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アクティブアスパラのブログ一覧

2025年01月30日 イイね!

富士五湖を一周してきた

富士五湖を一周してきた1月28日(火)に、いつもの仲間と富士五湖を一周して写真を撮ってきました。
集合時間は少し遅くして5時30分でしたが、前日は例のフジテレビ長時間会見についついおつき合いしてしまい遅くなったので、すっかり寝不足でした。

前月の会合では雪が降ったら箱根、花が期待できるなら伊豆なんて行先を検討していましたが、どちらもピンと来ないので出かける数日前に少しは良さそうな富士五湖方面に落ち着きました。
1月の撮影会は冬景色を狙いたくなるので、ノーマルタイヤのActiveHybrid3はお休みするのが通例でしたが、ちっとも寒くならず、どこにも雪が見当たらないからノーマルでも大丈夫だろうと出動要請がありました。当日朝の状況で最終判断しますが、ご高齢の長老ご夫妻も参加されるし、できれば荷物が積めて快適なクルマがいいと持ち上げられてその気になりました。
明け方まで雨が降ったものの、気温は高めなので、これなら大丈夫かと無理はしないと念押ししてActiveHybrid3を出動させました。

【行程】
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  長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC→須走道路
 →東富士五湖道路→山中湖IC→旭日丘→平野→
①山中湖 パノラマ台
 →三国峠→
②明神峠
 →平野→長池親水公園→花の都→忍野→
③忍野村 二十曲峠
 →忍野→
④忍野八海
 →富士吉田→新倉山
Udon&Gohan U1r (アンダーワンルーフ) (吉田うどん)
 →新倉山トンネル→
⑤河口湖 大石公園
 →湖北ビューライン→西湖→
⑥西湖野鳥の森公園
 →精進湖→本栖湖→
⑦道の駅 朝霧高原
 →富士宮道路朝霧区間→県道75号→県道71号富士宮鳴沢線
 →上井出IC→県道72号富士白糸滝公園線
 →富士南麓道路(国道469号)→十里木
 →須走街道(県道24号富士裾野線)→裾野
 →裾野バイパス(国道246号)→長泉町

先導役は風景写真の鬼F先輩ですが、ノーマルタイヤのActiveHybrid3を心配してくれて、難所の籠坂峠は避けて東富士五湖道路で山中湖ICを回ってくれました。
それでも籠坂トンネルでは「出口はユキ」という表示が出ていてドッキリしましたが、幸い雪はありませんでした。山中湖ICから山中湖に向かう道では外気温-2℃で、氷が溶けたばかりというような状況でした。インパネの外気温度をにらみながら走りましたが温度の上昇を心待ちにします。-3℃を下回ったら一旦待機しようと覚悟していましたが、ぎりぎりなんとかなりました。

山中湖のコンビニでトイレ休憩しながら撮影地を検討しましたが、朝陽を期待してまずパノラマ台に向かうことにします。
【①山中湖 パノラマ台】
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パノラマ台は展望テラスが整備されたのですが、駐車スペースは以前のままです。日の出の時間で人出が多く、2台で行った我々は最後の2枠をやっと確保しぎりぎりセーフでした。

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赤味はかかったのですが、雲が多すぎます。
辛抱強く雲がどくのを待とうかとも思いましたが、それより次の明神峠に行きたいとF先輩は仰有います。

【②明神峠】
三国峠までが山梨県で、そこから明神峠までは短い区間ですが神奈川県に入ります。カーブのところは凍結を心配して恐る恐る下っていきます。明神峠から先の静岡県側はオリンピックの自転車レースでも話題になったような急坂で最急勾配はなんと20%ですから、先輩にどんなにそそのかされても明神峠の先には絶対に行きませんと宣言しました。

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明神峠に到着したアスパラのActiveHybrid3とF先輩のアクア
ここで発生する霧に期待しているのです。

