
月夜猫です。
本質的にセキュリティの話でタイシタ情報が開示されていませんが、理屈がわからないと効果的な対策とか有意義な検証方法も割り出せないので、ちょっと想像してみました。
タイトル絵はデンソーさんの公開情報ですけど、キーレスエントリー的な仕掛けで重要なのは車側の検知エリア制御。どうも距離とか場所を特定するのはコレだけな感じです。
シーケンス推測すると、コンナ段取りですかね。
1.鍵が「鍵番号"への3番"だ、くるまぁ~」と全方向届く声で時々叫ぶ。
声が聞こえた車さん。
×:鍵番号"への3番"だとぉ、俺じゃねーから黙ってよ。
○:鍵番号"への3番"って俺じゃん。で、2へ進む。
これを拾うアンテナはドアじゃなくて車内。
車の中まで届くと言う事は、車外だけなら10m位は楽々離届く気がする。
2.車が「ここだ、合言葉は"山!"」とドア横1m位届く小さな声でささやく。
合言葉を言われた鍵さん。
×:「合言葉は"海!"」⇒車:嘘じゃん。終了~。
○:「合言葉は"川!"」⇒車:待ってたピヨ。人感センサー起動! で、3へ進む。
1m位と言っても電波は無限に届くので、出力絞ってるんでしょうね。
3.ドアハンドルの人感センサー
×:「タイマー○秒の内に誰も触ってくれないの、もうオシマイね。」
○;「触ってくれたぁ~、どうぞー入って」
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このシーケンスで距離とか立ち位置に関係するのは2だけ。本物鍵は2の合言葉を待っていて対の合言葉返すだけ。そうなると【距離と場所を測るのではなく、車のささやきを鍵が聞く】という所が考慮点。声のデカい小さいを化かすなら増幅の範囲で感度出力の世界ですね。
そうすると完全防護には必要なことは電波を雑音レベルまで減衰させる事。ちょっとやそっと高感度化とか大出力化されても「雑音デカすぎで何言ってるのか聞き取れない」にしない追いつかれますね。
丼で計算すると、鉄缶で1/10、アルミで1/20位に信号落ちるはずですが"雑音レベルまで減衰させる"とは35~40dB程度の減衰が必要。35dB減衰するって1/3162ですから、コレは先は長い。
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なのでワタクシ。
×⇒缶に入れて持ってったら車反応しないから、玄関に置いても安心。
じゃなくて。
○⇒缶に入れ、極力家の中央に置いて壁からの距離も取るべき。
と考えます。距離を取る代りに更なるシールド(たとえば冷蔵庫とか耐火金庫)なんてのもアリか?
対策進めば相手も対策するでしょうから、ちょっと次考えたらこんな感じでした。
セキュリティって一回作って「後は知らんです想定外です」じゃ済みません。アクシデントが発生したら普段の仕事放り出し、即時対策終わるまで総力上げるのがワタシラIT屋の商売では当たり前。
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で、鍵に電源スイッチあれば良いだけなんですがぁ(怒
でわ。(^^)/~
Posted at 2019/02/05 01:38:41 | |
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