こんばんは。いつもご覧頂き有難うございます。
1か月振りのブログアップで御座います。
そして、この度は九州地方の震災で被災された皆様、謹んでお見舞い申し上げます。幾度と訪れた事のある熊本・大分…実は今年の2月にも大分に行ったばかりでした。風景が良く、人々が暖かい、ほんと何度訪れても癒される場所が大きな被害を受けられた、という事に非常に心を痛めております。ありきたりな言い回しで只々恐縮ですが、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
さて、久々の投稿は、先月4月24日、みんカラを通じて大変仲良くして頂いております slcinquecento さんのお声掛けで行って参りました、埼玉県加須市 ("かぞ"市と読むらしいです) の ロールスロイス&ベントレーの私設博物館 「 ワクイ・ミュージアム 」 の訪問記。
実は、昨年末から着々と温められていた壮大 (‼) なプロジェクトでありました。
(昨年末、名古屋ガレリア・ルーチェで開催された「 白洲次郎のクルマたち」 の様子)
ブログアップするタイミングを逃し、すでにお蔵入りになっていた出来事なのですが、実は、昨年末、名古屋のガレリア・ルーチェで開催されておりました展示会 「 白洲次郎のクルマたち 」 slcinquecento さんと、みんからお友達の Gris Boreal さんと展示を見に行った時でした。
在りし日の白洲次郎さんが乗り回していた、とされる、古いベントレーの展示車を拝見しておりましたところ、slcinquecento さんから
「 ワクイ・ミュージアムという素晴らしい場所があるんです。今度、是非一緒に見に行きましょう‼ 」
とお誘い頂いたのがきっかけでした。
国産大衆車ばかり見て育った身としては、ロールスロイス&ベントレー は、只々雲の上のクルマ達。
「 クロウスバンバンよ、ロールスロイスだなんて、… 大丈夫? 」
と思われそうですが…(苦笑)。
しかし、手に入れる事は出来なくても珍しさゆえに見せれ頂ける場所があるのはクルマ好きとしてはありがたいですし、 slcinquecento さんが仰るには、ミュージアム館長 ( ロールスロイス&ベントレー専門店 "くるま道楽" ワク井商会の社長さんでもある ) の涌井さんがとても素晴らしい方、…との事です。
「 もう10数年も前ですが、こちらにお邪魔した際、涌井さんには大変親切にして頂きました。」
(ワクイミュージアムのパンフレットより。右側写真の左側が涌井さん。なお右側は故・小林彰太郎 氏。)
なんでも、東京・文京区の "くるま道楽" さんから、今回の埼玉・加須市のミュージアムまで、かなり貴重なクルマ (失念しました…スイマセン) で送迎してもらったり、slcinquecento さんの憧れのクルマ "ベントレー・ターボR" に 「よかったら乗っておいでよ」 と鍵を渡されたり…顧客でもない上、庶民 (slcinquecento さん、失礼スイマセン… ) の立場であっても分け隔てなく普通に接して下さる、とか。
勿論、slcinquecento さんのお人柄 (クロウスバンバン的にも博識かつ、とても紳士で尊敬できる方です) だからこそ、というのもあると思います。
◆ 4月23日(土曜日) slcinquecento さん宅 ◆
今回の旅の相棒は、slcinquecento さんのリベロ。土曜の晩から出発です。
余談ですが、現地までの道中は、slcinquecento さんが少年時代に作られたカセットテープ 「 80年代国産車CM挿入曲・集 」 。 お分かりになられる方もいらっしゃると思いますが、インパクトあるSAPHOの初代MR-2や、井上陽水のセフィーロ、FFコロナクーペなどの "あの曲" が仮眠時間を覚醒させてしまいます。
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◆ワクイミュージアム "ミュージアム" ◆
ワクイミュージアムは徒歩圏内で "ミュージアム"と"ヘリテージ" そして "ファクトリー" の3拠点。
まずは玄関口とも言うべき "ミュージアム" へ。
こちらには、先程の白洲次郎さんの愛車でもある、戦前のベントレーをはじめ、まさに博物館級のロールスロイス&ベントレーが約20台ほど展示されています。なお入館料は無料。
朝10時の開館時間には、涌井館長、そしてモータージャーナリストの武田公実さんが案内人として出迎えて下さいました。
"ミュージアム" に展示されている相当大きなリムジン。知識が御座いませんのでパ、ンフレットからですが、1960年のロールスロイス・ファンタムⅤ、というらしいです。立派な6ライトウィンドウは 国産の御料車 "プリンス・ロイヤル" もしくは "センチュリー・ロイヤル" に大きな影響を与えたのでは…と勝手に想像してしまいます。
◆ワクイミュージアム "ヘリテージ" ◆
"ミュージアム" から徒歩1~2分の場所にある "ヘリテージ" 。
機械遺産、もしくは文化遺産の継承を意味する "ヘリテージ" は新たなオーナー探し、もしくは現在のオーナーが次の人に渡そうと決意した時に安心して戻せる様に、という思想のショールーム。
売り物とはいえ、"遺産" や "文化財" という言葉がしっくりくるクルマの数々でした。
こんな並びは初めて見ました。まさに "文化遺産" 次はどんな人がオーナーになるのでしょうね。
◆ワクイミュージアム "ファクトリー" ◆
「 メカニックから塗装、内装まで匠の技を持った集団を集め ~ その技を見せながら作業する工房 」 (…ワクイミュージアムHPより抜粋)
単にサービスピットという意味合いを超えた " ファクトリー " は"見せる"という点の如く多くの見物客がいらっしゃいました。
" ファクトリー " の軒先にはレストア待ちの (様な) クルマ達がたくさん。
これらも滅多とお目に掛かれない並び、とついつい写真を撮ってしまいました。
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≪ おまけ ≫
◆ 素敵な出来事 ◆
当日は日曜日ということもありまして、"くるま道楽"のお客様も、沢山お見えでした。
幸い、こちらのおクルマのオーナー様とお話させて頂く事が御座いまして、お話の流れで
「皆さん御一緒に、ぐるっと1周、お乗りになりませんか?」
「 … え、本当にイイのですか?」
はい、まさかまさかと、まるで夢のような御厚意にしっかり甘えてしまった3人衆 (笑)
「 あのロールスロイスに乗せてもらった ‼ 」
と、まるで 「冥途の土産」 と個人的に感じる様な、そんな出来事でした。
この度、お世話になりましたワクイミュージアムでお世話になった方々をはじめ、素敵なきっかけを作って下さった slcinquecento さん、御一緒させて頂きました Gris Boreal さん、有難うございました‼
そして、最後までご覧頂き有難うございました。
カリーナを語る(カタログで) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2020/05/24 21:34:54 |
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