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アスパラには珍しく、雰囲気のある写真が撮れました。
先輩からも及第点をいただけました。

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「光る海」
神秘的な景色にも出会えました。
遠くに光っているのは、朝陽を浴びた小田原の海です。
こんなところから相模湾が見えるなんて、まったく知りませんでした。

この日最大の成果でしたが、芸術的な写真はこの時間まで。
あとは遠足のようなドライブになりました。
山中湖に戻ってから忍野に向かい、秋にも訪れた二十曲峠に向かいます。

【③忍野村 二十曲峠】
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雄大な富士山を期待しましたが、山頂にはしっかり雲がかかっています。
この雲もなかなか絵になると負け惜しみを言っておきましょう。

【④忍野八海】
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山から忍野村に下りて、この日は珍しく「忍野八海(おしのはっかい)」に立ち寄りました。

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桜の季節に来たときは、インバウンドの方々に埋め尽くされましたが、冬なら平気だろうと思ったのに大した人出です。なんと春節で押し寄せてきた大陸の方で溢れています。「いつも忍野に来るのに何故忍野八海に寄らないのかと思っていたが、風景写真派の方々が近寄らない訳が理解できた」とは長老夫人のご感想でした。

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富士山を入れた記念写真のポイントは押すな押すなです。
インバウンドの方々には曜日は関係ないので平日でも大混雑です。

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人混みを避けて川沿いにポイントを探しに行きます。

ここでF先輩が、ひとり旅している女性から「五重塔のある新倉山(あらくらやま)に行きたいけれど、バス乗り場はどこですか」と声を掛けらました。美人に弱い先輩は「私らが送ってあげますよ。乗っていきなさい」とたちまち反応したので、次の行先は自動的に新倉山に決まりました。
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HP「新倉山浅間公園観光情報」から
富士山・桜・五重塔 日本の景色が広がる新倉山浅間公園

ところがインバウンドに大人気の新倉山ですから、行ってみたらとんでもない混雑で駐車場になんか近づけません。近くでその女性を降ろして我々は新倉山をあきらめました。

Udon&Gohan U1r (アンダーワンルーフ)
早朝に集合したので、すっかりお腹が空いています。
この辺に来ると「ほうとう」ばかりでしたが、今回は初めて「吉田うどん」にチャレンジします。
女性メンバーがブログで調べてくれて、評価の高かったここに来ました。
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すみません。少し食べてから気がついて、あわてて撮った写真です。
肉天うどん 800円。
サービスなのか、ミニコーヒーとミニデザートも出てきました。うどんもデザートも美味しかったです。

【⑤河口湖 大石公園】
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お腹もいっぱいになれば、もう後は気楽な遠足気分です。
次は河口湖に出て北岸の大石公園です。

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すごいですね~。
富士山をバックにして女性がポースを決めて撮影しています。
モデル並みのスタイルです。了解をいただいて撮らしていただきました。

ひとりでスマホを立てて、撮った画像を何度もチェックしては撮り直しています。
旅行者が記念写真にシャッターを押すなんていうのと気合いが違います。
彼女にとっては大事な大事なプロジェクトなのでしょう。

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近くのお店も覗きます。
大石公園に隣接するハナテラスにある「HanaCafe Kikyou」
山梨県では有名な信玄餅の桔梗屋さんがやっているカフェですが、とてもお洒落な雰囲気です。
長老夫人がここでシュークリームを買って、ひとつずつみんなに振る舞ってくださいました。

【⑥西湖野鳥の森公園】
河口湖から湖北ビューラインを走り、西湖を抜けたところに「西湖野鳥の森公園」があります。
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富士山が見える公園に、氷柱を作っていますが、あいにくの暖かさで無残な形になっています。

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それでもアップにすれば、氷の美しさを撮れます。

国道139号に出て、精進湖はわざわざ一周しましたが本栖湖は素通りして、朝霧高原に入ります。

【⑦道の駅 朝霧高原】
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道の駅 朝霧高原
疲れて睡魔に襲われていたのが、ここでソフトクリームを食べたらグンと元気が出ました。
不思議なものです。

