2013年06月29日
新潟県泉田裕彦知事が原子力規制委員会の新規制基準は不十分との理由で、東電 柏崎刈羽原発の再稼働を認めない公算が大きい。
国の優柔不断の対応や、東電にことごとく裏切り続けられた事により地方の長である知事の英断を支持します。
柏崎刈羽原発は新潟県中越沖地震に耐えた事は事実ですが、変圧器からの火災があった事、地元の消防に連絡が遅くなり鎮火に2時間を要した事、新潟県への報告が遅れた事等と記憶しています。
地震当時、新潟市に住んでいたので、今でも当時の記憶は新しいです。新潟市も相当な揺れがあり、津波警報が鳴り続け、内陸部に逃げようかとテレビの情報を注視していたところに、画面より原発敷地から炎があがっている映像が映し出され、これ大丈夫かよと背筋が寒くなった嫌な記憶です。
そもそも新潟県の原発は地元の地域で消費される訳でなく、首都圏への電力供給基地であって、これは福島県にある福島第一原発と同じ役割りで悲しい事実です。
新潟県は東北電力が供給元。
首都圏の電力を得るため、地方にリスク転換させたものと思料。
電力送電損失を考えれば原発は首都に近い程、効率は良いと誰もが分かる事。
東京湾、房総半島に有れば良いに決まっているのに、地産地消でまかなうべきですが、結局 首都圏で放射能漏れなんぞあったら、取り返しつかない事態となり日本沈没となりかねないのが実情。
首都圏が豊かになる為、地方は相当な犠牲を払っている。貧乏地方は金で首根っこを捕まえられグーの根も言えないのが悲しい事実。
話の趣旨がそれてしまったが、福島第一原発の検証が終っていないにも関われず原発の再稼働はあり得ない決断は正しいと思います。
・原発は安全 十分な安全設計なのだから
・原発は危険 だから安全化を講じている
上記同じ様な意味ですが、全然違います。
国は昔から上の方を言い続けけています。
もうそろそろ転換しようよ。
まだまだ書きたい事ありますが、この辺で。
頑張れ、泉田!
Posted at 2013/06/29 22:01:25 | |
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