
このハザードマップを含む冊子を配布したのは東京都江戸川区、他に足立区・葛飾区・墨田区・江東区を含めた"江東5区大規模水害対策協議会"ってのがあります。いわゆる東京ゼロメートル地帯(実際は標高が満潮時海面下)で運命共同体ですね。
大規模水害に対して、「ここにいてはダメです」。他の地域へ逃げる必要がありますと明言している親切な資料です。それはヨイのですが。

記事が伝えているのは、"先日の台風19号接近が確実になった後避難方法を検討したら、出た結論は無理"です。避難が無理という事は、相応の犠牲者が出る事になります。単位が千なのか万なのかは判りませんが。
…
…
…
…
…
そりゃそうでしょう。残り3日位で250万人移動させる手段なんぞあろワケ無いです。
10両編成の電車にミッシリ詰め込んでざっと二千五百人。これを1000列車走らせないと足りない。これだけ運転するには50時間ぶっ通しでも足りないのですし、バスだ徒歩だ自家用車だは、道路が溢れるだけなのでもっと無理。
これで明らかになったことは、大規模水害の可能性に対する避難は、一週間以上前から始めないと間に合わない。と言う事でしょうね。せっかく無理だと判ったなら、次の策検討して被害を減らす方法探すのが次のお役目でしょう。
…
もっとも
…
水害避難250万人を受け入れる場所あったっけ東京圏。東日本大震災でも50万人避難だし、あれは地域内避難が大部分。こっちは広域避難。
---
何はともあれ、有事対応は平時に頭冷やして何パターンも考え備える事です。「臨機応変な対応を図る」なんてのは、問題が大きすぎて考えるのを拒否したとか、予想される現実を示したら絶望的になるという事の現れ。
でわ。(^^)/~
ブログ一覧 |
時事ニュース系 | 日記
Posted at
2019/10/24 23:34:29