連 | 日記
2014年05月17日
いや、鼻血じゃなくて、ステンの針金を指に刺しただけなんですが(苦笑)
なんか話題になってますねー。休載→そっと打ち切り?
そんだけ読んでる人が多かったってことなんでしょうが。
暗くなっちゃうから原発ネタあんまり書きたくないんだけど、個人的な意見を書いたほうがいいのかなと思うので書きます。
嫌な人はスルーどうぞー。
まず、毎回読んでるわけでないんだけど、かの原作者はマスコミよろしくそもそも偏ってるよねとは思ってた。
病院とかで時間つぶしに読むだけなので岡星さんが鬱になったのにはかなりビビりましたけどw
まぁ、それはさておき。
震災後すぐ埼玉に逃げ出して、その名の通り長であるという事をほっぽり出し、声を上げることもせず逃げ続け、実質クビになったといわれる(なんかいわきに似てないかorz)人がよくも言う。
というか、今現在も鼻血で続けてるんなら現住所の線量が異常に高いか、体内にストロンチウムとか残留するタイプの放射性物質を多量に摂取されたんでしょうか?
はやく精密検査受けた方が良いと思いますよ。
仕事で広野町に戻ってる方のところや、現在もこっちに避難してる方のとこ(富岡と大熊が多いかなぁ)にも仕事に行きますし、近所にもいっぱいいるんですが、ここにかけない内容(笑えるのもずいぶんある)も聞きますけど、
鼻血って聞いたことがないんですよね。
もちろんいわきの人間でも、見たことも聞いたこともない。
注)僕らにも覚えにくいので書きますが、
福島第一原発含む左上が双葉、上に行って浪江、小高、南相馬。
含む左下が大熊、そこから下がって富岡、楢葉、広野、いわき、そして茨城になります。
あ、以前ここに住んでた知り合いとの会話で、
「震災後は福島の人って皆鼻血がでるんでしょ?」
「見たことも聞いたこともないけど?」
「でも本当は出てるんでしょ!友達の友達の(ryが何人も」
「だからそれは誰で何人よ(メンドイ」
「・・・(返答せず)でも本当は(ry」
というとてもアホな会話はありましたが。
双葉の方はいわきより相馬のほうが近いからあちらに避難してる人が多いのか、話す機会ってなかなかないんですが、じゃあ双葉だけが特殊・・・?
だとしたら僕が知らないだけかもしれない。
でも原発がダメになった時、風向きの関係で1回めの最初だけこちらに流れて、そのあとずっと左上向きになったから双葉の線量が高かったというのは理解できるんですが、実際問題、30km圏外の地区が逃げることもしない時には既に30km圏内の人はバスに強制的に収容されて、訳がわからないままかなり遠くまで避難していたので、被曝量って僕らより少ないと思うんですけど?
これ書いちゃうと批判もあるとは思うんですが、
僕らとしては、とある偉そうな人の被曝だか体調不良だかででる鼻血に興味はないんです。
福島県内は危険?
そんなの県民全てが百も承知ですよ。むしろ隣県や他原発のことまで心配するくらいですよ。
今やってる燃料棒の取り出しを1回でもミスったらそれこそアレの再来かそれ以上になるんですし。
「俺達は人体実験のモルモットだからなぁ(苦笑)」
っていってる人もたくさんいます。
炉内の高線量下で作業してる人には
「なにもあなたがいかなくても」
と引き止められた人もたくさんいます。
そういう人はみんな口をそろえて言うんです。
「でもま、俺らがいかなきゃしょうがないだろうしなぁ」
と。
今、順調に生活しているように見えてもまたいつアレが来るのか、ほんとはみんなずっと不安に思ってますよ。
ただ、声に出して言わないだけで。
真実を直視しようとしない愚かな行為?
直視して、福島県民全てが他県に避難して、その人数を避難先の方全てが受け入れられますか?
