
社用で鳥取県の某テレビ局へ行って来ました。
前職で中国5県を担当していた時は,良くお邪魔してたんですが,仕事で鳥取に行くのは7~8年ぶりではないかと思います。
まずはさくら540号で岡山まで移動。
さくらの指定席は2×2列シートなので,グリーン車並みにゆったり座れるのがお気に入りです。
岡山駅からは,山陽本線・智頭急行経由の「スーパーいなば」に乗車
僕が社会人になりたての25年前,鳥取に汽車で行くには国鉄急行色の「急行砂丘」に乗っていくしかなかったんですが,確か岡山から鳥取まで2時間半くらい掛かっていました。
キハ58系の非力な車両では中国山地越えの急坂でスピードが出ず,DMH17エンジンの激しい唸り音に閉口するとともに,あまりのトロさにイライラし,鉄道を利用しての出張は2~3回程度でやめてしまいましたが,今は車両も大出力の特急形気動車キハ187系になり,岡山から鳥取まで1時間50分程度で到着するようになりました。
色々調べていて気づいたんですが,因美線は近代化が遅れたため,腕木式信号にタブレット閉塞による原始的な運転方式が,なんと1999年まで残存していたそうです。
確かに昔「砂丘」に乗車した時には,タブレット交換のために,通過駅で徐行していたのを覚えていますが,優等列車が走行中にタブレットの授受を行う日本最後の路線だったとのことです。
※ちなみに,僕は「鉄」ではありません。(念のため)
昔は広島から鳥取まで乗り継ぎを含めて4時間以上かかってましたので,往復600キロを社用車で走ったりしていましたが,いまでは約2時間40分程度なので,列車を使った日帰り出張も可能になりました。
昔の気動車の「コロンコロン」「カランカラン」と言ったようなアイドリング時のエンジン音も好きなんですが,仕事で利用するとなると,やはりスピードが命ですねぇ・・・。
8時に広島を出発して,11時には鳥取駅に到着すると言う以前では考えられなかった展開ですが,予定より早く到着したので,鳥取営業所に挨拶に寄ろうと思って連絡すると,ちょうど集金に社用車で出てるので,鳥取駅に迎えに来ると言うことでした(感謝)
社用車と言ってもコレ(軽トラ)でしたが。
しかも,まさかの大阪系のスバル車でした(生産はダイハツ九州?)
時間になったので,鳥取市内のテレビ局を訪問。
用事は1時間ほどで済んだのですが,タクシーを待つ時間で,昔お世話になった技術系の方に連絡を取っていただき,近況報告をまじえながら5分ほど談笑しました。
身体を壊してから,山陰地区がテリトリーから外れた関係で,実に10年ぶりくらいの再会でしたが,お会いできて良かったです。
帰りは乗り継ぎの時間が悪く,「スーパーはくと」で姫路に出て,新幹線で広島に帰りました。
Posted at 2016/03/31 10:28:01 | |
トラックバック(0) |
徒然日誌 | 日記