
月夜猫です。
昨年10月にサスペンション交換した際、その一環としての調整作業が二種類。
☆4輪ホイールアライメント計測・調整
純正オプションだけあって調整したのはトーイン位、シャシも部品も精度高くてなによりです。ちなみに定価のお代は27,000円也税込。まあ、お代は全部積み上げてから交渉なので、定価は置いといて(笑)
これは調整なのでユーザーは評価しないとイカンですが、データシート見て更に車運転すれば即判るし、長期的にはタイヤでも判ります。結局、満足いく状態でした。
☆センシングのエイミング
センシング有無で工数差が1.5時間。お代に換算すると16,200円也税込。これも調整なのでユーザーは評価しないとイカンですが、ナカナカ難題。
○⇒カメラのエイミング結果
夜のロービームでもLKASは仕事できますから、カメラの範囲は30m程度でしょうね。LKASは問題ないのでOKでした。
×⇒レーダーのエイミング結果
こっちが再調整依頼の元凶。何が起きるかと言うと、「運転が下手っピ」
・3車線の高速で緩い右カーブ。中央車線をACC定速で流しながら左車線のトラックさんが50m前位になると………トラックさんにスピート合わせだす(爆)
・高速の直線区画、安全運転で80km/h厳守されている遥か彼方のトラックさんに95km/hで追走開始⇒そのまんま定速走行⇒あと25m位でやっと先行検知しシフトダウンしエンブレで誤魔化す(爆)
本来の挙動知らない人が使ったら、「馬っ鹿じゃねーかコレ」とか「恐っそろしくて任せられん」の酷評賜るの確定な位「下手っピ」な事シバシバ。私は一年乗って正常ならどう反応するか判ってたので、「うーむ。レーダーのエイム、ズレたなコレは」。
今の状態で車がどう反応するか掴めさえすれば、足りない分を運転手がオーバーライドするかキャンセルすりゃ良いダケなので取りあえず乗りつつ使いつつ、年始に営業とご歓談して「再調整しまっせ」とナリマシタ。
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3月末の18ヶ月目点検時に整備保証ノーチャージで再調整。直後に高速でちょっと試験して「変わった」「悪くはなっていない」までは判別済み。そのあと第三京浜二往復して左車線に付き合わないコト確認と、ACCの定速⇒追走遷移確認やりまして、ほぼ新車当時の反応に戻ったのが確認出来ました。
よってこれにて、再エイミングは完了と致します。
※エイミングはレーダーの取付位置角度の調整ではありませんからネジ締めたり緩めたりではありません。"カメラ/レーダー統合制御システム"のファームウエアでスキャンタイミングを調整する、HDSとECUの共同作業です。
※左車線に付き合わないって言ってもカーブの程度で限度はあります。
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車オタ兼ITオタ。良い状態⇒調整⇒悪化!なので気が付きましたしテストケース組み立てて判断しましたが、まーデリケートなシステムですね。

位置関係をちっちり調整出来るテンプレートとか、標準モデルと測定値照らして性能詳細評価する校正システムが無いと、整備する人大変でしょうコレ。
でわ。(^^)/~
Posted at 2019/04/10 21:41:15 | |
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