ひろ＠ＸＣ６０のブログ一覧

今朝、ＮＨＫの「あさいち」という番組の中で

ある専門家？が「大阪は東京より自然放射線量が多いから逃げてもダメ」なんてとんでもな発言をしていたのでさっそく調べてみた。

なるほど、火山灰層の関東平野と違い関西は花崗岩の地質が多いから天然の放射線成分が多い。

ところがこちらはラドンやラジウムという温泉でも有名な体に良い？放射線の自然被曝
原発野菜のほうはセシウムやヨウ素という「毒」を食べる内部被曝である。

こんな違いもわからないで（わかっていてわざと）関西へ行ったら自然被曝が多いようなことを公の電波で言うとはまさに「デマ」

この例に限らず「デマに惑わされないように」と言いながらデマを流してるのは実はそのマスコミだったりするような気がするのは私だけ？

「焼けウランに水」状態なのが今の福島原発の状況なのでは？

焼けて底に穴のあいたお釜のなかで
暴走核分裂し続けるウランに
水をかけ続け

放射能たっぷりの湯気と
濃厚なウランの放射能出汁を
延々と出し続けている

止めれば水蒸気爆発→広範囲な放射能汚染

そのまま続けてもとても収束するとは思えない

こんな作業が日々悪化する放射能汚染で行動も制限された中で行われているなんて私みたいな悲観論者にはとても耐えられない。

一切の報道をシャットアウトすればそこには日常があるのだけれど．．．

やはり人間は自分が制御できない物を作ってはいけない。

政府は３／１７に飲料水や食品などの放射性物質基準値を決めた、というか大幅に緩和しました。

以前はＷＨＯ（世界保健機関）に準じた基準が定められており例えば飲料水では１０ベクレル／リットルまででした

参考：http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf
　　　　２０３ページの表のヨウ素（Ｉ）、ｐｄｆでは２３０ページ

これがいきなり３００ベクレルまで引き上げられた理由はわかりませんが少なくとも従来の基準では東日本の殆どの地域で飲料水が飲めなくなるパニックを避けるために設定されたのは容易に想像できます。

ちなみにどこで設定したのかと調べたら原子力安全委員会がＩＣＲＰ（放射線治療のガイドライン）をもとに設定したとか

なるほどどちらも放射線を最大限に使いたいイケイケ組織ですからうなずけます。

どさくさにまぎれてこんなインチキ基準値で国民をダマスのもいい加減にしてもらいたいものです。

おっしゃるとおり直ちに影響は無くても１０年後は癌になるリスクを押し付けているのですから．．．

それにしてもＴＶに出てくる原子力推進論者や放射線関連の「大丈夫」発言には閉口してしまいます。

まともな医者がコメントしていないのは何故でしょうか？

個人的な意見ですが毒（放射能）に安全な基準値なんて無いと思いますよ。ヒ素や青酸カリに安全な基準値ってあるんですかねぇ．．．

放射能汚染がひろがってしまったようです。

都水道局の発表によると「暫定基準値」の１００ベクレル（乳児）、３００ベクレル（大人）に対して２１０ベクレルの放射性物質が検出されたとのこと。

このところの風向き、雨で首都圏の水がめの検出値が上がっていましたから心配していましたが現実のものになるなんて．．．

このまま数値が下がらなければ大変なことになりそうです。

野菜、土壌汚染までならなんとかなりそうだけど水はちょっと．．．

汚染源の福島原発は今後数年間は今の状態で放射能を出し続けるだろうし．．．

どうするんだろう。