・住居がない→税金投入。
・仕事を失う→税金投入。
・当面の生活費→税金投入。
いやらしい話ですが日本の仕組み上、こうなります。
再度爆発したわけでもないのに200万人もの人間が期限なしの避難をしたら、無償の愛で何の苦痛もなく全てを受け入れ続けることができますか?
僕にはきっと無理です。どちらの立場でも。
もし、何の抵抗もなく受け入れ続けてくれたとしても、逆にこっちが参っちゃいそうなので。
県民のほとんどが、放射能の再来の恐ろしさを嫌というほど知っていますが、
それでも自分の力で生活しなきゃいけない、家庭を守らなきゃいけないから、みんな今できることをやって生活してるんですよ。
だから、お願いですから、無駄な力がある人が変なことでかき回さないでください。
一時的だとしても、意図的にだとしても、次いつ事故が起きるのかという考えにマスキングができて、ようやく普通の生活ができるようになった人もたくさんいるんです。
そこらへんはほっといてやってください。
我儘だとはわかっているつもりです。
また、遠くない将来、被曝量の限界から作業員の数が足らなくなって、誰かれ構わず強制的に一定時間作業しなきゃいけない時が来るかもしれません。
そうなってくると、やっぱり優先されるのは電気工事士もってる人間や建築系の人か、はたまた定年を迎えた人からか。
それは怖いなぁと思っています。
自分たちはよいとしても子供にまでそんなことさせたくないので・・・。
福島原発だけでそうなんだから他の原発にもし何かあったらどうなると思ってるの?
というのが正直な気持ちです。
だからやっぱり原発再稼働には反対という気持ちしかありません。
この福島原発の有り様、途方も無い金額のコストや人の安全、黒い金を考えてしまったら、
多少燃料代のみが高くなろうが、実際はとても安いでしょ、という考えです。
車のエンジンが今、熱効率39%を達成して、40%に挑戦していますよね。
HVとかFCVもあるけど、途方も無い努力の果てにまだまだ効率は上がるでしょう。
だから再生可能エネルギーや、火力水力等の技術向上できっと何とかなる。
何とかなるんだと思って毎日生活しています。
そう希望を持たなきゃやってられませんから。
長々と書いてしまって申し訳ありませんが、少しだけでもご理解いただけたら幸いです。
あ、関係ないけどずっと眠らせていたアレ、マキマキが終わって、ショートパーツも来週には集まるので今月中には装着できるかなぁ。楽しみだw
楽しみだw
Posted at 2014/05/17 19:10:42 | |
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震災関連 | 日記
2013年09月20日
ちょっ。
さすがにびびった。
飛び起きたら家が歪んで地面がきしむ音が(汗)
とりあえず、怪我はなかったけど、寝てるときにやられたからビビりがorz
またしても次の瞬間には原発!と思ったけどテレビ見たら震源地が内陸で、
「また湯の岳断層かよ!」
とさけんでしまった。
皆様大丈夫でしたか?
Posted at 2013/09/20 02:42:35 | |
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震災関連 | 日記
2013年08月08日
いやーすごい誤報だったようで。
でも、誤報でよかったよね。
警報図みたら、関東圏まで範囲に入ってて。
日本オワタとか、阪神大震災キタとか東南海地震キタとか強制的にシステムダウンさせたとか、被害や文句はかなりの量になるとは思います。
思いますが。
誤報ふざけんなと言い続けて、実際なった時に警報がなかったらソレはソレでとてつもなく困ると思うんですよね。
別に役所のまわし者ではないんですが、今回は抜き打ちの対震災訓練だと思うことにしません?
