首の皮一枚

月夜猫です。車ネタ無し。

JR西日本が発表した写真だそうで、先日名古屋で運転打ち切ったのぞみ34号13号車の台車に入った亀裂。

どう贔屓目に見ても「亀裂が入った」どころか「折れる寸前」が首の皮一枚で助かったレベルでしょう。

折れた部材は車軸を支える梁に相当する部材で、バックアップする構造はないです。破断面に金属光沢が有るように見えますが、ホントに光沢があれば走ってる最中に急速に進行した亀裂と言う事で、大惨事寸前で助かったというしかないです。

新幹線関係の皆さん「天の助け・大ラッキーで幸運の極み」ですね。

N700系5000番台のK5編成と言う事で、2008年製造の2014年にN700A(ちっちゃいA)に改造したやつ。13tの軸重支えて700万km位走った台車らしいです。

緊急点検したらしいですが、全数探傷検査やって無欠陥証明出来るまで同型全部運用停止にする位の覚悟で臨んで欲しいところです。たとえ年末年始の大混雑時に運休出して大迷惑になったとしても。

新幹線史上2番目の重大ぶっ壊れ。史上1番は1966年4月25日のひかり42号で、この時は車軸事実上折れたw

「危ないと思ったとき、わからないと思ったとき、躊躇することなく列車を停めよ」　これを愚直に守って来たから今まで大事故起きてないだけだと思いますが、今回「直ちに停めなかった」のが最大の問題だと思います。
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安全も大事だが○○も大事、等と思い違いしている人が一人でも組織に居たら、いつか大惨事起こしますよ。

でわ。(^^)/~