朝霧高原から先は富士山の雄姿がこれでもかと迫ってきます。
富士宮道路で朝霧高原を抜け、そこからは富士南麓道路を使って十里木を越えるコースで裾野に出ます。
信号のない快走路を淡々と走るのは、まさに運転冥利で静岡県に住んでいる喜びです。

【走行記録】
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出発  : 4時56分(家を出た時間)
帰着  :16時 9分
走行距離:201km

風景写真の鬼F先輩にとってはもの足りなくて申し訳なかったですが、みんなで楽しくドライブできたので良しとしていただきましょう。
いいお仲間に恵まれて、とてもありがたい一日でした。
Posted at 2025/01/30 17:05:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 富士山 | クルマ
2025年01月24日 イイね!

恒例の「修善寺 柳生の庄」

恒例の「修善寺 柳生の庄」いや~、恐れを知らぬタイトルですが、今年も1月17日(金)に修善寺「柳生の庄」に行ってきました。
正月明けに妹夫婦と泊まりに行くことを続けていますが、遂に4年連続となりました。
「3人ともが健康で新年を迎えられた」と喜び合うための行事ですが、この趣旨を続けるのはたやすいことでなくなっています。

妹のところが年明けに夫婦揃って高熱を出して、コロナでもインフルでもなかったのですが、妹の方はずっと咳が抜けずにだるくてやる気も出ないという状況が続いて、趣味にしているお茶も初釜に出られず、友人達との新年のお約束を軒並みキャンセルした中で、修善寺だけは絶対に行くと必死に体調を整えて、やっとのことで回復させました。アスパラだって正月明けは不安になって、毎日こまめにうがいして風邪を引かないようにと徹底的に注意してきました。

最近になって「歳による衰え」というのはなってみないとわからないものだと痛感しております。いままでは「70を過ぎたら歳のひとつやふたつは誤差範囲」と考えていましたが、これはとんでもない誤解です。70を過ぎると予想を遙かに越える勢いで急激に体力も気力も衰えていき1年の差がどれだけ大きなことか知りました。ですから「三人が揃って健康で温泉旅行に出かけられるのは、たいへん恵まれたこと」で、深く感謝して散財することにしようと言い訳しております。
「こんな極楽はない」と今年も三人揃って納得できたので、こういう生き方もあると呆れながらお読みください。

同じ顔ぶれで、同じ旅館の同じ部屋に同じ仲居さんをお願いして泊まるのですから、毎年同じことの繰り返しです。
毎年、報告をブログアップしておりますが
 2024年 「3年続けて妹夫婦と修善寺に
 2023年 「今年も妹夫婦と修善寺に
 2022年 「妹夫婦と修善寺に
内容はほとんど重複しています。
でも「毎年同じ」が年寄りには癒しなので、どうぞそこのところはお許しください。

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メルセデス・ベンツ C200アバンギャルド

そんな中で大きく変わったのは、妹夫婦のクルマです。
前回まではCLS400でしたが、今回はC200です。
昨年、修善寺道路でセンターラインのマーカーを踏んだら前後輪ともパンクしてエライことでしたが、超扁平タイヤでは良くあることと言われたら嫌気が差したと、なんと妹たちはクルマを乗換えてしまいました。少しダウンサイズですが、都内で使うには慣れればなんということないそうです。

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「柳生の庄」到着

いままでは長泉町で私をピックアップしてもらい妹夫婦の車で修善寺に向かいましたが、前年のパンクに懲りたのか「この辺に慣れているお兄様の運転で」と、我が家にメルセデス君を置いて今年はBMW ActiveHybrid3で走ってきました。

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いつものお部屋「九重」 (柳生の庄HP より)

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さっそくお茶を点てていただきお菓子とともに供されます。
こういう流れも4回目ともなれば慣れました。

