抗癌剤治療1クール目を終えて退院後一週間経過しました
その後の体調ですが、退院後すぐに口内炎を発症、抗がん剤は粘膜に強く作用するらしく口内炎は覚悟していましたが味覚障害まで伴ってしまい食事がうまくとれない事態に
亜鉛を含む栄養補給食品をとったりうがい薬でうがいを頻繁に行うなど対処してきましたがいまだに味覚は正常時の1/3程度でしょうか、何を食べても砂を噛むようです
副作用はそれだけでなく胃腸の不調、腹痛や下痢、便秘、皮膚の発疹、等全身に出ています
それと脱毛が始まりました、頭髪だけでなく髭や全身の毛が抜け始めています
これらはすべて予想範囲内ですので驚きはしませんがなんとか落ち着いてもらいたいものです
もう一つ厄介なのが糖尿病の悪化です
10年前に発症した糖尿病ですがインスリン療法、DPP-4阻害薬、そして無投薬とほぼ完治して、特にこの数年はHbA1cが6.5程度と安定してました
それが「食道癌の告知」の日以降急激に悪化してしまいつい最近では空腹時血糖値が200を下回らないという異常な状態になってしまいました、Hba1c推定値10以上?
原因は告知による不安とショックからホルモンバランスが崩れたそうです
アドレナリン等が分泌されると血糖値は急上昇するらしい
それが長い間続くと膵臓のインスリン分泌が追いつかなくなり膵臓が疲労してしまい高血糖が継続するようになるとのこと
まさか癌で糖尿病が悪化するとは思ってもいませんでした
血糖値が高いままでは今後の治療にも、手術にも悪影響が及ぶということで治療を開始しました
それが強化インスリン療法、糖尿病発症時と同じなのですが今度はSMBG(血糖自己測定)も一緒に
タイトル画像の器具を使って自分で指に穴をあけ、採血して測定器で測定するのですが、毎食前に行うのでかなりの肉体的・精神的負担になります
写真上が指に穴を開ける器具、左側にあるのが使い捨ての針です
針を装着後ボタンを押すと針が飛び出して指を刺すだけの単純な仕掛けです
そして下にあるのが血糖値測定器、病院から貸与されています
左側にある測定チップは毎回交換します、使い捨てです
毎食時、どの指にするか考え始めるとすごく悩むし、よく見るとどの指も穴だらけですから(笑)
そして血糖値測定後、食事を開始する前にインスリン注射です、こちらはお腹に刺しますけど指ほどは痛くないのでありがたいです(汗)
ただでさえ体調が思わしくないのにこんなことを行わなければならないと思うと辛いですがなんとか継続していかないといけないんですね...
ちなみに最近の血糖値はなんとか正常範囲に戻ってきています
この状態が継続し膵臓が回復したらインスリン注射とSMBGも終了出来るのですが、どうなることやら?
また状況に変化があったらお知らせします
Posted at 2022/08/13 09:35:19 | |
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