
あるSNSで拡散されてたのですが・・・。
毎度おなじみの?
「当たり屋情報」
内容は下記の通りです。
緊急通達
当たり屋グループが山口県,関西方面から来ています。被害が続出していますので,くれぐれも注意してください。
携帯からでも市外局番なしの110番
(注意)
①下記ナンバー車と接触事故を起こした場合は,その場で示談せずに直ちに警察に連絡すること。
②警察が到着する前に,自分の勤務先や氏名・住所・電話番号等を教えたり免許証をみせたり絶対にしないこと 。
③このコピーを必ず携帯すること。
④友人、知人に至急知らせてあげて下さい。
⑤社用・自家用車を問わずこのコピーを出きるだけ多くの方に配布して知らせて下さい。
山口 39-6184(クラウン)
山口 33-8124
山口 39-7485
山口 38-2920
山口 57-5467(ボンゴ)
山口 57-8830
山口 57-0880(クラウン)
山口 56-8820
山口 56-0308
山口 56-0908(ブルーバード)
山口 56-2086(ブルーバード)
山口 55-4200
山口 55-9910(9918)
山口 50-8131
山口 56-8113(女性ドライバー)
山口 38-7181
山口 56-9977
大阪 に 83-8175
大阪 88-5157
なにわ ち 33-2621
水戸 33-7580
和泉 ち 33-4875
和泉 ま 83-6277
不明 ち 39-3864
神戸 ち 38-2998
神戸 に 38-6828
神戸 ふ 33-7662
神戸 ち 55-0840
不明 不明8848
姫路 33-5958
姫路 33-0808
姫路 33-4648
(計84台来ているそうです)
★このナンバーの車が前を走行している時は急停車されても大丈夫な距離を保って運転してしましょう。
★サイドブレーキを引いて止まるのでストップランプは点灯しません。
★運悪く当たった場合はすぐに警察に通報すると共に,この資料を相手に見せるようにチェックして下さい。逃げて行く車両も有るそうです。
警察当局でも調べた結果,
この情報は事実無根であることが確認されてますので,わざわざ友人や知人に教える必要は有りません。

「昭和61年頃から全国的に出回っており,警察で捜査しましたが,そのような事実はありません」と山口県警のホームページでも紹介されていました。(現在は削除されています)
ご存知のように,1998年頃からナンバープレートの地域名の後ろにつく「分類番号」が,2桁から,3桁になっていますので,未だに2桁時代のナンバーが羅列された情報を不審と思わないのがおかしいと思いますけどねぇ・・・。
実在していれば30年以上前の旧車が84台も来てたら,ある意味凄いですが。
記憶に間違いがなければ,「山口59」から「山口」になりましたが,それ以前は「山」だったはずなので,「山口55」は存在せず「山55」になるはず。
また,実在しないはずの「山口39」「大阪83」なんてナンバーや,現代では存在しない「0」から始まる4桁の数字など,少し考えれば明らかにおかしいものばかりです。
ちなみに,2008年に広島地区で出回った文書の例
当たり屋グループが来ました。気を付けて運転して下さい。
要注意
①下記ナンバー車と接触事故を起こした場合は、その場で示談せずに直ちに警察に連絡する事
②警察が到着する前に、自分の勤務先や氏名、電話番号は絶対に言わない事
③このコピーを車内に備えておく事
④友人、知人に知らせてあげて下さい
要注意ナンバー(30台~36台)
山口 8184(クラウン)
山口 8124
山口 7480
山口2920
山口 5478(ボンゴ)
山口 8889
山口 889
山口 5320
山口 898
山口 2590
山口 808
山口 2188
山口 52??
山口 9910
山口 3181
山口 8118
山口 7181
山口 98??
大阪 8175
大阪 5157
なにわ 2521
水戸 7880
不明 8277
不明 ○722
神戸 3854
神戸 8828
神戸 722
神戸 9540
不明 8548
姫路 5958
姫路 608
姫路 4548
○このナンバーの車が前を走行している時は、急に車が止まっても当たらない車間距離を保って下さい。(サイドブレーキを使用するのでストップランプはつきません)
○山口ナンバーの他、関西方面の車に気を付けて下さい。
○運悪く事故を起こした場合は、警察に連絡すると同時にこの資料をチェックするだけで逃げていくケースも有るそうです。
この手のものの情報の広まり方としては,「当たり屋グループ出現チラシ」のコピーが手元に届き,そのコピーをコピーしたものを他者に送り,受け取った他者がさらにコピーを重ねて,さらに他者に送るなど,チラシのコピーを重ねていくうちに文字がつぶれて判別しにくくなったり,判別しにくくなった物をご丁寧に作り直し,その際に誤読され別の文字(数字)に置き換えられるなどの過程を経て,様々なパターンの内容ができていったと考えられます。
上と下のを見比べると,微妙に異なっているのが判るでしょうか?
ざっとこれだけ発見しました。(ネットで拾いましたので,問題あれば削除いたします)
一説によると,全国で200種類以上パターンがあるそうです。
有益な情報であると思い込み,善意で多くの人に知らせようとする心理があることが根底に有ると思われていますが,チェーンレターやデマウイルスなどが広まっていく形態とよく似ています。
皆さん,間違った情報を「拡散希望」なんて散らさないようにご注意を。
Posted at 2017/06/24 03:15:09 | |
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