呆れた

腰椎圧迫骨折による後遺障害で保険金の請求を２社行って一社（県民共済）は１８０万円弱の給付金が決定、もう一社（明治安田生命）は後遺障害の認定をせずで診断書代５，２５０円のキャッシュバックのみという記事を以前書いた。

明治安田生命には余りに不誠実である旨口頭で伝え裁定書の書類を受け取り拒否して放っておいたのだが本日担当営業所の所長から電話があり訪ねてきた。

どういう話だったかというと余りにお粗末というか呆れ果ててしまった。

要は診断書の書き換えをお願いしたいとの事。
そうすれば保険金が下りるかもしれないだと。

具体的には「脊柱の変形」欄が「着衣の状態で外見から明かにわかるｏｒわからない」の２者択一になっている保険会社の診断書に「わからない」となっているのを「明らかにわかる」にする、とか運動障害のところの欄に前屈、後屈等の可動角度の数字を書けというものであった。

もともとこの診断書のフォーマットそのものが悪意に満ちている。
何で「明かにわかる」と「わからない」の二者択一なのか？
どうして「わかる」、「全然わからない」が無いのか、心理学的には明かかと問われれば否となるのは目に見えている。

着衣の状態で明かにわかるかと聞かれれば身長が３ｃｍ縮んでいようが多少前かがみになっていようが横に傾いていようがそんなの個人差の範囲で明らかにわかるとは医者も書けないだろう、だからわからないと書いた、私でもそうする。

前屈、後屈の角度についてはこんないい加減なものは無い、痛くて曲がらないと言えば何とでも書ける。
第一、運動障害があるなんて自覚は私には無いし医者にも無い。

そんな主観的、非科学的な書き方じゃなくてレントゲン画像による骨の変形状況、何ｃｍあったのがどれだけ縮んだか、それによってどれだけ傾いているかといった客観的なデータの方が間違いが無いだろう。

ちなみに県民共済の診断書はそのようなフォーマットになっていて、骨が２ｃｍ圧縮されたこと、前屈み、横屈みが発生しているか否かの欄にＹＥＳが記されている。
そして中程度の変形障害を認定され上記保険金の決定となったわけだ。

あまりのいい加減な対応にまたしても私が激怒したのは言うまでもない。
診断書の書き換えなんて医師にお願いしたら内容が内容だけにもうその医者には恥ずかしくてかかれないだろう。

だから診断書の書き換えを拒否して県民共済に提出した診断書の写しを渡したところ渋々持ち帰って相談するとの事。

しかしながら、書面といい、社員の対応といいなんと情け無い会社だ。
こんな会社だから不払いで前科一犯なのも理解出来る。

掛け金が業界一安い？他社が１８０万円の給付金で掛け金の高いお宅の会社は０って変じゃありませんか？って聞いたら、「他の会社と比較されても困る、うちにはうちの基準ってものがあるから」だって。

要するに、「うちは最低の保険会社で掛け金は高いけど給付金は容易には支払いませんぞ」って言ってるわけだ。

あまりにがっかりしたのでもうこの会社を当てにするのは止めようと思う。
「ふざけんな」って思いっきり言ってあげたい。

誠意のある会社なら診断書の不備があるなら直接医者に問い合わせるなりするだろ、客にさせるのか？
県民共済は「個人情報提供の同意書」を求められたけどちゃんと追加調査を独自で行って認定等級を上げてくれた（変形障害→運動障害）よ。

って言ってやったけど伝わった様子は無いな（笑）