たぶん警報受けた殆どの人が、今この瞬間どう動けばいい?と頭をフル回転させたはずです。
もちろん阪神大震災等の経験者からすれば、嫌なトラウマを思い出させられてたまったもんではないと思いますが・・・。
実際に震災来ないのが一番なんですが、こちらの震災前には震度5が1ヶ月おきくらいで2回程来て、なんだこれ?と思ってた時に本番が来ましたから、先日の宮城の地震もビクッとはしちゃったんですけどね。
でもま、本物来なくてほんとよかったぁ。
Posted at 2013/08/08 18:12:50 | |
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震災関連 | 日記
2013年03月11日
なんだかあっちゅーまに2年が過ぎてしまいました。
今現在、震災前と同じような生活を続けられているのはたくさんの方々のご協力があったからです。
ありがとうございます。
まぁ暗い思いを書いてもしょうがないので、震災中を思い出して少しは役に立ちそうなことを書きます。
もし震災が発生したら。
行動&理由
<大前提>
・津波の可能性がある場合は真っ先に避難してください。
・津波が来ない場合は家族の無事を確認してください。
・お隣に危険な状態に晒されている人がいないか確認。
・自分だけが良ければいいと思うな。絶対に。
・ガスの元栓を閉め、お風呂に水をはる。
→まずは安全確認。そして必ず断水になるので生活用水の確保を。大量消費するのがトイレです。洗濯はバスポンプ機能さえあればなんとかできます。また、生活用水は近所の川とか田んぼの農業用水とかから入手するのも便利ですが、使用中の灯油のポリ缶に水を汲もうとする馬鹿者がいます。絶対ダメ。
・ダンボールでもなんでもいいので箱にゴミ袋を入れて水を貯める。
→給水車や非常用の給水所が開設されるまで時間がかかります。それまで耐えられるように飲料水を確保します。
・ガソリンスタンドに直行し満タンにする。
→震災が発生するとガソリンスタンドは緊急閉鎖され、警察や自衛隊、救急隊等の緊急車両しか給油できなくなります。そうなる前に急ぎ給油することが大切です。顔パスできるスタンドなんてあると確実です。灯油も確保しておくと更に良。
あ、ハイオクは残ってますよw
・近所の個人商店に突撃し、食料品、ゴミ袋、単2電池を買い漁る。
→コンビニやスーパーは閉店してしまいますが、個人商店は根性で営業してる場合が多いです。単2電池は石油ストーブ、ガスコンロ、懐中電灯等非常時の用途が多いです。
また、田舎には畜産や農業をしながら個人商店を経営している方が多いです。そこは狙い目。震災中も単2電池が手に入らなくなりました。
決して買い占めはしてはいけません。
・子育て用品の必要なものの入手を急ぐ。
→おむつや粉ミルクなんてなかったらとんでもないことになります。
個人商店の薬局等は売ってくれます。
・自動販売機で水やお茶、スポーツドリンクを買い漁る。
→自販機に限らず、なくなる順番は、水>お茶>スポーツドリンク>>>ジュース>>>炭酸飲料>>>>>>>>コーヒーになり、大概の店で、コーラとコーヒーは最後まで売れ残ってました。
水がないとカップラーメンて実はあんまり役に立たなかったんだね、コーヒーって嗜好品だったんだねって話。
・原発事故の場合は下手に動かないでください。
→地震後、即ボン!とはいきません。多少のラグはあります。原発事故による放射性物質はその時の気象状況により、どこに飛んでいくかわかりません。逃げたと思ったら逆に線量の高いところに被曝しにいってしまったという危険性があります。距離が遠い近いではありません。
いわき市民は殆どの人がこれに引っかかりました。
気象情報を読み取ってから避難行動をとったほうが正解です。
原発立地の区域は役場に集められバスで集団強制避難をさせられるようです。
・役所が勝手にSPEEDIの公開を止めてしまった。
→県の役人様が独断と偏見でSPEEDIを公開させませんでした。
個人的には、緊急時に役所を完全に信用するのは無理です。
・救援物資の配布の問題。
→いわきの競輪場に救援物資がたくさん来ていたけど、四倉からとあるおばあちゃんがそれをわけてもらいにいったら門前払いされたのは有名な話。平にいる避難者じゃなかったからとか何とか。
