自動運転（レベル２）のハンズオフ警告

現在日本で販売されている車の自動運転（ボルボではパイロット・アシストと呼んでいる）はレベル２

アクセル・ブレーキやハンドリ操作などの複数を自動操作するがあくまでも運転の補助であり人間が主体の運転レベルを言うらしい

レベル３（高速道路などの一定の条件下での完全自動運転）以上については法整備が遅れていて、２０２０年を目処に検討中とか



ところで、ハンズオフ警告という言葉を知っていますか？

別名６５秒ルールとも言われていてレベル２の自動運転車の場合、運転者がハンドル操作を１５秒間しないとハンドル操作をするように警告を促し最大６５秒で自動運転が解除される仕組みのことです

この仕組、賛否両論（どちらかといえば否定的な意見が多い）あるようですが国交省が突如２０１７年１０月に発表し２０１９年以降発売する新型車に義務付けました

自動運転なのになぜかハンドル操作を強制しハンドル操作しないと自動運転が解除されるというなんとも中途半端、ある意味危険な機能です

私のＸＣ６０（２０１８年モデル）はその後型式認定されたモデルですが規制前なので搭載義務は無いはずなのに何故かこの機能が入っています

ＸＣ６０の場合１５秒で警告が出て最大３０秒程度で解除されるようです
但し、ハンドルに軽く手を添えてるだけで警告は出ないのでそれほど負担にはなりません

国産の他メーカのユーザからはかなり意識的にハンドル操作をしないと警告が出るという意見も聞いておりますのでまだ良いほうかな．．．と



ところがこの機能、代車で借用したＶ９０ＣＣ（２０１８年６月登録）には搭載されていないことがわかりました

安全なところで試してみたところ６５秒どころか２分以上ハンドル操作をしなくてもなんら警告が出ないし自動運転が解除されません、危険なのでそれ以上は試してありませんが．．．

Ｖ９０ＣＣは型式認定が２０１７年２月で国交省が６５秒ルールを発表する以前に開発されたモデルですから搭載されていないのはうなずけるのですが継続生産モデルであれば搭載義務は無いんですね

ということは今後車載プログラムがアップデートされてもＸＣ６０とそれ以前のモデルの間には大きな違いが有るということでしょうか？

個人的にはレベル２といえどもかなり実用的なボルボの自動運転、今年６月の北海道旅行の帰り道でも青森から自宅までほぼ自動運転に任せっきりで大丈夫でしたからこんな余分な警告は無いほうが良いのですが．．．

皆さんのお車の自動運転、ハンズオフ警告はどの様になっていますか？