2020年05月01日
抗体検査というワードが最近出始めましたが、勘違してると危険です。
【免疫が付けば大丈夫】か?
×:抗体があれば、再感染しない。
〇:抗体があっても、再感染する可能性は結構有るらしい。
十分な免疫付くと判れば作戦立てる余地もあるはずですけど、一般ニュースレベルだと、あまり期待できない状況。
少数サンプルでの報告は有りますが、それ自体あまり芳しい話しはなく、国とか世界の単位で信頼出来る有効期間に至っては、まだ人類の誰も知りません。
インフルエンザに対する免疫は、予防注射だと有効期間がざっと5ヶ月。感染して回復した場合でも半年~一年程度しか続きません。病原体によってはもっと短い、つまり事実上免疫付かないヤツもいます。
旧型コロナは、毎年大勢が罹る風邪の原因ざっと15%。免疫が長持ちしない家系から出た新型コロナなので、「なぁに、免疫が付いたら大丈夫だ」なんて甘い期待するとひどい目に会いかねません。
例えば3ヶ月程度が新型コロナの免疫有効期間だったりすると、いつまでたっても終息しない、やっかい極まりない病気という事になります。それなら社会は何年も三密厳禁を必須とするしかありません。
---
【緊急事態】は、たぶん延長
ニュース聞いてる限り少なくとも一か月延長のようです。万が一その新しい期日で解禁しても、捕捉しきれない感染者が残っている限り再爆発します。つまり年単位で三密厳禁を維持するしか、社会に選択肢がありません。特効薬とか一年は免疫続くワクチンでも出来ない限りは。
【三密厳禁を守れなければ】、事実上【病院が無い社会で暮らす事になる】のが、武漢肺炎の恐ろしさです。
【三密厳禁の社会に変えましょう】
手段は変えて良いのです。守るのは目的です。
例えば、出勤するのは「手段」で、目的は「仕事を片付ける」事です。
例えば、登校するのは「手段」で、目的は「教養を得る」事です。
会社とか学校に行く事で得られるのはコレだけでは無いですが、全部適えられないなら主目的からでも片付けるべきです。
---
ワタクシが社会人になった頃、仕事の道具は固定電話と物理郵便、そして筆記用具だけでした。ワープロとかファクスも部に一台位なら有った時代。会議とは地声で届く範囲の人とやるもので、後は出張。その当時に決まった仕事の当たり前は、こんな「当時でも使えた手段」による制約を踏まえたものです。
デスクワークなのに古臭い会社は、今オフィス閉鎖を迫られ活動出来ないか、従業員罹患のリスク抱えてます。備えていた会社は、テレワークの比重を急速拡大し、多少詰まりつつも低リスクで事業を継続しています。今回の騒動で沢山の大企業はテレワーク主体の運営を経験し良い点を理解し、業者や協業者にも求めてくるでしょう。高効率が知れ渡れば、何時か三密解禁日が来ても戻れません。
いやであろうと、暫くは社会全体で三密を緩和し、現場や工場・商店に出勤せざるを得ない職業の感染リスクを減らすしかありません。それをしなければ、結局経済が回わりません。
---
政治や政府、学者や専門家は誰であろうと神ではありません。税金と国債から野放図に金出し続けたら最後は貨幣価値の下落、つまり酷いインフレにしかなりません。そのインパクトは、経済的に弱い層から順に厳いものになります。
でわ。
Posted at 2020/05/02 01:20:06 | |
トラックバック(0) | 日記