そのくせ、おにぎりなどの救援物資をまるでいらないもののようにT1ビル前で欲しい人に好きなだけ配布してたそうな。
・固定電話、携帯電話はつながりません。
→稀に繋がる場合もありますが、トラフィックの制限をかけられてしまうため意味がなくなります。
キャリアの違いもありますが、五十歩百歩。
・TVの内容も震災地域とそうでない地域で報道内容が違います。
→暴動を抑えるためなのか、震災区域のTVやラジオ放送には深刻な情報が流れにくくなります。もし震災区域外の方と連絡が取れたら情報入手されたほうがいいと思います。
・ネットは意外と繋がります。
→が。とんでもない量のデマも流れます。
有名なジャーナリストがとんでもないデマ流すことも多々あります。
だまされないで。
・高速道路は閉鎖されますが通れます。
→勘違いしないでください。
避難する車は全て緊急車両扱いになります。
だから通れます。SAにはガソリンもあります。
・断水が続いても、もし、入浴できるチャンスがあったらもったいないと言わずに入浴してください。
→自分が思っているよりも精神的に追い詰められているはずです。
が、お風呂は肉体的にも精神的にも解放してくれます。
落ち着けます。命の洗濯です。
・避難する場合、なるべく公的な避難所に行くこと。
→友人知人が助けてくれて、面倒を見てくれる場合も多いと思いますし、体育館等の避難生活はとてもつらいですが、インフラが復旧し始めて仮設住宅や義援金のお世話になることができるようになった場合、公的機関にいる人間が優先されます。
おかしな話ですが、誰かを頼って避難すると公的支援が受けにくくなる場合があるんです。
・避難したら、そこで自分ができることをしましょう。
→人それぞれ、できることは違います。
あなたにはなにかしらやるべきことがあります。
また、とりあえず体を動かしていれば少しはストレスから離れることができるはずです。
・選挙はとても大事。
→あなたの一票があなたの街を支えます。
南相馬市長みたいな人を選べれば正解。いわき市長みたいなのを選ぶと不正解。
でも投票しなかった人には批判する権利はありません。
こんなトコロかなぁ。
あとから書き足すかもしれません。
震災中、きつかったこととか思ったこととか。
1,トイレがしょっちゅう流せないorz
→精神的にかなりくる。
2.お風呂に入れない。
→2週間くらい入らなかったなぁ。しばらくぶりの入浴は、シャンプー3回でようやく髪の毛に水が染み込みw、お風呂の中で軽く皮膚を触っただけでゴロゴロ垢が落ちてびびったw
3.ぽぽぽぽーんばっかりで普通の番組やってない。
→当たり前だけど、震災報道ばっかだと逆に辛いよね。
4.外食に飢える
→なんかとてつもなくジャンクフードを食べたくなるんだけど手に入らない
高専前のたこ焼き屋さんは早くから営業されていてとても嬉しかった。
なんか毎日白河?いわき間を往復して材料を入手されていたそうです。
5.放射能には本当に鬱になりそうだった。
→故郷を奪われる苦しさったらもう。なんというか・・・まぁみんな色々ありましたよね。
6.HV車ってとても便利。
→車内のコンセントで電子レンジから炊飯器から使えるのですげー便利です。
PHVなんて最強でしょう。フリードあたりにPHVが設定されたらフィットから買い換えます、はい。
そうそう。
歌にこんなにも感動というか、はげまされたというか、心を動かされたのは初めてじゃないでしょうか。
たくさんの人がたくさんの歌を歌ってくれましたが、個人的に一番キタのは、以前からラジオ福島によく出演していたave(エイブ)という人の「福の歌~がんばっぺバージョン」。
もともとこの歌は福島県を歌ったものだったんですけど、震災後、歌詞を変更して、ネットで無料配布された曲なんです。
震災前は正直なんとも思わなかったんですけど、なぜかあまりにも響いてしまって。ラジオ福島でその曲がかかるたびに涙が流れてしまったっていうとんでもない歌でした。
たぶん他県の方には何の歌なのこれ?って感じなんでしょうけどね(苦笑)
でもま、もう起きないでほしいな、こんなこと。
Posted at 2013/03/11 19:10:39 | |
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