SEV耐久詳細

ＳＥＶ耐久の詳細を書いてみます。
まず、予選は最初に小林社長がトップで出てタイムを出して帰ってきました。
とりあえずトップタイムです。後で抜かれて予選は２位になりました。
その後各ドライバーの完熟走行を行います。

なんせＢＳＫの赤エリ号に乗るのは私は初めてで（他のドライバーは何度も乗っているらしい）全く限界が解らない。ＡＢＳがないのでブレーキをミスるとすぐにロックするけど自分のエクに比べると１５０キロくらい軽いのでコーナーのスピードが高い。人の車なので壊したくないとの思いからなかなかタイムが出ません。１０週程度で次の人にバトンタッチ

他のエントラントはばりばりのレース仕様で皆さん本気です。ＲＱもいるし、ＧＴ３００のドライバーも参加しているし耐久ということで皆さん燃費計算とドライバー交代に気を遣っています。

この赤エリ号は町乗り仕様でクーラーもついているし、ＣＤもついていて軽量化はあまりしていない車です。エンジンもＫ型スタンダードなので１２０馬力くらいですが７００キロ台前半の車重はやはり軽いです。足回りは町乗り仕様の小林社長がセッティングしたARC＆BSKスペシャルコラボダンパーです。そのテストも含めての参戦です。このダンパーは町乗り仕様と言ってもかなり煮詰めた仕様のようでほぼノーマルの赤エリで１分５．７秒のラップを刻みます。Ｓタイヤのタイムです。
サーキットを走るには多少柔らかめのセッティングですが挙動がわかりやすい良いダンパーです。町乗りとサーキット走行を前提においたものとしてはよいセッティングだと思います。

予選のタイムは５０００回転に押さえた燃費走行で走って１５秒前後と檄遅タイムでした。
大丈夫か俺その後他のドライバーから各コーナーの走り方とギアの選択について教えてもらいました。

午前１１時に決勝スタートです。第一走者は小林社長です。ホールショットを決めて第一コーナーをトップで立ち上がってきます。最初はスプリントで３０分走って１０分は燃費走行です。スプリントでは６秒台燃費走行で８秒台です。
トップのまま第２ドライバーの私に交代です。ここで給油２０Ｌ入れます。
給油すると１０分間の停止が義務づけられているので１時間経過時点でいったん１６位まで順位が落ちます。私は決勝では車に慣れてきたためと他のドライバーからのアドバイスで１１～１２秒台で燃費走行です。かなりの台数を抜きました。４０周走って次のドライバーに交代です。今回は燃料を入れないでそのまま走行します。２時間過ぎたところでトップに浮上しました。

引き続き給油して第３ドライバーに交代して３時間経過時点で７位です。更に給油して第４ドライバーそして第５ドライバーに交代して４時間経過時点５位です。トップの車が独走状態でしたがなんとガス欠で止まってしまいました。４時間３０分経過時点で２位まで順位を上げましたが、レギュレーションの関係でもう一回ドライバーチェンジをしないといけないこととなりました。

最後はもちろん小林社長です。ドライバー交代の間にトップに２周差の５位に転落です。燃料は大丈夫なのでここから怒濤の追い上げ開始です。みるみる差が詰まって残り２０分で４位、残り１０分で３位、残り５分で２位でトップと同一周回数になりました。トップは燃費走行のため１周で１５秒程度差が縮まります。５時間経過時点で最初に帰ってきたのはスコーチレーシングのＭＲ－Ｓでした。ＢＳＫチームは１２．７２７秒差で２位です。後１周あれば抜けたので残念ですがしかたありません。勝者に拍手です。

最後は興奮しました。追いつくのは難しいと思っていましたがトップは燃費走行のためみるみる差が詰まってくるし、もし他車を抜くときにコースアウトでもすれば逆転可能だったので応援にも熱が入りました。こんな経験はなかなかできませんのでとても良かったです。

ところで２０日から２５日までベトナムのホーチミンとアンコールワット観光に行ってきます。良い情報があれば教えてください。仕事の関係で行くのですがほとんど遊びのようなものです。水が良くないので生では食べないようにとの情報を今日取引先の社長から言われました。ミネラルウォーターとアルコール消毒を敢行したいと思います。　笑

上記のARC＆BSKスペシャルコラボダンパーが発売されました。
私のブログからＢＳＫのＨＰに飛べますのでよかったら見てください。