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床の間のしつらえを楽しむことも大事です。
昨年はツァー旅行に3回も参加しましたが、ツァーだといい部屋に泊まってもこういうところは手が抜かれています。

さて、人心地ついたところでさっそくお風呂に行きましょう。
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武蔵の湯 (柳生の庄HP より)

これぞ温泉に来る醍醐味です。
個人の家ではどんなに頑張ったって、これだけ大きくて風情あるお風呂は用意できません。
熱すぎずぬるすぎず湯温も最高です。誰か名人が管理しているのでしょうか。
こういうところのスキの無さが極上です。

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そして旅の楽しみのひとつは風呂上がりのビールです。
冷え具合、泡具合も完璧で、「至福の一杯」とはこのことです。

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柳生の庄 睦月献立

いよいよメインイベントたる食事です。
「柳生の庄」は東京芝白金にあった料亭「柳生」が起源で、いまどきお部屋で京懐石を供されるなんて文化財級の貴重さです。ベテランの仲居さんはよく目が行き届いてスキがありません。こんな上等なサービスはもう理解されにくくなっていますが、私らはこれを味わいたくてここに来ています。

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梅酒
ウェルカムドリンクは選べるので、三人とも梅酒にして食前にいただきました。

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お酒は大吟醸「八海山」
切り子のグラスでいただきます

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【坐附】胡麻豆腐 生雲丹 たらの芽
     花穂ちらし 割煎酒 山葵
【初献】伊豆のにごり酒

胡麻豆腐の上に生雲丹が載っていて、毎年出ますがなんともおいしいものです。

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【坪】甘鯛かぶら蒸し

甘鯛の上に載る蟹が、また味を引き立てます。
今年は三人とも献立表をじっくり見て内容を点検しながら味わっています。

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【羹】柚子釜白味噌仕立
    車海老 雲子 牡蠣 占地(しめじ) 三つ葉

雲子というのは鱈の白子。昨年勉強しました。
中味の車海老、雲子、牡蠣をひとつひとつじっくり楽しみます。
すばらしく上等な味で幸せ感に包まれます。

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【造里】本鮪 本日の白身 青利烏賊(あおりいか)
     伊豆かおり 妻もの色々
     土佐醤油 駿河湾塩

お皿は鶴が羽を拡げた姿です。いや~見せますね。
塩と醤油が用意されていますが、今年も塩だけでいただきました。

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【強肴】黒毛和牛ヒレステーキ
     修善寺椎茸 芽甘藍(めきゃべつ) 南瓜
     大根おろし 山葵(わさび) 戸田塩 割醤油

こちらも戸田塩と割醤油が用意されていますが、アスパラは戸田塩でいただきました。
でも一切れだけ大根おろしを割醤油にいれていただいてみます。
立派な修善寺椎茸ですが、椎茸が苦手なアスパラですからこれは妹の旦那様に。

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【焼物】鰆柚庵焼
酔いが回ってきましたが、今年はしっかり鰆柚庵焼を撮りました。
昨年は半分食べてから気がついて、食べかけを写真に収めました。

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【香味】嵯峨竹の子 友穂黄鶏あん 木の芽

竹の子の間に海苔が入っているのが特徴です。
しっかり海苔が入っているところを写真に撮れと妹からの指示ですが、前にも同じことを言われています。「これは初めてではないか」と彼女は毎年言いますが、ブログを確認したら毎年出ています。人間の記憶というのは怪しいものです。

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【留椀】赤出汁 滑子(なめこ) 生のり 粉山椒
【御飯】駿河飯 蕪菜(ぶな)
【香物】千枚漬 胡瓜(きゅうり)糠漬 金山寺味噌

