THE NOTEBOOK

チェック：『メッセージ・イン・ア・ボトル』などで知られるニコラス・パークスのベストセラー小説を映画化。身分違いの純愛を貫く若き恋人同士の情熱的な愛と彼らの行く末がつづられる。監督は『シーズ・ソー・ラヴリー』のニック・カサヴェテス。出演は『16歳の合衆国』の若手トップスター、ライアン・ゴズリング、本作の演技で一躍注目を集めたレイチェル・マクアダムス、カサヴェテス監督の実母ジーナ・ローランズら。涙なしには見られない、珠玉のラブストーリー。

ストーリー：家族とひと夏を過ごすためにノース・カロライナにやって来た良家の子女アリー（レイチェル・マクアダムス）は、地元の青年ノア（ライアン・ゴズリング）から熱烈なアプローチを受け、やがて愛し合うようになる。


2004年のアメリカ映画　『きみに読む物語(邦題)』　観ました(1/27)




そうなのだ　恋愛映画にハマッている(いた)のだよ(笑)





ネットで調べると確実にその名前が挙がる、この珠玉の純愛映画



主演がこの二人だとは全く知らないでレンタルしてきたので

彼らが登場してスグに、間違いない映画だと直感した




身分の違いを乗り越え愛し合う若い二人と、


その若い二人の愛の物語を認知症の婆ちゃんに読み聞かせる爺さん







いや、ハッキリ言って、よっぽどのマヌケでもなければ、

この老人二人が誰であり、物語はどのように進んでいくのかなんて丸わかりの

何のヒネリもない内容なんだけども、



極上のキャストと見せ方で、キッチリ飽きることなくみせる






でもねぇ、もっともっと号泣もんだと思ってたがそこは違ったかな




年老いたアリーはイイとして、ノア役の老人は、

いくらなんでも若い時とイメージが違いすぎて入り込めなかった



だって、ライアン・ゴズリングだぜ！？　身長も違いすぎだし、

とにかく人間としての雰囲気が違いすぎるんだ




それと

「私はどこにでもいるごく普通の男だ。平凡な人生を歩み歴史に名を残す事なく
いずれ忘れ去られる。だが一つだけ他の誰にも負けなかったことがある。
一人の女性を全身全霊で愛した。私にはそれで十分だ」

という(年老いてからの)セリフがあったが


ぜんぜん普通じゃあないよ(若い時ね)



ルックスが良いとかじゃなく、ライアン・ゴズリングが醸し出す、

静かでありながらも、隠しきれないエキセントリックでキケンなニオイは、

どー考えても“オーディナリーピーポー”じゃあないんだよ




ごく普通の男が観覧車に飛び乗って強引に他人の彼女に告白するかよ

ごく普通の男がデッカイお屋敷独りで大改築し新聞(全国紙)に載るかよ




いや、ライアン・ゴズリングの演技は文句のつけどころなど無いし

キャスティングにも文句あるわけじゃないんだけど、

爺さんになってからの、平凡で汚い(失礼！)ノア爺さんとはイメージがかけ離れていたように感じた




しかしまぁ、若き日のアリー役のレイチェル・マクアダムスのカワイイことこの上なし！

ふとした表情がタマラン小悪魔的魅力がある　とても良い女優さんですね

凡百の“美人女優”では、絶対に出せないような魅力がある














死ぬまで傍に添い遂げ見守り続ける愛…　純愛…


この映画はなんかキレイごとばかりがクローズアップされがちだが

愛のためなら人を傷付けていいのか？？



アリーのフィアンセの“ロン”なんて、何の非も無いのに、単なる可哀そうなピエロだからね


ノアもアリーも、強引に純愛を貫徹しただけで、そりゃ二人はイイだろうけど、

その裏で何人も傷つけてるんだ




難癖つけたいわけじゃないけども、私もイイ大人ですからね　…理性的に見てしまった






きっと、ハタチやそこらの…　いや、年齢カンケ―ねぇか

恋やら愛やら人生の“bittersweet”の経験の浅いのが観たら、全然感想は違ってただろうねー


最後一緒に息を引き取るやり過ぎなラストも、もうちょっと何とかならなかったのか









1940年代のアメリカ！

ファッションも髪型も音楽もサイコー　トキメクわ～　　ホントタマラン！！！　　必見！(ドコを)