
前回から7日経過の戦況です。恒例により対象国は人口一千万人越え。
まずは死者率ですが、積算値なので順位はあまり変わりません。
南米とメキシコの増分が悲惨なのは前回どおり。本邦は重篤者の絶対数が少ないので、死者数増分も当然極小になります。いまのところですが。
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現在の感染者率ですが、アメリカ手こずりすぎ。

なにをすれば拡大阻止になり、なにをしたら拡大助長になるのか、繰り返し言われているとおりです。三密厳禁ただそれだけです。それをやるのは政府じゃなくて国民一人一人です。
カザフスタンが突如躍進してきましたが、いくらなんでもな数字なので集計遅れでしょうか。
他国はともかく、
【本邦も大躍進中】
です。連日東京が稼ぎ出してますが、7割が20~30代で特定業種関係者が多い。逆に言わないと警戒しないですが、例えば東京で100人で7割が若者と言うことは、重篤~死亡リスクの高い年代も30人は新規感染してると言うことです。今日の東京124人追加(全国では207人)はこの表の数字に入ってませんから、実態はさらに悪いです。
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重篤者率
100%の国は、まともに集計していないか一種の定員制。ICUや人工呼吸器に限りがあるので重篤化したら踏みとどまれないんでしょうね。

本邦は重篤者数が先週末で数十人でしたので、増減率は単なる結果。傾向を読み取れる数字ではありません。
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感染症の拡大阻止策として唯一聞くに値するのはサイエンスです。ウイルスはイデオロギーや思想信条、人間の習慣、経済的な都合なんか考慮しません。
サイエンスが出す答えは、時に冷徹で立場によっては絶望的な事を示します。例えば宴会大好きオッサン・ホストクラブ大好き婆さん・真昼間からカラオケ老人会連中に対しソーシャルディスタンスは、
【感染予防との両立は不可能】
である事を明確に示しています。いやだと屁理屈作って大丈夫と言い張って、あるいは自分を納得させてるようですが、その結果が現在の東京です。ほっとくとまた経済全体止める事になります。
出来ないことは出来ません。出来ないことをあきらめるまで収まりません。たぶん。
でわ。
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Posted at
2020/07/03 21:47:10