妹が待ち望んでいた駿河飯です。
これもここに来る楽しみのひとつです。

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【水菓子】伊豆苺
【甘味】 抹茶水羊羹 金箔

とてつもなく大きな苺でした。
金箔の載った水羊羹も一杯になったお腹になんとも優しく入りました。

材料が吟味されてしっかり作り込まれたお食事に、大満足の三人です。
お酒をしっかり楽しんだ妹旦那様は布団に打ち倒れましたが、アスパラと妹は夜遅くまで四方山話で盛り上がりました。
なんとも楽しく夜が更けていきます。

ぐっすり休んで一夜明けた朝は、三人がそれぞれに動きます。
妹旦那様は日課にしているジョギングを旅先でも欠かさないと外に出かけました。

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九重の間の半露天風呂(柳生の庄HP より)

アスパラはまず部屋のお風呂に入ります。
3階のお部屋ですが目の前に坪庭があります。
窓を開ければ流れ込んだ冷気と温かいお湯で、とても良い具合です。

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つうの湯(柳生の庄HP より)

部屋のお風呂から出てそのまま大風呂に向かいます。夜中の12時に、男湯と女湯が入れ替わっているので、昨日の武蔵の湯からつうの湯に変わっています。
朝7時でしたが、まだ誰も入った痕跡がありません。もうもうと立ち上がる湯気の中で、たったひとりで池のようなお風呂にゆったり浸かっているのは、もう至高の贅沢です。

三人ともそれぞれに部屋のお風呂と大風呂を楽しんでから、いよいよ朝食です。
昨夜あんなに食べたのに、胃の動きが活発になったらしく、もうすっかりお腹は空いています。

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朝食メニュー

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苺ラッシー

これも宿のご自慢です。

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煮麺 たたみいわし 葱 七味

「まずこれから召し上がってください」と仲居さんに言われて、温かな麺をおいしくいただきます。

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飛竜頭含ませ 絹さや 芥子(けし)

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伊豆鯵干物 酢蓮

この鯵の干物のおいしいこと。肉付きが良く、焼加減が絶妙な上に、骨はしっかり外れています。
恐れ入りました。

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味噌汁 渡り蟹 葱

朝から贅沢に蟹汁をいただきました。

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海松貝(みるがい) 胡瓜(きゅうり) 若布(わかめ) 酢のもの

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左:牛肉有馬煮
右:小松菜 人参 胡麻和え

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左:伊豆なのり 削り節
右:香物 色々

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自家製シャーベット

これが宿自慢の自家製シャーベットです
お泊まりの方の数だけ毎日作るという手の込んだもので、とても美味しいです。

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帰りにお世話になった仲居さんを入れて恒例の記念撮影

いやいや、なにからなにまで上等で、スキのないおもてなしをいただいたので大満足です。
最初の年は「最後の贅沢」と思っていた筈なのに「贅沢」は癖になりました。

来年もまた三人で来られるように、日常の健康管理に心を砕きます。
すっかり癒やされて、本当に価値ある旅でした。
Posted at 2025/01/25 00:08:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | 伊豆 | クルマ
2025年01月03日 イイね!

2025箱根駅伝が終わりました

2025箱根駅伝が終わりました正月最大の行事が終わってしまいました。

今年の箱根駅伝は、青山学院が大会新記録で優勝しました。
1区で中央が飛び出して大きくリードしたときは驚きましたが、5区山登りで逆転したらさすがに青山は強く、以降トップを譲らずにそのまま優勝してしまいました。
昨日の往路が終わった後に「箱根駅伝往路は青山学院
をアップし「明日の復路をしっかり戦えるのは駒澤と國學院くらいですが、駒澤には3分16秒、國學院には5分25秒も差をつけましたので、豊富な戦力と緻密なマネージメント力を持つ青山ですから、もう横綱相撲を見せつけるでしょう。」と書いたら、まさにその通りになりました。
7区で駒澤の3年生エース佐藤圭汰君に追上げられたときだけは、青山もヒヤッとしたでしょうが、あとは余裕のレース運びでマネージメントの緻密さを見せつけられました。

