WHOのテドロス事務局長の12日付け発言
「科学的な証拠に基づいたリスク評価をせずに入港を拒否する例がある」と指摘。
ものの見事に発言者の無知を証明してる例になります。
【リスクアセスメントプロセス】の基本
リスク特定 - リスクを発見し認識する。
リスク分析 - リスクを理解しレベルを決定する
リスク評価 - リスク面積(可能性と影響の積)を計算し、基準に照らし対応を決定する。
対応は回避・低減・共有・保有です。共有(転嫁)には相手が必要です。
リスク評価の前段となる特定や分析は、事実や論理に対する妥当性や信頼度のある統計値が必要で、これが"てきとー"では評価も"てきとー"です。"てきとー"では「科学的な証拠に基づいた」とは言いません。
中国の医療機関実情や武漢肺炎ウイルスに対する科学的な理解が乏しい現時点では、リスク特定の観点に網羅性が出せず、パラメータも"てきとー"になるので、"科学的な証拠に基づいたリスク評価"が出来る国は地球上にあり得ません。それが出来れば、感染蔓延を収束に向かわせる合理的な対策も設計出来るのですが。
リスク評価が出来れば判断は機械的にできます。それが出来ない状況でも決断しないと何も進まないので、誰かが覚悟決めて指図しないとイケません。その誰かを務める責務は組織の長にあります。
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偉そうな人が凄そうな用語でコメントすると、さも正しく聞こえますが、論理的に破綻してると墓穴掘るだけです。
などと偉そうなこと書いてないで、ワタクシも気を付けようw
でわ。
Posted at 2020/02/13 23:11:19 | |
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