次期カメラ候補について

ご承知のように鳥撮り用カメラの次期機種としてＮｉｋｏｎのＤ８００ｓ（Ｄ８１０？）を第一候補として検討していますが．．．

この機種を第一候補に挙げた理由として、今までの野鳥撮影の経験から求められる機能を満足するものを選んだ結果がＤ８００だったわけです。

その機能とは

１　高感度特性が優れていること

　　ＩＳＯ１２，８００を実用感度として設定でき、ノイズが少ないこと
　　ＡＰＳ－Ｃ機はこれを満たす機種が無いのでフルサイズ機種に絞られる。

２　高画素であること

　　フルサイズ２４００万画素以上で出来ればＡＰＳ－Ｃ互換モードを有していて
　　そのモードでも十分な画素数（１５００万画素程度）であること。
　　撮影倍率やトリミング耐性を考えるとどうしても必要。

３　ＡＦが早くて正確、ＡＦセンサーがＦ８対応であること。

　　ＡＦスピード、精度は当然として暗くてもＡＦの食いつきがいいこと。
　　Ｆ８対応で有ればゴーヨン等のレンズに２倍のテレコンを装備してもＡＦが使える。

残念ながら上記３条件を満たす機種は現行機ではＤ８００以外に見当たらず、しかもＩＳＯ感度の条件は今月（６／２６と決まったらしい）発表される新モデルでないとクリアーできないのが実情です。

そんなことから候補に挙げたＤ８００ですが口コミや評価レポートを調べたり、使っているカメラマンの方からヒアリングしたところ重大な欠点が２点ほどあるようです。

一つはミラーショックによるブレの発生、この機種はかなりミラーショックが大きいらしくしかも高画素が故にブレが画像品質に影響しやすいらしい、せっかくの高精細もブレで台無しになるそうだ。
これについては実際使ってみたところかなりショックが大きいことを確認した。

しっかりした三脚とマウント固定器具等でブレ対策をしないといけないらしいが風景写真ならいざ知らず野鳥撮影はジンバル雲台等を使用して半固定状態で使うことが当たり前なのでどうなることやら。
ＶＲ（手振れ補正）ではミラーショックは吸収できない（高周波）だろうから。

もう一つはＮｉｋｏｎ機特有のオートホワイトバランスによる黄ばみ問題、これはＤ４Ｓでは改善されたらしいけどはたしてＤ８００は改善されるのか、試用レポートが出ない限りわからない。

黄ばみはともかく（ＲＡＷから現像すればなんとかなる）、ミラーショックとそれによるブレは野鳥撮影には致命的な欠点ですからこれが対策されているのか否か、わかるまでに時間がかかるかもしれない。

でも、これに代わる機種で私の条件を満たす機種が見当たらないのも事実。
なかなか困ったものです。

他のメーカーからでもいいから上記の条件を満たす新モデルは出ないものか？