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総合記録(速報)(第101回東京箱根間往復大学駅伝競走 HP

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区間賞(第101回東京箱根間往復大学駅伝競走 HP

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順位推移(NTV HP 第101回箱根駅伝

お天気に恵まれた中で、十分に準備をした選手達が、存分に力を発揮したという印象です。大きな波乱はありませんでした。
アスパラは「さあどうなるか 2025箱根駅伝 」で事前に予想をご披露しましたが、今回はいつになく良い成績でした。
優勝校「青山」は予想した通りだし、シード校10校のうち外れたのはたった1校だけです。
シードを獲ると思った「法政」が落として、獲らないと思った「東京国際」が獲ったので、そこだけ入れ替わりです。

まあこれは小さな波乱だったかもしれません。「明日は箱根駅伝 」で「アスパラと識者3人の予想」ご披露しているのが次の表ですが
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 (茶が正解、青が不正解)
法政は全員が「シード権獲得」、東京国際は全員が「シード権得られず」と予測してますから、まあこれは波乱ということでしょう。
識者の方々と並べても、今回アスパラ予測は精度が高かったとちょっと鼻を高くしています。

さて、各区の印象を実況風に書き留めます。
【6区】 青山驚異の区間新
昨日のレース後に原監督が「6区区間賞なら総合優勝は堅い」と大きなことを言ってしまいましたが、区間新を出してそれを大ボラにしないところがすごい。
駒澤 伊藤は従来の区間記録ペースで3位に上げたものの、青山 野村がそれを上回って区間新で走ってしまうので差が縮まらない。
1位青山、2位中央、3位駒澤、4位早稲田、5位創価、6位城西、7位國學院、8位立教、9位東洋、10位東京国際
帝京は12位、法政は15位。シード目指して頑張れ〜。

【7区】 駒澤実力者が本領発揮で猛追
この区間は駒澤の佐藤圭汰に注目。10ヶ月ぶりのレース参加で心配しましたが、実力をいかんなく発揮して記録更新の区間賞で、青山との差を小田原から2分27秒も縮めました。こんなことなら往路で使っておけばと思いますが、駒澤 藤田監督も一抹の不安を持っていたのでしょう。
1位青山、2位駒澤、3位中央、4位早稲田、5位創価、6位國學院、7位城西、8位順天堂、9位東京国際、10位日体大
11位帝京、12位東洋、15位法政

【8区】 青山磐石なレース運び
青山 塩出が区間賞の走りでレース運びは盤石。駒澤との差を平塚から16秒広げて1分55秒に。
中央は佐藤がブレーキで6位に落とす。東洋 網本は区間2位の走りをして12位からシード圏内の10位に上げる。
1位青山、2位駒澤、3位早稲田、4位創価、5位國學院、6位中央、7位城西、8位順天堂、9位日体大、10位東洋
11位帝京、15位法政
ここに来ても15位では法政のシード権獲得は絶望でしょう。
戸塚では日大が繰り上げスタート。

【9区】 熾烈なシード争い
青山 田中は区間2位だが2位駒澤との差はさらに24秒広げて2分21秒に。憎らしいほどのレースマネージメント。
東洋、順天堂、日体大、帝京のシード権争いが熾烈。
1位青山、2位駒澤、3位早稲田、4位國學院、5位創価、6位中央、7位城西、8位東洋、9位帝京、10位順天堂
15位法政
鶴見では山梨学院、大東文化、日大が繰り上げスタート

【10区】 期待に応えた青山1年生
原監督が初めて10区アンカーに1年生を採用しましたが、青山 小河原君は不安要因かと思ったらこれまた区間賞。舞台を与えれば力を発揮する選手がたくさん控えているのがすごいです。選手層の厚さは驚嘆ものです。
シード争いは日体大が落ちたと思ったら今度は東京国際が追上げてきて、4校が残り3つのシード枠を争って長いこと併走しましたが最後のスパート合戦で順天堂が脱落です。東洋は20年連続シードを達成しました。

来年に向けて
 ・駒澤の60年連続出場、早稲田の50年連続出場
 ・東洋の20年連続シード
 ・中央の99回出場
は確定しましたが、
 ・日体大の78年連続出場
は予選会次第になるので注目です。

来年は予想が難しいと感じています。
 ・優勝した青山は、今年の出場選手は経験者ばかりで
  4年生が6名いてその内3名が区間賞を獲っているほどでここが抜けるのは大きそう。
 ・それに対して駒澤で抜ける4年生は主将の篠原君だけ
  大エース佐藤圭汰君は残っています。
  往路の早いうちにトップに立ったら余裕のレース運びができるのでは。

「青山」「駒澤」以外の学校を優勝候補にするのは、来年もまだ難しそうです。この2校は組織力が抜きん出ていると感じました。

以上、取り急ぎで2025箱根駅伝の感想です。
Posted at 2025/01/03 16:56:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | 箱根駅伝 | クルマ
2025年01月02日 イイね!

箱根駅伝往路は青山学院

箱根駅伝往路は青山学院箱根駅伝が始まりました。
朝7時からテレビをつけてレース前の情報をしっかり勉強した上で、8時のスタートから芦ノ湖ゴールまでしっかり観戦しました。

箱根駅伝往路記録(速報) 関東学連
往路優勝は青山学院。
終わってみれば予定通りの感じです。

青山は往路5区間のうち4区、5区と区間賞が2つ、2区だって3位ながら区間新ですから盤石な強さです。中央が1区、3区と2つ区間賞を獲ったのは計算外だったでしょうが、しっかり往路をまとめました。
青山のレース運びは、中央、創価、東京国際に揺さぶられても動じないで、駒澤と國學院を意識しながらレースを進めていたようです。
明日の復路をしっかり戦えるのは駒澤と國學院くらいですが、駒澤には3分16秒、國學院には5分25秒も差をつけましたので、豊富な戦力と緻密なマネージメント力を持つ青山ですから、もう横綱相撲を見せつけるでしょう。

[往路観戦の実況]
【1区】 意外な展開
中央 吉居駿恭が飛び出して5kmを13分56秒で通過。
蒲田では2位集団に1分58秒の差をつけて、これは驚異的。
1区1位は中央。2位駒澤になんと1分32秒差。國學院は6位、青山は10位で駒澤に13秒遅れ

【2区】 競り合いが良かった
駒澤篠原は早稲田山口智規に抜かれ、横浜駅手前で東京国際エティーリにも抜かれた。駒澤どうした。
権太坂は1位中央、2位東京国際、駒澤で、國學院は4位、青山は9位。
権太坂を下り終えたら青山黒田がペースを上げて國學院の前まで出てきて4位。
ワンマン道路に入ったところから駒澤、青山、創価の激戦。
2区終了時の順位は1位中央、2位東京国際、3位青山、4位創価、5位駒澤。
國學院は平林を使い終わって7位ではかなり苦しそう。
区間新が東京国際エティーリ、創価吉田、青山黒田の3名というすばらしい2区でした。

【3区】 中央の頑張り再び
3区に入ってレースはだいぶ落ち着きました。中央がどこまでトップを保てるか。
辻堂で青山鶴川が2位浮上したと思ったら、浜見山を過ぎて創価ムチーニが東京国際、青山を抜いて2位に浮上。
3区終了時の順位は1位中央、2位創価、3位青山、4位駒澤、5位早稲田、6位國學院。
区間賞は中央本間颯。これはあっぱれです。青山との差を1分35秒拡げて2分24秒差にしたのは大健闘です。

【4区】 青山がエースらしい仕事
さあ青山の4区は切り札太田蒼生。ここで詰めないと苦しい。
国府津で創価を抜き返して2位に浮上し、終わってみれば区間賞。期待に応えました。
4区終了時の順位は1位中央、2位は45秒差で青山、3位創価、4位駒沢、5位國學院。

【5区】 青山のレース運びの見事さ
いよいよ山登りです。順位の入れ替わりがたくさんありそうです。
中央園木は序盤に突っ込みすぎてしまい大平台あたりから苦しくなりました。
宮ノ下で追いつかれて首位逆転、青山が遂にトップに立ちました。
早稲田工藤が小涌谷で駒澤を抜き、芦ノ湯の手前で創価も抜いて3位に上がる健闘。

往路の最終結果は1位青山、2位中央、3位早稲田、4位駒澤、5位創価、6位國學院、7位城西、8位立教、9位東洋、10位日体大
青山は最終5区の若林が区間賞区間新の走りをして逆転往路優勝。筋書き通りのような勝ち方でした。

アスパラが予想した優勝「青山」は堅くなりましたが。シード権獲得10校の方は予想したうち帝京(14位)法政(16位)が圏外に落ちて、立教と日体大が入り込んでいます。明日は巻き返せるかを注目します。
Posted at 2025/01/02 14:46:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 箱根駅伝 | クルマ
2025年01月01日 イイね!

明日は箱根駅伝

明日は箱根駅伝新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年が明けましたので明日はいよいよ箱根駅伝です。
血湧き肉躍っております。

今日は茅ヶ崎に出かけてきましたが、行きは東名を使ったのに帰りはなんと箱根駅伝コースを走りたくなり、3区途中の湘南大橋から5区の箱根芦ノ湖往路ゴールまでを、ご苦労さんなことに辿ってきました。

元日のせいか、あきらかに普段は走っていないと思われる不慣れなクルマに囲まれて難儀しましたが、まあ元日ですから気長におつき合いしました。
沿道は盛り上がっている訳でもなく静かに選手を待っていましたが、所々では体制が整えられています。

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茅ヶ崎市内で見かけた交通規制の看板です。
地域の方々にはご不便をおかけしますが、きっとご理解いただけていることでしょう。

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3区と4区をつなぐ平塚中継所
放送席が用意され、奥にはテレビカメラ用の台がセットされています。

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4区と5区をつなぐ小田原中継所。蒲鉾の鈴廣です。
こちらは凄いですね。クレーン車にカメラがセットされています。高い位置から中継を狙うのでしょう。

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芦ノ湖ゴール地点
日が暮れてしまい見えにくくて申し訳ありませんが、ゴールとなる右折した先の駐車場はもう封鎖されています。
ゴールへの曲がり角にはラジオの放送席が用意されています。

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その先箱根峠手前の「道の駅 箱根峠」はもうクルマが一杯でした。
キャンピングカーも数台停まっていましたが、きっと明日までここに陣取るのでしょう。
明朝出かけてきても恐らくスペースは無さそうです。

アスパラは先日「さあどうなるか 2025箱根駅伝 」をアップしましたが、今日になって「【箱根駅伝・予想】トップ10を展望 識者3人が考える3強争いの行方とシード権を獲りそうな大学は? 」という記事を見つけました。

同じ予想でおもしろいので、アスパラのと識者3人のを対比してみました。
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アスパラを含む4人のうち3人が青山の優勝を予想していますが、佐藤俊さんだけは駒澤を推しています。
シード獲得校10校についての予想は、全員が8校(青山、駒澤、城西、國學院、法政、早稲田、創価、帝京)は推していますので、残り2校がどうなるかです。
アスパラも識者との戦いになったので、明日は力を入れて推移を見守ります。
Posted at 2025/01/01 20:10:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 箱根駅伝 | クルマ

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「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
アクティブアスパラです。 42年間の会社勤めを終えて、いまや隠居生活です。体が動くうちにしっかり遊んでおかなければと、テニス、スポーツジム、写真にと毎日大忙し...
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